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2024年4月の読書メーターまとめ

ara
読んだ本
9
読んだページ
2386ページ
感想・レビュー
9
ナイス
66ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月のお気に入り登録
1

  • さかな

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • キューネン
  • さかな

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ara
ネタバレ最後のどんでん返しにはまんまと騙されました(笑) 構成は殺人鬼を追う被害者家族(?)と殺人鬼とその母(本当は妻)の3人の視点のストーリーが章毎に時系列で展開されていく。 犯行の描写等も生生しく描かれており、苦手ない人は少し気持ち悪くなるかも知れません。 性や愛に目覚める等のワードから犯人像を勝手に自分の中で描いてしまっていましたが、最終的には・・・、
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
9

ara
理想主義者の「紳士君」と覇権主義者の「豪傑君」の二人が現実主義者の「南海先生」を訪ねて酒を酌み交わしながらあるべき国家の方向性について対話するという変わった形式の本。 本作は、明治半ばの日清戦争・日露戦争以前に書かれたもので、まだ国民国家として戦争を経験したことがない時代に書かれている。 自由民権運動が衰退しはじめ、「民権から国権へ」という潮流のなかで国家のあるべき姿を3人の対話形式で描きだしたのが本作となる。 末章には同著者「一年有半」の作品紹介もあり、こちらも機会があれば読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
ara
右翼と左翼の定義や歴史、成り立ちを説明してくれている。 右翼と左翼を深堀してみたいと思い本書を手にした。 現在、右翼と左翼の定義がしずらい理由として、昔と違い現在の日本では評価軸が多すぎる(政治・経済・外交・文化・軍事・・・)といったことを挙げている。 日本がこれほど経済発展している現状では、右翼も左翼も自分を支えるアイデンティティ以上の役割は果たしておらず、 日本を革命を起こして変革する等といった一昔前(1960年代)程の熱量はもはや存在しない。
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ara
フランスの方が書いた、三島由紀夫の伝記である。 幼少期の生い立ちから市ヶ谷駐屯地で自決するまでの、 三島由紀夫の歴史が詳細に書かれている。 ただし、政治色はそこまで強くないので純粋に楽しめる。 特に随所に川端康成に宛てた手紙も記載されており、 三島のリアルな心境が垣間見えて、読んでいて面白かった。 三島作品は「金閣寺」「仮面の告白」「命売ります」位しか読んでないので、今後もっと読んでいきたい。
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ara
全体的に内容が薄い気がした。 (そのおかげでスグに読めたが・・・) もうちょっと、三島の思想や問題意識の深堀が欲しかったところ。
が「ナイス!」と言っています。
ara
ネタバレ認知と進化に関する諸学問、行動経済学や認知心理学、進化心理学、人工知能研究等等の最新動向を吉川が解説している。 一般向書籍も多く紹介しており、ホモサピエンス全史や利己的な遺伝子、ホモデウス・・・等、今度の読書の参考にもなる。 本書の内容は、多岐に渡るのでとてもここで予約して展開することはできないが、敢えて一言で言えば「人間についてわかってきたこと」を最新の研究を踏まえて吉川が解説してくれる本といえる。
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ara
ネタバレ現代人が触れている多くの情報というものは、根っ子を切り落とされた花のようなものである。 一見、美しく魅力的に見えるが、根っ子がないので、自分で展開することができずに、いずれは枯れて使えなくなってしまう。カクテルを作るのは酒を作るとは言わない。酒でないものから酒を作ったとき初めて酒を作ったといえる。酒と酒を組み合わせてカクテルを作って酒を作った気になっている人が多い。シェーカーを振っても酒は一滴も作れない。 明治以降の日本語には汗の匂いがしない。等、共感できる内容が豊富で面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
ara
ネタバレ最後のどんでん返しにはまんまと騙されました(笑) 構成は殺人鬼を追う被害者家族(?)と殺人鬼とその母(本当は妻)の3人の視点のストーリーが章毎に時系列で展開されていく。 犯行の描写等も生生しく描かれており、苦手ない人は少し気持ち悪くなるかも知れません。 性や愛に目覚める等のワードから犯人像を勝手に自分の中で描いてしまっていましたが、最終的には・・・、
が「ナイス!」と言っています。
ara
この本を読んで響いたことばは「エリートとは価値判断ができるということ」。 大人になっても価値判断基準がブレている人は社会に出ると沢山いる。 その他にも、「未来に夢を託すのは弱者の論理」であったり「保守とは人間理性に懐疑的であること」等、勉強になった。
が「ナイス!」と言っています。
ara
最後の方はあまり表題とは関係のない方面に話が逸れていってしまっている感はあったが、全体として読みやすく学びも多かった。 特に、「女性のおっぱいは尻を擬態化したもの」であったり「虫の触角は物理的感触と化学的匂いを両方感じることができる」であったり「全ての動物は利己的遺伝子より種の存続を意識しているのではなくあくまでも個の生存をかけて切磋琢磨し、その結果として種の存続に繋がっている」等、動物に関して新しい知見を得ることができた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/04(145日経過)
記録初日
2023/12/28(152日経過)
読んだ本
126冊(1日平均0.83冊)
読んだページ
32180ページ(1日平均211ページ)
感想・レビュー
50件(投稿率39.7%)
本棚
2棚
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