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2024年11月の読書メーターまとめ

yuuguren
読んだ本
7
読んだページ
2856ページ
感想・レビュー
7
ナイス
93ナイス

2024年11月に読んだ本
7

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yuuguren
題名は罪とパンデミックを合わせた造語なのだろう。コロナ禍で職を失った人など、生活するうえでコロナに大きく影響を受けた人たちを主人公とした短編が6編。幻想的やらミステリーチックやらで、それぞれがひとひねりありの良作だが、なかでも「特別縁故者」が現実路線のハッピーエンドで印象に残った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
7

yuuguren
ネタバレ都議会議員の夫と元女優の妻が何者かに殺され自宅に放火される。捜査一課の五代たちは事件を調べていくうちに、妻と同僚刑事の山尾が同じ高校を出ており、さらに夫がこの高校の教師であったことをつかむ。 東野さん得意の前半「何かありそうだな」、後半「そういう事だったのね」つまり伏線張りとその回収がたびたび出てきます。途中から先を知りたくてページをめくる手が止まらなくなりました。
が「ナイス!」と言っています。
yuuguren
ガン宣告を受けてから亡くなるまでの4か月間の日記で、体調の変化すなわち激烈な症状が発生してしまうことなども書かれていて読んでいてつらい部分もある。しかし亡くなる直前まで書くことを続けた作家魂に感服した。
が「ナイス!」と言っています。
yuuguren
本書は20歳前後から40歳前までの主人公みのりの約20年間の成長を描いたものである。みのりはボランティアサークル仲間の玲や翔太のように割りきった生き方ができず、傷つきながらも少しずつ手探りで進んでいく。知らない世界を知りたい、しかし知ってしまうと現実の残酷さに傷ついてしまうというような、皆にありがちでごく普通の人であるみのりに多くの人は共感するのだろう。ボランティア活動とは全く縁のない自分なので、飽きることなく読めるか不安であったが、全く杞憂で十分に楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
yuuguren
ネタバレ第一章から四章まで、各章ごとにそれぞれが年代も主人公も異なる独立した話ではあるが、全て一枚のエスキース(本作を制作する前の構想画)に絡んでいる。各章に脈絡が薄くバラバラであると感じていたが、第四章「赤鬼と青鬼」が第一章「金魚とカワセミ」の主人公ブーとレイ(蒼と茜)の30年後であることが最後に明かされ、エスキースが経てきた歴史とともに、本書全体が生き生きときっちりつながる展開に爽快な感覚を持った。
が「ナイス!」と言っています。
yuuguren
題名は罪とパンデミックを合わせた造語なのだろう。コロナ禍で職を失った人など、生活するうえでコロナに大きく影響を受けた人たちを主人公とした短編が6編。幻想的やらミステリーチックやらで、それぞれがひとひねりありの良作だが、なかでも「特別縁故者」が現実路線のハッピーエンドで印象に残った。
が「ナイス!」と言っています。
yuuguren
ネタバレ第一部濁流で高樹治郎のスクープにより政治家として大きく回り道をすることとなった田岡総司の復讐劇。今回の総司の策は、治郎と検察松永への復讐、政治の師である増渕の仇の長村幹事長の追い落とし、友岡議員の切り捨てなど一石四鳥にも五鳥にもなっていて決まりすぎた感がある。治郎の息子の和希は何の落ち度もないのに巻き込まれていて気の毒だ、第三部ではさらなる復讐劇が予想される。
が「ナイス!」と言っています。
yuuguren
本書を読んで落合監督の成績が、8年間でリーグ優勝4回、日本一を1回、すべてAクラスという輝かしいものであることを初めて知る。 落合の手法はロマンや熱狂を排し、選手にプロフェショナルたることを求め、目の前のゲームに必要なピースとして用兵する。それは勝利の近道だが、エンターテイメントとしてのプロ野球にはロマン・熱狂といった落合流勝利と相反する要素も必要だった。しかし本書に登場する各選手はピースとして扱われた側面はあるが、詳しく知るとプロ選手として輝いたというある種ロマンもあるような気がする。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/04/05(633日経過)
記録初日
2023/01/02(726日経過)
読んだ本
154冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
59656ページ(1日平均82ページ)
感想・レビュー
132件(投稿率85.7%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
自営業
自己紹介

1959年11月生まれです。
会社を引退し、今は完全フリーです。
基本的に書店へ出かけて読む本を興味のままに物色、購入しています。
よろしくお願いします。m(__)m

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