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2024年4月の読書メーターまとめ

野良松
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感想・レビュー
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ナイス
52ナイス

2024年4月に読んだ本
4

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1

  • 蒼

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

野良松
山本文緒さんの著作を初めて読む。プロローグとエピローグの存在が面白かった。話の内容でいえば、何か本当に大きなイベントがあった訳ではない。よくあるが、しかし息苦しさを感じる生活の様々の中で主人公の都は大きく変わっていく。先の見えない閉塞感の先に進もうとしているし、その感情や思いに共感するところも多い。そんな本編からのエピローグ、そうか、でもやっぱり人はそんなに変わらないよね、とこれも現実的にはあるあるだからこそ、楽しい読後感を感じました。他の著作も読んでみよう!
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
4

野良松
山本文緒さんの著作を初めて読む。プロローグとエピローグの存在が面白かった。話の内容でいえば、何か本当に大きなイベントがあった訳ではない。よくあるが、しかし息苦しさを感じる生活の様々の中で主人公の都は大きく変わっていく。先の見えない閉塞感の先に進もうとしているし、その感情や思いに共感するところも多い。そんな本編からのエピローグ、そうか、でもやっぱり人はそんなに変わらないよね、とこれも現実的にはあるあるだからこそ、楽しい読後感を感じました。他の著作も読んでみよう!
が「ナイス!」と言っています。
野良松
南直哉和尚による書。年老いた老師と悩める少年との対話の形をとりながら、私とはなにか、生きるとはなにかという、人が生きていく上でいつかは抱くであろう、そして答えの無さから考えるのをやめてしまう根源的な悩みに対して言葉を紡いでいく。その言葉は平易ではあるが、深く、重い。少し光が灯したようにも思えるし、まだ何も見えないようにも思う。もう一度、もう一度、繰り返し読みながら、考える。
が「ナイス!」と言っています。
野良松
垣谷美雨さんの著作3冊目。3人の女性の大学から子育てが終わるまでを、その時々の時代を反映させながら、行きつ戻りつ物語が進行していく。今の時代をもとにした判断からは少し想像もつかないところもあるのだが、現在の日本での女性へのレッテル張りの残存からも、女性が女性として生きづらい時代だったのだろう。 その日本のくだらなさが、「頭の良くない人が大学へ行ってドーシマスカ」と話すようなレイモンを投入することで見事に対比されている。そんな時代に翻弄されたとも言える女性達の楽しいお話でした。
が「ナイス!」と言っています。
野良松
男性だけのバレエ団、トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団に入団した初の日本人ダンサー。実は生まれた時は女性であり、その後の性別違和から性別適合手術を受け、男性として生きている今までの生活を振り返りながら綴った書籍。文体は若者向けということもあり、色々な葛藤もさらっと読み進めていけるが、実際は沢山の苦労があったのでしょう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/02(289日経過)
記録初日
2023/08/01(290日経過)
読んだ本
159冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
49526ページ(1日平均170ページ)
感想・レビュー
33件(投稿率20.8%)
本棚
6棚
自己紹介

その時々で興味を持った本をジャンルを定めずに読んでます。

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