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2024年8月の読書メーターまとめ

本間フミヤ
読んだ本
9
読んだページ
2377ページ
感想・レビュー
7
ナイス
122ナイス

2024年8月に読んだ本
9

2024年8月のお気に入り登録
3

  • coffee
  • みにみに
  • めりー

2024年8月のお気に入られ登録
2

  • coffee
  • みにみに

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

本間フミヤ
ネタバレ努力する者の勇気になってくれるような小説だなと思いました。外村は音楽に対する素養もない、家にピアノもないけれど、調律に対する熱意だけは人一倍あって、しかも謙虚なんですね。自分は至らない。けれど、自分にできることはなんだろうか、と考え続ける姿勢に惹かれました。「怖けりゃ必死になるだろ。全力で腕を磨くだろ」「『絶対』はない。『正しい』も『役に立つ』も『無駄』もない」など、とても勇気のもらえる言葉ばかりで、とても静かな雰囲気の小説なのに熱くなれました。自分もできることをこつこつとやってみようと思います。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
7

本間フミヤ
ネタバレ努力する者の勇気になってくれるような小説だなと思いました。外村は音楽に対する素養もない、家にピアノもないけれど、調律に対する熱意だけは人一倍あって、しかも謙虚なんですね。自分は至らない。けれど、自分にできることはなんだろうか、と考え続ける姿勢に惹かれました。「怖けりゃ必死になるだろ。全力で腕を磨くだろ」「『絶対』はない。『正しい』も『役に立つ』も『無駄』もない」など、とても勇気のもらえる言葉ばかりで、とても静かな雰囲気の小説なのに熱くなれました。自分もできることをこつこつとやってみようと思います。
が「ナイス!」と言っています。
本間フミヤ
ネタバレ私が読んできた中では一番満足できるハッピーエンドを飾る小説なんじゃないかなと思いました。再読ですので、真緒が猫であるということを踏まえて読みすすめていたのですが、結構早い段階で伏線が張られているのですね。でも、初読でこの真実は気づかないですよね。浩介と真緒の結婚生活はとてもおバカで甘々で、読んでいる自分も恋をしたくなります。浩介はほんの些細なきっかけで猫だった真緒を拾ったわけですが、それに真緒は命を助けられているので、真緒には二世分の愛情があるのですね。そして真緒の養父母すげえ。真緒は幸せだっただろうな。
が「ナイス!」と言っています。
本間フミヤ
ネタバレロールバックという時間を遡行する現象を巡った物語です。2日前の18時に戻るという設定なので、時間の繋ぎ目を考えながら読むのが面白かったです。彰人ってたしかに野球をできるのはすごいとは思うんですけど、それを失った瞬間に荒れ始めて暴力なり借金なりしているので、元々大した事ない人間ですよね。癌みたいな人が家族にいると大層厄介なもので、その人の影響によって頑張れる人も頑張れなくなってしまうのは本当に哀れとしか言いようがないですね。八目さんの四季シリーズはそういう人が多く出てくるストーリーなんかなって思ったり。
が「ナイス!」と言っています。
本間フミヤ
ネタバレ再読。大阪の人達って日常でこんな面白い会話してるんですかね笑 私も屁こいて寝るわって言ってみたいです。地元が嫌なヘイスケも、地元に甘えきっているコウスケも、一旦東京に来てみれば新しい自分を見つけられましたし、地元の温かさも実感できるようになりました。もし、自分の住んでいるところが気に食わなかったり、マンネリ化しているのであれば、名古屋でも東京でも行ってみたら良いのかもしれないですね! そして人は成長していく。ヘイスケは戸村飯店の皆に認められていないと思っていたけれど、「すかしてる」も愛情だったのですね。
が「ナイス!」と言っています。
本間フミヤ
ネタバレ再読。貴湖は親から散々酷い目に遭って、やっと解放されたと思ったのに、主税みたいなクソ男を魂の番と勘違いしてしまった上にアンさんまで失ってしまうなんて、本当に可哀想な女性だと思います。しかし、そんな存在だからこそ愛の52ヘルツの声を聞き分けて、助けてくれたのだと思うと、ある意味では必要な巡り合いだったのかもしれません。現実は辛いですが、生きるのをやめければ、魂の番のような仲間に巡り会えるのかもしれませんね。正直アンさんには死んでほしくなかったなって思うけど、母親の無理解に晒されて辛かったろうなとも。同情。
が「ナイス!」と言っています。
本間フミヤ
ネタバレもう一度読みたくなって再読。この本は登場人物達の会話がリズミカルでまるで音楽を聴いているかのようです。内容もユーモアに溢れていて、自分も人とこんな楽しい会話をしてみたいと読んでいて思います。登場人物たちがゆるい縁でつながっているのもいいですよね。そして、比喩表現もとても好みです。織田一真と織田由美の結婚の様子を、サッカーの様子にとても具体的に例えているのですげえ! って思いました。的確でユーモアがあって想像しやすい比喩だから、なんだかもう感服させられますね。伊坂幸太郎さんの本は粋で、唯一無二だなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
本間フミヤ
ネタバレ浮気相手の子供を誘拐した希和子は、逃げて、逃げて、やがて小豆島へ…。希和子と恵理菜の境遇があまりにもせつなすぎます。読んでいて何度も心が痛くなりました。二人共浮気症のクズ男に妊娠させられて、それでも懸命に生きようとするの、本当に健気すぎます。二人はそんな過酷な運命の中で巡り合った偽りの関係ですが、この二人の関係の方が、恵理菜と彼女の実の両親との関係よりもよっぽど健全に思えます。ちゃんと正しく我が子を愛し、想う。二人が実の親子だったらどれほど良かったか。最終的に二人共憎しみから開放されてよかったと思います。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/22(399日経過)
記録初日
2023/08/23(398日経過)
読んだ本
147冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
47078ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
143件(投稿率97.3%)
本棚
3棚
年齢
22歳
現住所
福島県
自己紹介

読書が好きではあるのですが、たまにスマホをいじっちゃったりゲームをしちゃったりして、自分は本当に読書好きなのかと不安になる時間が定期的にあります。そうなったら自己啓発本を一日で読んで、一日で本を読み切れるほどの集中力はあるぞ! と自信をつけることにしています。普段は小説を読みます。たまに小説を書きます。読書好きな人が周りにいないので、そういった友人をたくさん持つのが夢です。よろしくお願いします。

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