無からあれだけの富を得られるようになった人がなぜ、愛の儚さに気付かなかったのか。絶対うまくいくわけないじゃん。訳のおかげか？、古い話には感じなかった。あとがきに驚き。こんなにアツい村上春樹は初めて見た。

再読。「象の消滅」と「ローマ帝国の崩壊・…」が好み。村上春樹の小説に出てくる、朝のルーティンだとか、家事をしている様子だとか、がたまらなく好きだ。

おとぎ話のようであるけども、実際にこういう人たちはいるんだろうなと思える。そしてそれは心強い。自分がしたいこと、自分ができることだけしたいし、それを他人がどう見ようと気にすることはない。

無からあれだけの富を得られるようになった人がなぜ、愛の儚さに気付かなかったのか。絶対うまくいくわけないじゃん。訳のおかげか？、古い話には感じなかった。あとがきに驚き。こんなにアツい村上春樹は初めて見た。