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2025年12月の読書メーターまとめ

わた
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18
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感想・レビュー
18
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2025年12月に読んだ本
18

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

わた
ネタバレ夜の明けない街・ロンドンで死神として生きる少年、ジェームズは永久の時を生きる聖女、メアリーと出会う。彼らは死神と聖女という正反対な立場でありながら、2人の間で交わされたある契約をきっかけに少しずつお互いの距離が縮まっていく過程がたまらない。「命」の扱いに対する倫理観を揺らがされるような描写もありながら、「生」や「死」というものに大きく人生を変えられてきた彼らがそれでも生き抜こうとする姿が描かれていて、読んでいて何度も絶望に突き落とされそうになりつつも、辿り着いた結末は温かくてとても救われた気持ちになった。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
18

わた
ひょんなことからルームシェアをすることになった女性2人の生活を描いた連作短編集。なかなか表には出さないし、出せないけれど、みんなそれぞれ抱えているつらい記憶や悩みがあって、それでもおいしいごはんを食べて生きていこうとする人々が描かれていて、すごくグッときた。彼女たちの言葉にハッとさせられながらも、ダメな自分やつらい過去を認めてそれでも生きていくこととの尊さをすごく教えてもらった気がする。秋谷さんの文章はあたたかくてクセがあるわけではないのに、スっと頭に入ってきて人間ドラマがアツくてたまらない。
が「ナイス!」と言っています。
わた
ネタバレ正しいことがなにより強いと信じ続けているが故に、人間関係をこじらせた愛奈は現在、無職。そんな彼女の銀行口座には2億円がある。貯金額とは裏腹に節制した生活を送っている彼女は、福祉団体等に多額の寄付をすることに喜びを感じていた。そんな彼女のもとに同じく無職であるものの浪費家の従姉妹、忍が転がり込んでくることで彼女の価値観は揺らいでいく。最初は、忍の破滅的な生き方になかなか共感できず、苦しかった。彼女と暮らしていく中で愛奈もタガが外れたように少しずつ狂っていく様は痛々しいけれど、とても自由気ままで清々しかった。
が「ナイス!」と言っています。
わた
恋愛、結婚、出産について熱量も全く異なる4人の女性の視点から描かれている物語。私もいつか彼女たちのようになってしまうのではないか…と思うぐらい、分かりたくないはずなのに、いつの間にか彼女たちの行き過ぎた欲望に共感してしまっている自分がいた。なにより、彼女たちの欲望の果てに辿り着いた結末が受け入れがたくて、山下さんのやわらかい文体も相まって、余計苦しくてなんとも言えない読後感ですごく好きだ。
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わた
ネタバレ廃墟だけが残る無人島、龍穴島。そこでは人々の思惑や様々な感情が交錯し、物語は3つに分岐する。読んでいて頭の中がぐちゃぐちゃになりながら、辿り着いた結末にただただ圧倒された。読みながら誰もが怪しいなあ…と思いながらも、ミステリ、殺戮サバイバル、並行世界SFのどの世界線の要素にも惹かれるものがあって、読んでいてニヤニヤしてしまう。でも、やっぱり本書の感想は「私は一体何を読まされていたのか…!」これに尽きると思う。複雑な内容なのに、全ての伏線の繋がり方と真相が分かったときの爽快感がたまらなかった。
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わた
ネタバレ夢と夢を繋ぐ仕事「夢交換手」は特殊な仕事ゆえに家族と同僚以外から自身の存在を忘れられてしまう。そんな夢交換手の川崎は人との交流に消極的で諦めを感じていた。川崎は孤独な夢を見る女性、凪沙の夢へと出張する中で誰かと交流することの楽しみを感じ、彼なりに前を向いて行動していく様がすごく眩しくてグッときた。川崎以外にも彼の同僚である濱口、凪沙の働くカフェの店長、山下などどのキャラも魅力的で彼らの考え方にすごく惹かれた。なにより、自分の人生を諦めかけていた川崎と凪沙が自分の手で未来を切り開いていくラストがたまらない。
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わた
文章を読むプロである三宅さんが、作家だけでなく様々な職業の方の文章の魅力を例文に挙げながら、熱量高く語りかけてくれる本。私自身、なんとなくこの作家さんの文体が好きでつい読んでしまうなあ…と感じることはあったけれど、文体そのものの良さだけでなく話の運び方にまで言及していて、着眼点に驚きつつも読んでいて、とても楽しかった。文体の魅力を紹介する本ではありつつも、どの例文にもすごく惹かれるものがあって、ブックガイドとして読むのも楽しいはず!なにより、三宅さんの文体が魅力的だからこそ、読んでいて楽しかった!
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わた
