ネタバレクローズドサークルに存在しないはずの人が犯人という最近Huluで実写化された某「〜館の殺人」を思わせるトリックを軸に、昔劇団にいて、射撃もやってたとか謎情報ぶっ込んでくるから推理とか関係なくミステリー脳なら感覚で「あっ、この人犯人かも」って思う人がしっかり犯人やし「じゃあ動機はこんな感じかな」ってなんとなく頭に浮かぶイメージがそのまま動機やし円筒状の塔にワイヤー巻きつけるだけでロープウェイになるわけないやろアホか名探偵コナンちゃうねんぞってなる駄作でした。まあでも「〜館の殺人」は全部買う呪い。

ネタバレ『完璧な羽だ。濡れたように光るこの黒。尖った羽先が美しいし、羽軸や羽弁に微塵も痛みがない。死のように完璧だ』ここ好き。僕の有栖川有栖のイメージはいちいち文章がセクシー。あとなんかやたら他の作家や小説、だけじゃなく古い映画や絵画などその他芸術への知識を練り込んでくるけどなぜかそれが鬱陶しくない。ほろ酔いで読むと全く文章が頭に入ってこないけどなぜか情景だけは浮かぶのがほんま不思議。

ネタバレクローズドサークルに存在しないはずの人が犯人という最近Huluで実写化された某「〜館の殺人」を思わせるトリックを軸に、昔劇団にいて、射撃もやってたとか謎情報ぶっ込んでくるから推理とか関係なくミステリー脳なら感覚で「あっ、この人犯人かも」って思う人がしっかり犯人やし「じゃあ動機はこんな感じかな」ってなんとなく頭に浮かぶイメージがそのまま動機やし円筒状の塔にワイヤー巻きつけるだけでロープウェイになるわけないやろアホか名探偵コナンちゃうねんぞってなる駄作でした。まあでも「〜館の殺人」は全部買う呪い。

ネタバレ今回はジェネリック犀川こと海月くんがトリックを解明して警察に伝えるとすでに警察はもっと早い段階で犀川から教えられて知ってたパターンでした。海月くん今回も不憫。事件発生直後から行方不明の所長がそのまま重要参考人だし、動機方面は西之園が導きだしたように見せてまたしても全部知ってる保呂草くんがネタバレしただけだし、犀川は今回も西之園とイチャイチャしながら飯食うついでに解決するし、λ（ラムダ）はただのタムラの駄洒落だったし、なにこの…なに？まあ森博嗣はこれでいいんだよこれで。