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2024年5月の読書メーターまとめ

yu.ボビー
読んだ本
7
読んだページ
2437ページ
感想・レビュー
7
ナイス
336ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月のお気に入り登録
1

  • あんこ

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • 伊織
  • あんこ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yu.ボビー
ネタバレAudibleで聴いた。タイトルのグラスホッパー、バッタの「群集相」のように黒く凶暴になった人間たち、殺し屋、非合法な会社、その業界の人々が織りなす疾走感あふれる群像劇。「生まれたときから、死ぬのが決まっているというのがすでに酷いんだから」「死んでるみたいに生きたくない」という死生観が根底にあり、妻を殺された男が復讐を決意するが、それも果たせず、でも、生きていこうとする物語となっている。でも、そんな掘り下げより、蘊蓄・会話・台詞回しのカッコよさに浸りながら殺し屋たちの活躍を愉しめばいいという作品。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

yu.ボビー

yu.ボビーさんの2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2466ページ ナイス数:463ナイス ★yu.ボビーさんの2024年4月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1453360/summary/monthly/2024/4

かすみん
2024/05/04 18:22

今月もよろしくお願いします🎏

yu.ボビー
2024/05/06 18:42

こちらこそよろしくお願いします🙇

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
7

yu.ボビー
ネタバレ二児同時誘拐という前代未聞の事件を扱ったクライム小説かと読み始めました。もちろん序章の誘拐シーンは、ノンフィクションかと思うくらいにリアリティがある。その後は、新聞記者と被害者の同級生の女性の2つの視点で、「空白の3年間」を探るミステリーとなっている。描かれているのは、事件に関わった刑事や記者の己の仕事への矜持であり、「Longing/Love]で繋がる淡い恋心、手作りのケースに入っていた乳歯でわかる血の繋がりを超えた親子の愛情・絆など。終盤の疑似家族の終焉には落胆するが、ラストで少し救われた気がした。
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
ネタバレ吉川英治文学新人賞や直木賞候補にもなった短編集。イヤミスというのだろうか、よく思いつくと感心させられる絶体絶命?のシチュエーションばかりで心理的に追い詰められる主人公たち…背筋に冷たいものが走り、冷や汗が顎から垂れるような、身悶えするような感覚、確かに「嫌な気分」にさせられるが、クセにもなりそう。主人公たちも決して品行方正な聖人君主というわけではなく、どこにでもいる普通の人たちだが、小さな「落ち度」から抜き差しならない自体に陥る。すべての作品で「お金」が絡んでいて、最後にはさらなるドンデン返しが…
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
ネタバレ日本のゴッホを目指した男が、世界の「ムナカタ」になった生涯を妻チヤの視点からの作品。夢を物心両面を達成していくサクセスストーリーであり、夫婦の愛の物語でもあり、昭和の家族小説の趣もあり、戦争の禍々しさにも触れていて、作者のインタビューにもあるが、テオとゴッホのようなクリエイティブパートナーとしての関係も描かれている。「もしもの分かれ道に、あの人も私も最善の道を選んでいた…」という運(チヤが東京大空襲を一日違いで逃れたり)や棟方の内面に突如として巻き起こる(芸術の)嵐の描写など読み応え十分だった。
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
ネタバレAudibleで聴いた。タイトルのグラスホッパー、バッタの「群集相」のように黒く凶暴になった人間たち、殺し屋、非合法な会社、その業界の人々が織りなす疾走感あふれる群像劇。「生まれたときから、死ぬのが決まっているというのがすでに酷いんだから」「死んでるみたいに生きたくない」という死生観が根底にあり、妻を殺された男が復讐を決意するが、それも果たせず、でも、生きていこうとする物語となっている。でも、そんな掘り下げより、蘊蓄・会話・台詞回しのカッコよさに浸りながら殺し屋たちの活躍を愉しめばいいという作品。
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
ネタバレ現役弁護士作家である著者のデビュー作で映画化もされたリーガルミステリー。メフィスト賞受賞時のタイトルが「無辜の神様」であったように大前提に無罪と冤罪というテーマがある。加害者が無罪を主張する裁判が炙り出すのは、過去の冤罪…裁判の手順など専門家ならではのリアリティがあり、脇役のなんでも屋・墓荒らしなどの人物も魅力的に描かれている。ただ、重い社会派ドラマではなく、徐々に謎の核心に迫るスリリングな展開のエンタメ作品。「罪を認めて、罰を受け入れる」「罰を拒否して罪と向き合う」ラストには静謐な感動が訪れる…
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
映画化された話題作。 現代の家探しのちょっとした違和感から旧家の怨念の儀式の◯◯供養に、というホラー小説。著者がインタビューで”わからないこと”の「怖さ」「面白さ」と述べていたが、日常のありふれた不動産情報の間取りの不可解さから膨らんでいく疑惑と妄想… 読んでいる間、現実の描写よりも想像させられる恐怖に背筋がぞっとしていた。
が「ナイス!」と言っています。
yu.ボビー
著者本人のインタビューでギャンブル系の漫画に影響されたとのことだが、本格ミステリーとして楽しめる作品。実際に行っても楽しそうなグリコやじゃんけんなどに独自ルールを付加したオリジナルゲームでの頭脳戦が描かれている。「冒頭に提示される不可解で魅力的な謎→それを論理的に解明していく名探偵の推理→最後に明かされる意外な解決」 が本格ミステリーの要素だとしたら「主人公“真兎”の絶体絶命からの驚きの勝利→運やまぐれではない事をワトソン役の“鉱田ちゃん”目線で論理的な解明がなされ→最後に勝因の伏線の決定的な…
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/11/26(211日経過)
記録初日
2023/11/25(212日経過)
読んだ本
69冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
22866ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
62件(投稿率89.9%)
本棚
0棚
自己紹介

 最近は エンタメ小説しか読まなくなって それも 途中で挫折していました。

 ここを知ってもう一度、楽しく読んでみようと 思いました。純文学も含めて今まで手に取ったことのないジャンルにも挑戦してみたいです。

 今興味あるものと並行して、過去の作品を再読しようと考えています。新しい本を週に1冊と、再読の本を月に1冊読むのが目標です。同じ本を読んで、同じ思いを持ったり、色々な意見・感想に触れることはとても励みになります。

 読書友達が欲しいです。よろしくお願いします。

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