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2025年12月の読書メーターまとめ

おちゃらけなめくじ
読んだ本
7
読んだページ
2307ページ
感想・レビュー
7
ナイス
17ナイス
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2025年12月に読んだ本
7

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

おちゃらけなめくじ
谷崎的マゾヒズムのあらわれ。大阪、三味線といった日本の伝統的世界観を軸とした日本回帰の兆候が痴人の愛とは対照的。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
7

おちゃらけなめくじ
谷崎的マゾヒズムのあらわれ。大阪、三味線といった日本の伝統的世界観を軸とした日本回帰の兆候が痴人の愛とは対照的。
が「ナイス!」と言っています。
おちゃらけなめくじ
描写に優れた本。ハッと胸を打つ情景がこの本の味。プルーストの時間感覚については続く巻でゆっくり吟味したい。ただ、プチットマドレーヌを紅茶に浸して食べた時に、過去の記憶が完全なる形で蘇るあのシーンが後世に与えた文学的影響は今更議論する必要はない
が「ナイス!」と言っています。
おちゃらけなめくじ
生命は循環する。物質的にも観念的にも、あらゆる形で。我々はその一瞬、一瞬に意味を見出すうちに、大局の偉大なる円環に気付き、畏怖し、身を委ねる。それが生きるということ
が「ナイス!」と言っています。
おちゃらけなめくじ
マレー人のシンガポールでの立場。人種・宗教・言語の多項的な対立。民族問題の様相は、民族の分配パターンによってそれぞれ異なると思う。少数派が半数に近く、少数派の種類が多いほど問題は複雑化すると思える。そういう意味で彼らの立場はあまりに多変数的で絶妙なバランスで成立していると感じた。その点で同じ多民族国家とは言え、文化的歴史的背景から単一民族国家に類似している日本の住民からしてみれば興味深く学ばせてもらった。本書は民族の特性に人生に普遍なテーマと朝→夜の時間経過を重ねた多層的な構成をしている点も魅力だ。
おちゃらけなめくじ
昨今のジェンダーフリー的な批判を恐れずに書きたい。この物語は女の人生のさだめについての本である。時代性が大きく影響しているが、女に生まれた以上避けられない生き方や運命の残酷さを示している。同時に、それを反転させて男として生きる運命を示している。性別という残忍な仕組み。エロティシズムとグロテスクさ。生と死。二者は血肉を介して密接に絡み合っていると感じた。
マダムぷるる
2025/12/03 16:59

「女の人生のさだめ」について書かれている、確かに。スッと腑に落ちる思いになりました。

が「ナイス!」と言っています。
おちゃらけなめくじ
後半にかけてオートバイの旅から哲学的探求へと重心が極端に偏る。だが、最後は全てを振り切って現実の旅に帰還し、息子との関係に目を向ける。パイドロスと著者の二人の人格。クリスとの確執。著者はパイドロスをあくまで客体として扱っていたが結局は人格は合一する。パイドロスに立ち返る。クリスにとっては精神の旅も著者なども最初からいなかった。最後にパイドロスとクリスがオートバイの旅に集中し、現実世界に帰還する。クリスはただ父パイドロスと同じ経験を共有出来ないことが不満だった。その気づきで話が終わるのが僕は好きだった。
おちゃらけなめくじ
すごい本だった。後半になるにつれて理解に難儀した。特に『クオリティ』を理解するために頭を抱えた。ただ語弊を恐れずに言うならば、物事に価値があるのではなく、価値が物事を生むのだという事だ。そして我々には最上の価値を探求し行動する内在性の作用があるという風になるだろうか。禅や瞑想は実践を通してその根源と調和を図る営みなのかもしれない。話が進むにつれ現実の旅と精神の旅の比重が逆転していく

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/07(895日経過)
記録初日
2024/06/02(595日経過)
読んだ本
107冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
33098ページ(1日平均55ページ)
感想・レビュー
45件(投稿率42.1%)
本棚
1棚
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