ネタバレある1人の少女の犠牲によって、平和がもたらされた世界で少年と少女の愛と罪、そして世界の運命を揺るがす決断について、描かれているセカイ系小説。残された人々の感情と決断が丁寧に描かれていて、読んでいて本当に苦しかった。誰かに優しくすることでしか自分を認められなかった少年が少女に自分の優しさを肯定してもらえたシーンが本当にたまらなくて泣いてしまう。誰かが苦しいときにその痛みに寄り添うということ。その大切さが痛いほど身に染みた最高の読書体験だった。
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わた
ネタバレ生物部を中心とした理系の部活に打ち込む高校生が科学の知識を活かして、日常の謎を解き明かす青春ミステリ第2弾。私自身、文系でフィールドワークになじみがないからこそ、食痕や鳴き声などでどの動物か特定できてしまうところに驚かされたと同時に科学って面白いな!と科学の可能性にすごく惹かれた。日常の謎を科学的に解明していくだけでなく、その過程で不穏な秘密に辿り着いてしまうところにドキドキしながら、小さな違和感が重なり合うことで、こんな真相を知り得てしまうのだとワクワクしてしまった。続編も楽しみ。
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わた
じょせまるのかわいさと藤野先生のやわらかくて優しい言葉に癒されながら、日々がんばっている自分や認めたくない自分の一面をやさしく受け止められた気がする。特に、自己評価が低くてなかなか自分のがんばりを認められない私には「自分の中に基準」を持って「ここが今日できたな!」と少しでもできたことを認めるというのがすごく胸に響いた。なにより、私は休むのに罪悪感があって、限界なのに休むまでの決断にかなり時間が掛かってしまったからこそ、藤野先生の言葉が本当に刺さって自然と涙が出ていた。心を癒しに何度でも読み返したい。
わた
ネタバレ日陰者を自称する理系オタクの出田が岩間という成績優秀な人気者の少女と出会うことで始まる物語。しかし、彼女は周りが求める自分と本来は科学好きな自分というジレンマを抱えていて…?そんな彼女の科学が好きな気持ちを尊重しつつ、出田や甘南備、水崎らと日常の謎を科学的に解決していき、生物部で楽しく活動していく青春ミステリかと思いきや、微かな違和感の謎が少しずつ解けていく中で、衝撃の事実が明かされるという完璧な伏線回収の鮮やかさ…!本当に読んでいて、気持ち良かったしまた騙されたいと思ってしまう最高の青春ミステリでした。
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わた
ネタバレ夜の明けない街・ロンドンで死神として生きる少年、ジェームズは永久の時を生きる聖女、メアリーと出会う。彼らは死神と聖女という正反対な立場でありながら、2人の間で交わされたある契約をきっかけに少しずつお互いの距離が縮まっていく過程がたまらない。「命」の扱いに対する倫理観を揺らがされるような描写もありながら、「生」や「死」というものに大きく人生を変えられてきた彼らがそれでも生き抜こうとする姿が描かれていて、読んでいて何度も絶望に突き落とされそうになりつつも、辿り着いた結末は温かくてとても救われた気持ちになった。
が「ナイス!」と言っています。
わた
ネタバレボドゲカフェを中心に展開する複雑な人間関係がそれぞれの勇気によって少しずつ変化していくボドゲカフェラブコメ第2弾。1巻で語られたバンジョーの退学とそれに纏わる友人関係の違和感が明らかになったとき、まさかの叙述トリック!?とミステリ好きの私大歓喜…!武士や半杭も加わったことでさらに複雑になっていく人間関係やウタマルが自身の正体をバンジョーに告白したりとどの展開も面白くてワクワクしながら読み切ってしまった。早く続きが読みたいし、正直どのキャラクターも魅力的すぎて応援してしまう。
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わた
企業コンサルタントである著者が能力と選抜を否定する中で、どうすれば誰もが自分の特性を認めあって働きやすくなるのかについて、現場でのエピソードも交えて書かれていて、読みやすいと同時にすごくハッとさせられた。中でも、組織の中で上手く力が発揮できていない人に「できない奴」のレッテルを貼るのではなく、その人が力を発揮しやすい仕事の仕方や上司との1on1など誰もが働きやすくなるための方法はあることを論理立てて説明していて、すごく勇気づけられた。
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わた
ネタバレ魅力的なキャラクターの複雑な人間関係や軽妙な会話にすっかり虜にされていて、この世界観に気づいたら飲み込まれていた。久々に読まされた気がする…!ボドゲカフェラブコメというポップな触れ込みとは裏腹に目次を見れば、時系列が段々過去に遡っていく中で、様々な事実が明らかにされていく展開がたまらない!なにより、バンジョーが良い奴すぎて本当に応援したくなってしまうし、心の底から幸せになってほしい。最後まで読むと、ボドゲカフェを中心に展開する人間関係の見え方が一変していて、どのキャラクターにも感情移入してしまう。
が「ナイス!」と言っています。
わた
阿津川さんが児童書のミステリを書かれたということでワクワクしながら読み進めた。うみねこ町では価値のないものばかり盗む怪盗うみねこという存在がいて、彼の正体や目的を突き止めようとするうみねこ町探偵団の小学生3人の連絡短編集。探偵団の活動を読んでいて、ほほえましいと同時に子どもの頃やってみたかったなあ…というワクワク感もあってすごく胸がアツくなった。事件の謎を解いていく中で、ヒサトはトリックに興味がある一方、ケンは人の心の機微が気になるという正反対な2人がお互いを認め合い、成長していく姿がとても眩しかった。
わた
2025/12/04 16:37

