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2025年1月の読書メーターまとめ

LaVieHeart
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感想・レビュー
17
ナイス
1508ナイス

2025年1月に読んだ本
17

2025年1月のお気に入り登録
6

  • 武
  • もちこ
  • TN
  • マイヒロ
  • 慶光院義和
  • yutan2278

2025年1月のお気に入られ登録
6

  • Shady books
  • 武
  • もちこ
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  • マイヒロ
  • 慶光院義和

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

LaVieHeart
「自身が留まることを選ばざるを得ないクローズドサークル」に閉じ込められた、比留子さんと葉村くん。 建物の構造がちょっと特殊でイメージしづらく、位置関係を把握するのに苦労してしまった都合、読むのに時間がかかってしまった。。。 気になっていた斑目機関の研究内容も明らかになったが、不木は己の欲望を満たす為だけに何と残酷な事をしたのだ、と、巨人にされた子には憐憫の情を感じざるを得ない。そういう意味で、どうにもスッキリしない読了感を覚えた。 結局、巨人はどうなったんだろう?そして、重元さんって誰だったっけ。。。?
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2025年1月の感想・レビュー一覧
17

LaVieHeart
かの「吾輩は猫である」のオマージュというか、現代風というか、というカンジの猫が主役のアンソロジー8編(マンガもあるよ!)。どの著者の作品からも猫愛がダダ漏れている(笑) ホロりとする作品や、心温まる作品など、人との心地よい距離感を描いた作品が多かった。そして、原田マハさんの作品にはあの猫好きの聖地?、「吾輩堂」が!! とにかく、何だか無性に我が家の猫達に優しくしたくなる一冊だった。
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LaVieHeart
今回は銀八が主人公。同郷のカワイイカノジョ?の前でカッコつけたい銀八に、「。。。誰??(笑)」とツッコミを入れつつ読了。そして今回の卯之吉は、ほぼ安楽椅子探偵のような立ち位置で絶賛銀八ロスという。。。銀八の日々の苦労に思いを馳せつつ、何だかんだいいコンビなんだなぁと感じる。 今なら常磐線一本で行き来できる千住から取手間も、江戸時代には5つも宿場があるようななかなかの旅だったのだなぁと文明の有り難さを実感する。 最後のオチは銀八らしくて、まだまだこの面白コンビが続くのだと卯之吉と共に安心しながら読み終えた。
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LaVieHeart
読友さんの感想がステキだったので手に取ってみた一冊。収録の短編7編全てが、作中の「人生というルートの分岐点は、初めから地図の上にあるのではない。人との偶然の出会いが、気まぐれにそこに分岐を作るのだ。」という言葉が全てを物語る暖かいストーリーで、前向きになれるというか、どういう事?と続きが気になりながら読み進めているうちに私の心も軽くなっていく。 どの話も素晴らしかったが、山に行く身としては「山を刻む」が1番響いた。ナルホド、そうきたか。。。 理系の作家さんのお話は論理的でスッキリ読めると改めて感じた一冊。
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LaVieHeart
猫好きによる、猫好きの為の、猫の本。ひたすら猫を尾行する話なのだけど、その猫その猫にやはり物語があって飽きない。 中でも「あるオス猫の生態分析」は興味深く、我が家の猫達の行動パターンにも当て嵌るところが多くて妙に納得。でも。。。「俺の彼女、日光の暴れ猿みたいでかわいいんだ」と言われるのは特別な女性になったみたいなの。。。?そんな奇特な人いるの。。。??と(笑) そして、猫島といえば日本では田代島が有名だけど、マルタも猫天国なんだと知る。温暖な地中海でのんびり猫まみれ。。。想像するだに幸せそうで憧れる(笑)
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LaVieHeart
ネタバレこれは。。。邂逅の森を読んでいなければ素直にスゴいと言えたのかもしれない。どうにも邂逅の森の狼版、という感じが否めない。主人公の二瓶は元マタギの開拓民のようだが、誇り高きマタギというよりただの身勝手な狩猟者なイメージが強く、銀狼を応援しながら読んでいた。二瓶がマタギの掟を破るからなのか、狼が絶滅してしまったからなのか?? それでも山や動物達や過酷な狩猟の描写には非常に惹き込まれ、私も狼を追いかけて山の道無き道を歩き続けているようだった。富山の薬売り・沢田家の先祖?の名前が出てきて「おっ!?」となった(笑)
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LaVieHeart
トレランが流行りだした昨今、山にも身勝手な人が増えたなぁと感じる事が増えた。細い登山道で無理矢理すり抜けて行ったり、舌打ちをしながら登山者を煽ったり。 作中ではそんな可愛い身勝手では収まらず、自分が助かる為にザイルを繋ぎ合った仲間を見殺しにする人物が登場。実におぞましい。。。と思っていたら、生意気な新人隊員が加入したり、大柴さんも登場するし、更に子供を虐待する親も現れる。そして珍しく夏実が逮捕術を披露したりと、盛り沢山な一冊だった。 新人隊員の桐原、北岳で何を学び、どう成長し変わっていくのか楽しみである。
LaVieHeart
2025/01/24 22:19

