社会から溢れないために頑張ったのだと、文中の方々をそう感じた。 「周りとズレているな」や「毎日物足りないな」って感覚は己の立ち位置を見定める過程で。宗教というやつはそこにピタリとハマる。自分がやってたボーイスカウトだって末端の参加者からの見え方は宗教と変わらんでしょうと。文中の方々は「参加していた◯年が無駄だった」とは思わない、という。似たような人々と触れ合う、それなりに満ち足りた日々。最後に決壊があったとてその日々は否定できんよね、と。 この本から得るもの？周りの静止は「ちゃんと受け入れようね」かな。

社会から溢れないために頑張ったのだと、文中の方々をそう感じた。 「周りとズレているな」や「毎日物足りないな」って感覚は己の立ち位置を見定める過程で。宗教というやつはそこにピタリとハマる。自分がやってたボーイスカウトだって末端の参加者からの見え方は宗教と変わらんでしょうと。文中の方々は「参加していた◯年が無駄だった」とは思わない、という。似たような人々と触れ合う、それなりに満ち足りた日々。最後に決壊があったとてその日々は否定できんよね、と。 この本から得るもの？周りの静止は「ちゃんと受け入れようね」かな。

セリフ外で喋る動物の漫画、その印象で読み始めた。各巻、本編と作者の近況報告があり、「動物が描きたくてやってるんだな」と早々に理解した。そのお陰か期待と内容のギャップ無く最後まで読み切れた。名作…、には含まれるだろうがそれ以上に妙。ストーリー的な山場は全く無くちょっぴりズレた人間たちが愛おしい動物と関わるお話である。アニマル漫画。毎話しょーもない事件が始まってちょいとドタバタしてなんか解決したのかしてないのか…、みたいな流れには高橋留美子のラブコメと同じ構成を感じる…、これが王道のキャラ物か？