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2024年10月の読書メーターまとめ

QQ
読んだ本
4
読んだページ
998ページ
感想・レビュー
4
ナイス
13ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

QQ
一年ぶりに再読。勉強するとは己を変えることであり、翻ってその過程を通じて己を知ることだ。勉強とは、ある環境に要請されたコードから逸脱し、「アイロニー」で深め、それをどこかで中断しつつ、その地点を「ユーモア」によって拡大し、享楽的こだわりによって切断すること。そうやって新たなコードに入っていくこと。「来たるべきバカ」になること。 本書はラカン、ドゥルーズ&ガタリ、フーコー、ウィトゲンシュタイン、デイビッドソンなどフランス思想や分析哲学を前提としており、それらのプラクティカルな理解を深めることにもなった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

QQ
「かわいい」を巡って様々な角度から光を当てた日本文化論。「これだ」と日本文化の本質を提示するというよりも、ヒントを与えてくれる。20 年近く前の相当古い本だが、今でも十分説得力を持っている。いや、オタク文化や腐女子文化が廃れ、「かわいい」だけが純化して残ったようにも見える令和にこそ重要な批評ではないだろうか。かわいさと隣り合わせの不気味さ、気持ち悪さとは何なのか。私たちが安寧に暮らす頭上に薄膜のように張られた「かわいい」の天蓋の裏には何が待ち構えているのだろうか。そうしたことを考えさせる構成になっている。
が「ナイス!」と言っています。
QQ
一年ぶりに再読。勉強するとは己を変えることであり、翻ってその過程を通じて己を知ることだ。勉強とは、ある環境に要請されたコードから逸脱し、「アイロニー」で深め、それをどこかで中断しつつ、その地点を「ユーモア」によって拡大し、享楽的こだわりによって切断すること。そうやって新たなコードに入っていくこと。「来たるべきバカ」になること。 本書はラカン、ドゥルーズ&ガタリ、フーコー、ウィトゲンシュタイン、デイビッドソンなどフランス思想や分析哲学を前提としており、それらのプラクティカルな理解を深めることにもなった。
が「ナイス!」と言っています。
QQ
わかりやすい。後期ウィトゲンシュタインの魅力がよく伝わってきた。自由意志の議論などところどころ納得できない部分があったが、それも本書の論理の筋道が分かりやすく批判に晒されやすいからだろう。他にも、言語の日常的な意味(例えば「知る」の)から乖離した哲学の使用(他者は私の痛みを知るか?という問題など)による混乱については、なぜ哲学のテクニカルタームとしての「知る」ではダメなのかわからなかった。哲学も日常の営みの一つではないのか?
が「ナイス!」と言っています。
QQ
ところどころ笑えましたが、芯をついてる。語り口が軽く、宗教入門にもなります。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/12/09(350日経過)
記録初日
2023/11/12(377日経過)
読んだ本
71冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
19717ページ(1日平均52ページ)
感想・レビュー
63件(投稿率88.7%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

医学生。精神科、神経内科領域に興味があり、それら関連の読書が多めです。基本的に、教養やさまざな領域の知識、異なる考え方をたくさん知るために読書をしています。

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