子どもの時にこんなミステリが読みたかった…!ハウダニットが気になるヒサトとホワイダニットに関心があるケンという正反対な2人を描くことで、自然とミステリ的なものの見方を知れるなあ…と今この作品を読める子どもたちが羨ましくなった。

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わた
ネタバレピアノの音が聴こえない少年が、未来の記憶を持つある少女との出会いによって、自分の過去と向き合うひと夏の物語。ゲームクリア後に読んだからこそ、序盤から日常の些細な会話まで至る所に伏線が張り巡らされていて、ワクワクしながら読み進めた。特に、歩人がトキオという自分の忘れてしまいたい思い出を預けた存在と向き合い、少しずつ過去を受け入れていくシーンがたまらない。なにより、子どもの頃行き違ってしまった彼らが各々の罪を認めた上で、歩人を導こうと画策していたのだと全ての謎が繋がったときすごく胸がアツくなった。
が「ナイス!」と言っています。
わた
ネタバレ乃々亜の裏切りとそんな彼女に対峙する政近たち。乃々亜にボロを出させるために敢えて歩み寄る姿勢を見せる政近に耐えきれず、感情を爆発させる綾乃が本当に純粋で真っすぐで愛おしい。他方で手芸部員による統也や雄翔、政近男性陣の女装ファッションショーには思わず笑わされた。終業式でのアーリャが公約を宣言するシーンは、彼女の今までの積み重ねてきた努力が実となって、自信として大きく表れていてすごくグッときた。個人的には綾乃が有希と政近にこれからも一緒にいたいと今まで隠し通してきた本音を打ち明けるシーンが1番たまらなかった。
が「ナイス!」と言っています。
わた
ネタバレ3年連続、無人島での特別試験。しかも、ペイント銃を用いたサバイバルゲームという展開にとてもワクワクした。綾小路の思考や行動に少し違和感を持ちつつも、バトル要素を楽しみながら読み進めた。特に、試験終了時間が近い中での龍園と綾小路が対峙するシーンが激アツで、違和感の多かった綾小路の行動の理由が明らかになると同時にクラスメイトの心理まで操ろうとする綾小路がたまらなかった…!次回のさらなる無人島特別試験も楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/18(883日経過)
記録初日
2025/08/24(146日経過)
読んだ本
95冊(1日平均0.65冊)
読んだページ
23259ページ(1日平均159ページ)
感想・レビュー
95件(投稿率100.0%)
本棚
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