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2023年5月の読書メーターまとめ

tengen
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2023年5月に読んだ本
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2023年5月のお気に入り登録
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2023年5月のお気に入られ登録
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2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tengen
空也シリーズ完結巻。彦根から姥捨の郷へ向かう坂崎空也。ひと息ついた宇治で出会った京の袋物問屋かつらぎの隠居又兵衛一行と共に旅することになる。剣術好きという又兵衛の紹介で、柳生新陰流創始の地である大和国柳生の庄に立ち寄る。空也は真の将軍家師範役といえる正木下道場で稽古を重ねるもその凋落ぶりに幻滅する。その後立ち寄った室生寺の深山幽谷に触れしばらくの独り修行を決意。そして厳冬の中、修行最終の地・紀伊山地の大台ヶ原に入る。そこには、こちらも武者修行を終えようとしている佐伯彦次郎が待っていた。遂に雌雄が決する。
tengen
2023/05/17 13:01

あとがきによると、磐音老境の「磐音残日録」や壮年期の親子を描く「壮年若年篇」の構想が! 執筆欲が溢れんばかりだが、「佐伯通信」からも、体力の落ちた81歳佐伯泰英さんの苦悩もうかがえる。 江戸双紙ファンとしては楽しみな事だが、無理をなさらずに。

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2023年5月にナイスが最も多かったつぶやき

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密命シリーズに突入しました。 2023年4月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1830ページ ナイス数:346ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/145637/summary/monthly/2023/4

密命シリーズに突入しました。
2023年4月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1830ページ ナイス数:346ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/145637/summary/monthly/2023/4
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2023年5月の感想・レビュー一覧
8

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皆殺し火薬による爆発に油で付け火、風のような退却。江戸を震撼させる盗賊一味は火盗黒野分と呼ばれた。紀伊藩下屋敷までもが襲われ多数の見習い女中が惨殺された。偶然にも難を逃れた鶴女だが衝撃で正気を失う。何も話せず怯え続ける鶴女を預かった惣三郎は一家で菊屋敷に籠り彼女の療養に努める。霞のような夢を残しながらも正気を取り戻した鶴女の証言、頭と思しき人物の念仏「八代暗殺、江戸灰燼、尾張繁盛...」。巷で流行の出開帳を仕切る熊野の石突不動一統が火盗黒野分と突き止めるも、紀伊藩内の熊野修験者が何故?「残夢」の正体は?
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ネタバレ剣術界の重鎮・米津寛兵衛の訃報が惣三郎の元に届く。その死は老衰でなく、ある武芸者による惨殺という。その名は影ノ流・鷲村次郎太兵衛。尾張徳川の影を務める鷲村一族であった。つけ狙うのは惣三郎の親しき者たち。家族を脅かし、剣友を闇討ちし、その魔手は大岡忠相に及ぶ。川底に潜む山女のように姿を見せない鷲村。惣三郎は誘い出しの策を仕掛ける。☆その他、江戸を騒がす追立屋による放火事件、薬種問屋・伊吹屋の葉月に振りかかるさる藩からの側女話、南町同心・西村桐十郎の新妻・野衣の妊娠、清之助の武者修行四国路、と盛りだくさん。
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修行続ける清之助は故郷の地豊後相良藩を訪れる。父を超える、そう覚悟した若武者はかつて父が秘剣を会得した地で鍛錬する。突如その清之助に挑んできたのは尾張柳生七人衆、柳生新陰流が牙を剥く。江戸では、尾張の動きを注視していた公儀御庭番が吉宗の在所近くで殺害された。城下に暗殺者が潜んでいるのか?密命を受けた惣三郎は、大岡忠相から預けられた二人の隠密と共に真相を探る。小姓組・御伽衆・奥祐筆ら6名が浮かび上がるが、何れも温厚か軟弱・病弱で暗殺者と思えない。惣三郎は行方不明になった御庭番の息子を頼りに調べを進める。
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素浪人に絡まれた金杉の長女みわ。救ったのは通りがかりの若武者・軽部駿次郎。丹後宮津藩家臣の家柄。二人はいつしか逢瀬を繰り返す。修行に旅立った清之助は宮本武蔵のルーツを求め肥後を訪れていた。先の剣術大試合で優勝した柳生六郎兵衛を一乗寺菊小童に惨殺された尾張柳生。それを次に狙われた清之助が返り討ちにした。面目を潰された尾張柳生怒りの矛先は金杉親子に向く。次々と惣三郎に襲い掛かるのは尾張柳生四天王。その一人は法全正二郎。軽部家に養子に出され、またの名を軽部駿次郎という。そして、ある日みわが行方不明になった。
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空也シリーズ完結巻。彦根から姥捨の郷へ向かう坂崎空也。ひと息ついた宇治で出会った京の袋物問屋かつらぎの隠居又兵衛一行と共に旅することになる。剣術好きという又兵衛の紹介で、柳生新陰流創始の地である大和国柳生の庄に立ち寄る。空也は真の将軍家師範役といえる正木下道場で稽古を重ねるもその凋落ぶりに幻滅する。その後立ち寄った室生寺の深山幽谷に触れしばらくの独り修行を決意。そして厳冬の中、修行最終の地・紀伊山地の大台ヶ原に入る。そこには、こちらも武者修行を終えようとしている佐伯彦次郎が待っていた。遂に雌雄が決する。
tengen
2023/05/17 13:01

