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2024年5月の読書メーターまとめ

神奈川健一
読んだ本
9
読んだページ
3004ページ
感想・レビュー
6
ナイス
36ナイス

2024年5月に読んだ本
9

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • 愛の伝道師カロン@イケメンじゃない人たちが、気の毒ですよっ
  • 無

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

神奈川健一
ドイツの動物性愛擁護団体へのルポタージュを通して、人間のセックスと愛に迫る渾身の一冊。著者自身の性的虐待の経験を軸に、一見結びつきそうもない動物性愛から多くの気づきを得るストーリーは感動的です。動物をパートナーとする彼ら/彼女らの家に泊まり込み、インタビュー以上の真実に迫ろうとする。細かい違和感を見逃さず、理性的に人間の本性に肉薄しようとする著者の姿勢は感動的ですね。見事な一冊です。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
6

神奈川健一
ドイツの動物性愛擁護団体へのルポタージュを通して、人間のセックスと愛に迫る渾身の一冊。著者自身の性的虐待の経験を軸に、一見結びつきそうもない動物性愛から多くの気づきを得るストーリーは感動的です。動物をパートナーとする彼ら/彼女らの家に泊まり込み、インタビュー以上の真実に迫ろうとする。細かい違和感を見逃さず、理性的に人間の本性に肉薄しようとする著者の姿勢は感動的ですね。見事な一冊です。
が「ナイス!」と言っています。
神奈川健一
ダーウィンの進化論を世に知らしめた、めちゃくちゃ有名な一冊です。専門書かと思いきや、最初から一般向けとした書かれた本であるらしく、中学の科学の知識があれば読める程度の難易度であることに驚きました。遺伝子の存在がわかってない時代に書かれた本ですが、恐ろしいほどの洞察力に、さすが世界を変えた本だと感心。わかってないことは素直にわからないと書き、後代に託す姿勢がすごく科学者していて、めちゃくちゃ好感度が上がります。そして、自然の驚異に対する彼の純粋な好奇心が実に気持ちいい。下巻も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
神奈川健一
ヴィトゲンシュタインを崇拝する著者による、ヨーロッパへの貧乏旅行記。7年引きこもって書いた小説が賞を逃し、絶望して自殺のために旅に出る・・・というわけでもなく、悲壮感があるようなないような不思議な本です。とにかく読みづらい。言ったことをすぐ否定したり、時系列が頻繁に前後したりと、無駄に疲れる文章。さらに旅自体が普通の貧乏旅行で、特別なことがあるわけでもない。でも、不思議と憎めなくて、最後まで読んでしまった。変な人だけど、世の中こんな人がいてもいいよねと思った。しかし、よく発売できたなとは思います(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
神奈川健一
NYのストリート写真家、ソウルライターの写真集です。代表作の「雪」や「足跡」など、たくさんの作品が収められていて、見応えあります。眺めていて、やっぱりいいよな〜としみじみ思います。なんでもない風景の隙間に潜む、一瞬の美を探し出すスタイルは、実に共感しますね。読んだ後は、近所に外出するのが、ほんの少し楽しくなる写真集です。
が「ナイス!」と言っています。
神奈川健一
韓国人の作家さんによる、韓国社会における過度な借金重視経済への警鐘を鳴らす本。やや嫌韓好きの日本人読者におもねっている感じはしますが、普段知ることがない韓国社会の空気感を感じられるのがいいですね。面白かったのはソウルの住宅事情。とにかく住居を得るのが大変なので、若い独身者は「考試院」という激狭い(4畳ぐらい?)物件に住むのだとか。ユーチューブで調べると、そのとんでもない狭さを見ることができます。調べてみてください。
神奈川健一
韓国の女性作家さんによる、精神科のカウンセリング記録を中心にしたエッセイ。ドラマチックなことはなにも起こらず、心の病も解決しない。でも、少しずつ解決にたどり着こうとする意思から生まれる願いが、しんみりと心に沁みます。日々言いようのない不幸を感じている人に、響く本です。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/09/25(279日経過)
記録初日
2023/09/25(279日経過)
読んだ本
87冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
24315ページ(1日平均87ページ)
感想・レビュー
69件(投稿率79.3%)
本棚
0棚
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