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2024年5月の読書メーターまとめ

るか
読んだ本
8
読んだページ
2447ページ
感想・レビュー
8
ナイス
138ナイス

2024年5月に読んだ本
8

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • なほこ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

るか
伏線回収が秀逸だった。同じく就活をテーマにした朝井リョウの「何者」みたいに、最後に自分にナイフが向かってくる系のやつなのでは...と構えて読んでたのに、結局刺された。 読んでいく中で登場人物たちの印象が二転三転し、私たちは他人の一面だけを見て判断していて、その人の全てを知っているわけではないということを痛感した。 もちろん、立場によってその人の印象は変わるし、例えば自分のことを傷つけた人を、「でも本当はこういう良いところもある」とか考える必要はないと思う。というか、他人の全てを知るのは不可能でしょう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
8

るか
ネタバレ1、2部の中で一番面白かった。今までのは序章に過ぎないというのに納得。ハードSFとしての完成度がとても高い。SFってこんなに面白かったんだと気づかされた。面白いはもちろんだけど、こんな作品を書き上げるなんてすごすぎる、と思った。 そしてSF要素だけじゃなくて、キャラクター作りや伏線回収もレベルが高い。個人的にはジャン・ベイハイが好き。伏線回収に関しては、特にラストの「暗黒森林」のタイトル回収、イエ・ウェンジェとルオ・ジーの冒頭の会話の回収が秀逸だった。 まだ三体世界に浸っていたいので、続きが楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
るか
ネタバレすごく切ない。特にラストの、同じ空を見ているのに同じ星が見えない、という描写が繰り返される場面は、家族とちひろのすれ違いが執拗なまでに強調されて、もはや怖い。 ちひろは、両親が信仰している宗教を、肯定もしないし否定もしない。おかしさに気づいてはいるけど、ただ受け入れているという感じ。というか、不思議だなーっと客観的に見てる感じ?家族が貧乏になっていくのを自然にスルーしてるのは怖いなと思った。良い友達が周りにいてくれて良かった。 ちひろがこれから高校生になって、自分で自分の人生の選択をしていくと願っている。
が「ナイス!」と言っています。
るか
自分が普段読書会に参加しているので、あらすじの読書サークルというワードに惹かれて読んだ。 お嬢様たちが主役のダークミステリ。大正あたりの設定なのかな。レトロで甘い雰囲気がありつつ、実際に起こることはとても残忍で、その対比が良い。 玉野五十鈴の誉れが好き。
が「ナイス!」と言っています。
るか
400年後の三体との決戦に備える人類サイドの物語。面壁者のコンセプトが面白い。ルオジーが主人公すぎる。前半は少し退屈だったけど、ルオジーが覚醒したあたりでテンション上がった。 個人的には、1巻で描かれた三体ゲームの世界観や三体世界と地球人の接触がとても衝撃的で面白かったので、人間中心の2巻は少し物足りないように感じた。下巻からはまたSF要素が強くなると聞いたので楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
るか
美しい南の島、トンガ王国を舞台にした短編小説。前半は旅小説としても面白かった。トンガ王国行ってみたいな。重い話が多いけれど、トンガ王国の風景や人の雰囲気もあってか、全体的に爽やかで温かみがあり、イヤミスっぽさは薄い。イヤミス好きな自分は、「約束」が一番好きだった。
が「ナイス!」と言っています。
るか
映画がすごく良かったので原作を購入。原作と映画の違いを楽しめた。原作の方が、より小さく穏やかな変化を描いてると思った。髪切るくだり、自転車のくだり、どっちも原作の方が好きかな。 いつもドロドロした話ばかり読んでいるけど、こういう優しい本もたまにはいいなと思った。
が「ナイス!」と言っています。
るか
伏線回収が秀逸だった。同じく就活をテーマにした朝井リョウの「何者」みたいに、最後に自分にナイフが向かってくる系のやつなのでは...と構えて読んでたのに、結局刺された。 読んでいく中で登場人物たちの印象が二転三転し、私たちは他人の一面だけを見て判断していて、その人の全てを知っているわけではないということを痛感した。 もちろん、立場によってその人の印象は変わるし、例えば自分のことを傷つけた人を、「でも本当はこういう良いところもある」とか考える必要はないと思う。というか、他人の全てを知るのは不可能でしょう。
が「ナイス!」と言っています。
るか
共感できること、すでに実践してることが多かった。 不安があるとき、他のことで気を紛らわせるのではなく、短期的に集中して考え抜くべきなど、その通りだと思った。問題から逃げるための娯楽では、幸せになれない。また、外に関心を向けて、興味の対象を増やすことが幸福に繋がるというのも、共感できる。何か一つに寄りかかるのではなく、依存先はたくさんあった方が、心が安定する。 自己ではなく外界に好奇心を抱くことが幸福の条件、というのが主張。無意識に意識的に働きかけるとかいう力技が出てくるのも面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/11(162日経過)
記録初日
2024/01/01(172日経過)
読んだ本
54冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
17002ページ(1日平均98ページ)
感想・レビュー
52件(投稿率96.3%)
本棚
0棚
自己紹介

2024.1~

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