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2024年4月の読書メーターまとめ

小便小僧
読んだ本
2
読んだページ
500ページ
感想・レビュー
2
ナイス
8ナイス

2024年4月に読んだ本
2

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

小便小僧
久々に街で街宣車をみた。ヘッドホンを突き抜けて聞こえた軍歌の音に驚いてそちらに目をやると、周りにいた人も視線の先に黒塗りの大型車を見ている。SNSをはじめとして心無い言葉が垂れ流されている現代に、他者について思考することはどのようにして可能なのだろうと考えたりした。旧知の友がある集団を指して信じられない言葉を吐いたとき、どのように関わっていけば良いのだろう。「断片的な」ものしか共有できず、他者について「断片的」な知しか持ち得ない私たちは、常に「断片的な」存在であることを心に留めておく必要がある。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
2

小便小僧
久々に街で街宣車をみた。ヘッドホンを突き抜けて聞こえた軍歌の音に驚いてそちらに目をやると、周りにいた人も視線の先に黒塗りの大型車を見ている。SNSをはじめとして心無い言葉が垂れ流されている現代に、他者について思考することはどのようにして可能なのだろうと考えたりした。旧知の友がある集団を指して信じられない言葉を吐いたとき、どのように関わっていけば良いのだろう。「断片的な」ものしか共有できず、他者について「断片的」な知しか持ち得ない私たちは、常に「断片的な」存在であることを心に留めておく必要がある。
が「ナイス!」と言っています。
小便小僧
「沖縄」という場について私のような内地の人間が思考すること/語ることは難しい。安易な多様性や二項対立はもちろん、越境的・脱構築的思考においてさえもある種の定型化した語りから逃れることはできない(「沖縄」に限らずとも)。各々の軸によって二項対立を行き来するとはいっても、「境界線」を前提せざるを得ない。そこで本書はあえて「境界線を抱いて」思考する。「境界線」の真上で/とともに/について語ること。絶えず変化するあちら/こちらについての思考を止めないことで、そこは常に「はじめての沖縄」であり続けるのだろう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/07/24(299日経過)
記録初日
2023/07/14(309日経過)
読んだ本
28冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
6978ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
25件(投稿率89.3%)
本棚
1棚
性別
年齢
24歳
自己紹介

何かいろいろと

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