文章は特徴的だけど論理的でわかりやすかったしめちゃくちゃ興味深い話だった。戦争の時代ならではの過激さはもちろんあるけれど、倫理的に善とされることがどんな立場、状況でも善いことになるとは限らないしある種の乱暴さが必要な時もあるということは現代にも通じると思った。権謀術数主義と言われるような面は確かにあるんだけど、しっかり読むと悪を無制限に肯定しているわけではないことがわかる。最終章のイタリアを鼓舞するメッセージには感動してしまった。注が充実していて真面目に読んでるとめちゃくちゃ時間かかるけど面白い。

文章は特徴的だけど論理的でわかりやすかったしめちゃくちゃ興味深い話だった。戦争の時代ならではの過激さはもちろんあるけれど、倫理的に善とされることがどんな立場、状況でも善いことになるとは限らないしある種の乱暴さが必要な時もあるということは現代にも通じると思った。権謀術数主義と言われるような面は確かにあるんだけど、しっかり読むと悪を無制限に肯定しているわけではないことがわかる。最終章のイタリアを鼓舞するメッセージには感動してしまった。注が充実していて真面目に読んでるとめちゃくちゃ時間かかるけど面白い。