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2024年4月の読書メーターまとめ

みやこ
読んだ本
9
読んだページ
2977ページ
感想・レビュー
9
ナイス
385ナイス

2024年4月に読んだ本
9

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みやこ
はっきりとした理由も告げられないまま離婚を切り出された主人公。彼女がかわいそうで、元夫をぎゃふんと言わせてやりたいという思いを抱えたまま読んでいた。ところが主人公は元夫が通っていた定食屋でアルバイトを始め、店主や常連客と触れ合ううち、しだいに逞しくなり、読者である私を追い越して、理由にこだわらず離婚届に判を押す。 店主であるおばあちゃんと主人公を「がんばれ!がんばれ!」と応援したい思いでいっぱいだった。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

みやこ

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2024年4月の感想・レビュー一覧
9

みやこ
素直でのんきな50歳の主婦能勢志乃子。白ナマズとあだ名されるほど色白でおっとりした彼女がいると、その場が春の陽だまりのようになり、周りの人々を温かい気持ちにさせる。そんな人柄のせいで、下巻ではさまざまな方面から「あなたしかいない」と白羽の矢を立てられ、人生に思いがけない展開が訪れる。 歯切れのよい江戸弁を話す善き人々の温かい交流、戦争を生き延びた人の体験談、市井の人たちのさまざまな人生が織りなす壮大なストーリーに夢中になった。 宮本輝さんの作品の中で一番好きな物語。
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みやこ
はっきりとした理由も告げられないまま離婚を切り出された主人公。彼女がかわいそうで、元夫をぎゃふんと言わせてやりたいという思いを抱えたまま読んでいた。ところが主人公は元夫が通っていた定食屋でアルバイトを始め、店主や常連客と触れ合ううち、しだいに逞しくなり、読者である私を追い越して、理由にこだわらず離婚届に判を押す。 店主であるおばあちゃんと主人公を「がんばれ!がんばれ!」と応援したい思いでいっぱいだった。
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みやこ
女性が抱きがちなさまざまな不安や悩み。その答えを求めて町角の占いを訪れる女たち。 それによって見えたのは自分の執着心であり、答えは自分の心にあった。 そのことに気づいた時、光が見える。 「茗荷谷の猫」と同じように、他の章で登場した人物がふいに現れたりするのが楽しい連作短編集だった。
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みやこ
爽やかな青い風に吹かれるような読み心地。 私たちが街で慌ただしい日常を生きている時、同じ日本でヒグマが呼吸している。その同じ瞬間、アラスカの海でクジラが飛び上がっている。 そう思って暮らしていける幸せをもらった。
まいける
2024/05/04 12:51

はじめまして。今、この瞬間もカリブーの群れは移動しているかもしれませんね。

みやこ
2024/05/04 14:18

まいけるさま はじめまして。 コメントありがとうございます。 そうですね! いつもそう思って暮らしていきたいと思います。

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みやこ
俵万智さんが、宮崎での暮らしを詠み、それぞれの歌にちなんだエピソードを添えた歌集でありエッセイ集。 やさしい言葉でストンの読み手の心に納まる温かい歌ばかりだった。 クスリと笑ったりホロリと涙したり。
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みやこ
徹子さんの戦争体験が胸を打った。 「今の世界の情勢を見て、戦争の話を書いておきたいと思った」とあとがきに書かれていたとおり、私たちは戦争の悲しさを経験した人の話を聞いておかなければならないと感じた。 誰かが勝手に始めた戦争によって家族や自分の命が奪われることの理不尽さを知っておかなければならない。
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みやこ
横道世之介のストーリーがとうとう終わってしまった。 残りのページが少なくなるにつれて悲しくなった。 もっともっと彼の生き様を見ていたかった。 ありがとう。そしてさようなら世之介。
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みやこ
ブラック企業を辞め、駅前に古くからある花屋で働くことになった25歳の主人公。彼女にはグラフィックデザイナーになるという夢があった。同じ店で働くスタッフや店を訪れる人々にも不本意な過去や本当にやりたいこと、家族への思いなどさまざまな事情がある。彼らの物語を花たちが彩っているのが優しかった。目の前の仕事に取り組むうちに、少しずつ道が拓けていく彼女を見守るような気持ちで読んだ。
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みやこ
50を目前にして、「かくあるべし」という強い信念を持っているわけでもないのに周囲の人々のために汗をかきかき心を尽くす主人公。明るく素直でのんきな性格のため、周りの人たちからさまざまな相談を持ちかけられる。そんな気さくな人柄のせいか、ある日彼女のもとにとんでもないお宝が。 何度読んでも新しい発見があり、心を動かされる。 宮本輝さんの作品の中でで最も好きな物語である。 こんな50代を送りたいと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/06(137日経過)
記録初日
2015/12/08(3088日経過)
読んだ本
621冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
146402ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
39件(投稿率6.3%)
本棚
2棚
性別
自己紹介

ほとんど家か庭にいます。
日々晴耕雨読です。

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