例のナイフ。。。栗原くんは大丈夫でしょうね。。。??

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LaVieHeart
北大路公子さんのエッセイで紹介されていた一冊。囲碁棋士の故・藤沢秀行氏のエッセイである。囲碁は全く分からないながら、あまりに破天荒な人生に唖然ともしつつ、羨ましくも思いつつ、一気読みしてしまった。 ギャンブルで億単位の借金を作り、「酒は呑むものではない。呑まれるものだ」と血を吐くまで飲み暴言を吐き、癌で入院中も競馬・競輪に通うために病院を抜け出し、愛人の家に入り浸って3年も家に帰らない。。。なんという人なのか。そしてこの人に連れ添った奥様がまたスゴい。奥様の手記もあるそうなので是非読んでみたと思う。
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LaVieHeart
今作の、相変わらず素っ頓狂な精神科医・伊良部一郎の患者は、自分の立ち位置というか居場所に悩んで神経症状を呈す人達、5選。どれもが立ち位置で悩みそうなカンジの職業だが、職業柄か自意識が高い故に悩みの根本にある深層心理に気づいても表に出せない人達ばかり。それが、別の意味で自意識の高い伊良部医師の何も考えてない(ように見える)言動でスッキリできるのだから、やはり伊良部医師、名医なのカモ?? 彼には何か秘密がありそうな気もする。 それにしても、今回はマユミちゃんを見直した。ただのヤル気ない看護師じゃなかったのね?
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LaVieHeart
元刑務官が著す、刑事施設の現実。著者が、初めて死刑に携わるまではただ忠実に職務を執行しようとするだけだったのが、その死刑囚の遺書から心の内を知り、死刑囚や死刑に対する思いを180度変えていくのが印象深い。最悪の悪事を働いた死刑囚とはいえ心があり、最初は不貞腐れていても何かをきっかけに罪への後悔や反省を覚えて改心できるのだと再認識する。罰を与えるだけでなく、罰から何かを得させる事が大切なのだと感じた一冊。 「罪の自覚と反省、被害者や遺族への心からの謝罪がないままの処刑は、有益な将来への教訓を何も生まない。」
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LaVieHeart
江戸を舞台に、隠居した3人の幼なじみが老後の生き甲斐を見つけようと奮闘する作品。 十返舎一九が登場する辺り幕末頃が舞台なのかと思うけれど、歴史好きとしては「暴れん坊将軍で上様の後ろに姫路城の天守が写っているのが気になる。。。」という感じの、気にならない人は全く気にならないと思われる違和感をこまごまと感じる。どうにも現代の感覚で書かれているような。 登場人物のキャラクターも特別個性的な訳でもないし、隠居達は外野から事件の顛末の想像をしてるだけなので特に痛快さもない。次巻から面白くなるのかな。。。?
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LaVieHeart
30年以上前の古い書だが、タイトル通り、マタギの山との向き合い方を紐解き登山に応用しようという一冊。マタギはスゴい。月に一度山に行くかどうかの私が「次回からチャレンジしてみる!」といえる事は少なかったけれど、知識として頭の片隅にあれば、すわという時に役立つ事もあるのではないかと思う内容だった。 とにかく科学的根拠ではなく体感として身に付いているものなのに、全て道理にかなっているのがスゴい。 熊に遭ったら身の回りの物を投げながら逃げる、というのが、黄泉から逃げる伊邪那岐みたいだなぁとちょっと面白かった(笑)
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LaVieHeart
東日本大震災を受けて、巨大津波が東京を襲ったとしたら危険となる地域を地名から紐解いた啓蒙本。 関東平野は広い。関東平野の北の端には、謙信様が越山して関東平野の広さに驚いたという曰くの「謙信平」という場所がある。300m程の太平山の中腹の謙信平から見た関東平野には、筑波山位しか山と感じるものはない。況やその河口に位置する東京をや、といったところか。確かに都内では坂が多い割に高低差を意識する事は殆どないので、地名等から元々の地形を想定する事は大切だと感じた。「一口」と書いて「いもあらい」。。。地名って不思議。
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LaVieHeart