あとがきによると、磐音老境の「磐音残日録」や壮年期の親子を描く「壮年若年篇」の構想が! 執筆欲が溢れんばかりだが、「佐伯通信」からも、体力の落ちた81歳佐伯泰英さんの苦悩もうかがえる。 江戸双紙ファンとしては楽しみな事だが、無理をなさらずに。

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旅先で諍いに関わり恨みを買った金杉惣三郎。相手は尾張徳川の支藩・美濃高須藩の武士たち。執拗に雇われ浪人を送り込むも、惣三郎はことごとく返り討ちにする。そして差し向けられたのは鞘の内・鞘の外という秘剣を持つ内裏一剣流の一乗寺菊小童。レベルの違う暗殺者の背後には尾張が絡んでいるのか。吉宗発案で日本中の剣術家が色めく享保の剣術大試合。全国の流派から選ばれた剣客たち。こちらにも尾張からの代表剣士が。吉宗暗殺命令を帯びた神後流の山高与左衛門。鹿島諸流の免許皆伝を得た息子・清之助をも巻き込み、刺客との対決を迎える。
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またもや豊後相良藩に危機が訪れる。 何と藩主・斎木高玖が迎えた側室にバテレン信仰の疑いがかけられた。 江戸城途上の折、それを陰ながら示唆された高玖。 江戸留守居役・庵原三右衛門からの相談にのる金杉惣三郎だが、小藩を潰すには迂遠すぎないか? またもや分家の遠謀に見えるのだが、ただのお家騒動ではないと見抜く。 調べを進めると、何かと大岡忠相に反目する御側用人・有馬氏倫と分家の関りが判明する。 大岡失脚を目論む有馬氏倫。 惣三郎は吉宗抜擢の有馬との諍いを表面化させずに事態を収めることが出来るのか。
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四辻季次卿の陰謀を潰した金杉惣三郎。 札差屋・冠阿弥の長屋で家族と共に穏やかに過ごす。 町火消しの組織改編に苦心する大岡越前守忠相。 定火消しや火盗改めらとの縄張り争いが激化。 さらに近ごろ江戸では盗賊・火付けを繰り返す悪党一派が跋扈していた。 大岡を揶揄する戯れ歌を現場に残す火頭の歌右衛門一味。 その正体とは。 惣三郎は南町奉行・西村桐十郎らと共に悪党を追う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/10/19(4780日経過)
記録初日
2008/09/08(5916日経過)
読んだ本
1432冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
524458ページ(1日平均88ページ)
感想・レビュー
1296件(投稿率90.5%)
本棚
13棚
性別
年齢
64歳
血液型
O型
職業
事務系
現住所
京都府
外部サイト
URL/ブログ
http://ameblo.jp/zepnet999
自己紹介

娘と二人暮し。
ダブって購入しないように、どんな本だったか思い出すために利用。
自分が思い出せるようにレビュー書いてます。
小説、音楽、囲碁、競馬、自転車、食べ物、そして日常の何気な事などもポロリとつぶやいてます。
よろしくお願いします。
積読本・・・読みたい本で購入済み
読みたい本・・・読みたいが未購入の本(購入リスト)


昔に読んだ本の登録はしていないので、著者リスト見てると実際の読書歴、過去の嗜好傾向とは随分違いますが、確かに読メに参加させていただいてからゾーンが広がりました。

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