読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

とらとら
読んだ本
12
読んだページ
4416ページ
感想・レビュー
12
ナイス
381ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
12

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

とらとら
ネタバレ前作ではそれぞれ一人前の新田と山岸の二人の新人時代の短編集。ところどころで、二人が交わりそうで、交わらない笑二人が後々に繋がる素質は垣間見せる。山岸の客を見る目、新田の推理。二人とも光る才能を発揮している。前作で紹介されていた伏線が色々回収されていて、一気に読み進めてしまうのはさすがの作品です。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
12

とらとら
ネタバレなんとも不思議な世界を垣間見た。ありえない世界なのに受け入れてしまう、そんな世界観が淡々と続く。征四郎と共に家守として1年を共に過ごしているような身近な感覚にさせられる。よきかな、よきかな笑
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレ日帰り出張のお供に、一気に読了。4つの連続殺人と思われた事件を解決して行くのかと思いきや、同じ部署のアルバイトに振り回される。正直、ここまで収拾がつかなくなるほどとは思えない一方で、身近なものほど甘く見てしまうんだなとも思わず唸ってしまう。舐めてるわけではないないんだろうけど、身近なだけに、そうあってほしくないと願わずに居られないのは、お人よしだから?普通の線引きって難しいのかもしれないと感じた一冊。
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
自転車ロードレースの世界。「どんなスポーツでも勝たなきゃプロとしてやっていけない。だけど自転車は違う。自分が勝たなくても、走ることができる。」エースはアシストの分まで背負って戦い、アシストのサポートに報いる。お互いリスペクトがあるから、アシストもその役割に徹するプロになれる。これって社会でも同じだよね。みんながエースになるわけじゃない。でも、与えられた役割をしっかり果たすことでちゃんと勝利に貢献している。ミステリのはずなんだけど、そんなこと考えさせられた一冊。
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレ小学1年生になるかのこちゃんと犬の玄三郎の妻で猫のマドレーヌ夫人の物語。かのこちゃんは、友達や長年の愛犬玄三郎との別れの中で日々成長する。解説に、「乳歯が抜けるエピソードについて、子供は、何かを失うことで成長する。欠落した後の空洞は寂しいが、その空洞は新しい歯によって満たされる。」とある。失って初めて、大切なことを実感する。子どものかのこちゃんは、大切なものを失うかもしれないのに、相手の意思を尊重してあげるなんて、、とっても素敵だな。失いたくないから、普通はそんなことできないよね。
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレイヤミスではないけど、ヘビーな内容の物語。章子を中心に、友人や先生、父親に纏わる辛い経験が綴られていく。どこかに助けを求める術も分からず、ただ自分の環境の中で、判断してしまい、不幸が連鎖してしまう。そんな中で、どうしようもない大人が、不幸の連鎖を大きなものにしたり、巧妙に自分の利益にしたり、、、著者があとがきにも書いている通り、今の社会で現実に起こりいまだに解決されないことは問題だよね。とは言えどこまで自分ごととして、何ができるのか?近くに人のことから大切にするしかないのかな。より良い未来を願うばかり。
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレ三浦しをんが綴った、コミケに纏わるオタクな話。「どんなちっぽけな秘密や不満も、屈託なくすべて打ち明け、打ち解けあった日々は遠くい。大人になるって、さびしさに鈍感になることなのかもしれない。」職場でも趣味に没頭する主人公が、共に歩んできた同人誌の仲間との変化から感じた寂しさを、見事に表現されているのは、天晴れ。解説にもある通り、作者自身のオタク気質ダダ漏れな一冊なのに、琴線に触れる文章多々で大満足。
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレ廃校が決まり、卒業式の翌日に取り壊される高校に通う少女が主人公の短編集。時系列に朝から夜まで、最後の1日を辿る。卒業と言う節目を迎える人、取り壊しで強制的に節目を迎える人、誰にとっても望む望まざるにかかわらず訪れる節目は、色んなドラマを生み出す。それにしても、朝井リョウが綴る高校生ってほんと瑞々しい。こんなキラキラな高校生活送れたらよかったな笑
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレ前作ではそれぞれ一人前の新田と山岸の二人の新人時代の短編集。ところどころで、二人が交わりそうで、交わらない笑二人が後々に繋がる素質は垣間見せる。山岸の客を見る目、新田の推理。二人とも光る才能を発揮している。前作で紹介されていた伏線が色々回収されていて、一気に読み進めてしまうのはさすがの作品です。
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレ現役医師でもある著者の体験に基づく、現場の医療従事者の戦いがリアルに描かれている。「負の感情はあっという間にクラスター化する」。コロナ禍に限らず、人々の一時的な感情で世論は流されて、時として正しいことも押し流されてしまう。コロナ禍から何を学び、これから何を伝えていかなければならないのか。「マスメディアは舞台上で声を張り上げる人にスポットライトを当てることは得意だが、市井の沈黙を拾い上げる機能は持ってない。」と記されている通り、大きな声に流されない判断が必要なんだろう。忘れてはいけない。
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレ特別養子縁組を巡る二人の女性の物語。中学生が望まぬ妊娠、出産を経て、決して埋められない傷を抱えたまま転がり落ちていってしまう、、、両親は無かったことにしようとし、そんな両親に反発してしまう。もし、両親が受け止めてあげることができていたなら、、、最後に一度は突き放した佐都子が、全てを受け止めてくれて、やっとヒカルも救われる。親子の繋がりや家族について考えさせられた一冊。
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレピアノコンテストの参加者の成長を感じる物語。マサル、亜夜、塵の3人が、お互いに刺激し合い高めあっていく。音楽の一瞬に賭けるそれぞれの思いは、若さ溢れる歪なもの。それが出会うべくして出会うことで、それぞれの人生の道標となっていく。こんな長編でも、一気に読み進めてしまうほど、魅力的な登場人物の数々は、最後の解説を読み、長期連載であったことから、実際に登場人物の成長には時間もかかっていたからなのだと実感。ほんと素敵な話でした。
が「ナイス!」と言っています。
とらとら
ネタバレ映画は見たことがあったので、原作も読んでみました。文章の世界なのに、素敵な演奏が聞こえてくるような描写。また登場人物のキャラクターがそれぞれはっきりしていて、つい応援したくなる。それぞれ曲を聴きながら、コンクールの世界にどっぷりつかってます。後半どうなっていくのか、楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/30(684日経過)
記録初日
2024/03/04(650日経過)
読んだ本
194冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
72164ページ(1日平均111ページ)
感想・レビュー
177件(投稿率91.2%)
本棚
0棚
性別
現住所
北海道
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう