貸していただいた本📖 ワークショップをいくつか控えているのでとても勉強になったし、普段演出について感じていることが「言葉」になっていたなという印象。 最近、平田オリザさんの名前が四方から聞こえてくるので、学べ！　ということかもしれない。 オリザさんは本の中でブレヒトと私の違いは"空間への同化を目指している点"とこたえていて、なるほどなと思った。 撮影という特殊な行為がプラスされた時に、俳優の身体や演出の方針はどのような核を携えておくべきか、自分なりにもう少し考えておきたい。

貸していただいた本📖 ワークショップをいくつか控えているのでとても勉強になったし、普段演出について感じていることが「言葉」になっていたなという印象。 最近、平田オリザさんの名前が四方から聞こえてくるので、学べ！　ということかもしれない。 オリザさんは本の中でブレヒトと私の違いは"空間への同化を目指している点"とこたえていて、なるほどなと思った。 撮影という特殊な行為がプラスされた時に、俳優の身体や演出の方針はどのような核を携えておくべきか、自分なりにもう少し考えておきたい。

小池真理子「玉虫と十一の掌篇小説」(新潮文庫) 某プロデューサーさんから、本作の一篇である「いのち滴る」をご紹介していただいたきっかけで全篇を読破した。 眼前の人を欲望することは至極全うなことで、それにしたがうこと＝恋、はいつでも予期せぬ世界観との衝突を喚起している。 それがたとえ社会の定めた形式にあてはまらなくても、学びとしての結末に人間の真実がリフレクションする。 空白やさびしさの埋め合わせではない、人間が人間として高まっていく物語たち。