ネタバレ古きよき?昭和の香りがプンプンする青春小説。主人公たちは高校生位だと思われるけれど、タバコは吸うしビールは飲むし無免許運転もする。大人達もそれに目くじらを立てる事はなく、それはそんなに特別な事でもなかった時代だったんだろうなーと、変な所に関心がいってしまった。 主人公の葉山は、淡々としているし肝心なところは茶化してばっかりで直接的に心情を語る事はないのだけれど、何でいつの間に晶子さんに惹かれる事になったんだろう?もうちょっと細かいところまで深読みしないと、私にはこの時代の作品は難しいと感じた。。。
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LaVieHeart
助太刀稼業の嘉一郎さまの逃避行?、最終巻。 うーん。。。何だか脈絡がなく話が進んでいくというか、色々詰め込みすぎというか。。。よく分からないうちに話が進んで、あれよあれよといううちに終わってしまった感じが否めない。これまであれだけ大騒ぎしてた助八郎も一瞬しか出てこないし。嘉一郎さまのカッコ良さが薄っぺらく見えてしまった。体力的な都合?で3冊で完結したかったのでしょうけど、時間かかったとしても、「助」「太」「刀」で終わりにしないで「稼」「業」まで続いたら、もうちよっとまとまったんではないかな?という感じ。
が「ナイス!」と言っています。
LaVieHeart
「自身が留まることを選ばざるを得ないクローズドサークル」に閉じ込められた、比留子さんと葉村くん。 建物の構造がちょっと特殊でイメージしづらく、位置関係を把握するのに苦労してしまった都合、読むのに時間がかかってしまった。。。 気になっていた斑目機関の研究内容も明らかになったが、不木は己の欲望を満たす為だけに何と残酷な事をしたのだ、と、巨人にされた子には憐憫の情を感じざるを得ない。そういう意味で、どうにもスッキリしない読了感を覚えた。 結局、巨人はどうなったんだろう?そして、重元さんって誰だったっけ。。。?
が「ナイス!」と言っています。
LaVieHeart
「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ」 訳者あとがきによると、著者はチリに生まれ、軍事クーデターで二年半の間投獄されたという。その経験からこの物語が生まれたのだろう。 最初は動物達が力を合わせて悪(=人間)と戦う物語と思っていたが、そうではなかった。主義主張が違う者であっても、一つの願いや約束に真剣に向き合えばどんな難題であってもきっと解決できるし、排除する以外の解決策も必ず見つかるのだと勇気を貰った。 私も日々の悩みや問題に全力で真剣に取り組もうと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
LaVieHeart
ネタバレ年末からの風邪が治らず。。。元気が出て縁起の良さそうなものを、と選んだ一冊。 三者三様の鬱屈を抱えた幼なじみ三人娘が突然お伊勢参りに出立する、という、よくありそうな展開。しかしながら、この三人娘の旅となれば、詐欺師?との対決??あり、立ち回りあり、ギャンブルあり、恋の相手もかの有名なあの人。。。と、とにかく波乱万丈で浮世の些事など忘れられそうな勢いなのだ。 お参りを終え、それぞれが大切なものを思い出して前に向かって踏み出す一歩に、人はお互いに助け合いながら、互いに互いを尊重しながら生きているのだと感じた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/08/31(536日経過)
記録初日
2020/09/10(1621日経過)
読んだ本
364冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
104325ページ(1日平均64ページ)
感想・レビュー
326件(投稿率89.6%)
本棚
4棚
外部サイト
自己紹介

趣味は山登りの、歴史好き(戦国・幕末専門)。

推しは、戦国時代なら上杉謙信と長宗我部元親、幕末なら林昌之助忠崇と伊庭八郎(敬称略)。

好きな作家さんは、夏目漱石、池波正太郎、養老孟司、樋口明雄、三浦綾子、朝井まかて、小野不由美(敬称略)。

。。。ジャンルに拘らずに読んでるツモリでしたが、改めてこうして読んだ本を並べてみると、歴史物・時代物と山の本ばっかりような。。。

最近、車通勤から電車通勤に変えたら、道中めんどくさいけど本が沢山読めてイイカンジ(笑)

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