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2024年11月の読書メーターまとめ

よね
読んだ本
10
読んだページ
4336ページ
感想・レビュー
10
ナイス
95ナイス

2024年11月に読んだ本
10

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

よね
ネタバレ読了。まずあらすじからワクワクが止まらず、1つ謎が解けたら次の謎とスイスイ展開が(不自然なくらい)進み、ハートリー=グラハムの取り調べシーンで、ん?まさかな?と思ってたら、そのまさかの衝撃の結末。痺れました。実際にある自殺チャレンジを題材にしているところがフィクションとリアルのいい塩梅を保っていると感じました。上質なミステリからしか得られない栄養と衝撃がありました。ティリーとの相性もますます良くなっており(変にロマンス展開にならないのがすごく好印象です)、次作も期待大です。【今年100冊目!】
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
10

よね
読了。解説にもあるように、ミステリというよりかは至極の娯楽小説といえ、より一層キャラクター描写に磨きがかかっていると感じました。密室の謎は意外とあっさりでしたが、最後のオチのつけ方はたいへん好みで、良い読後感でした。次作のThe Mercy Chairの邦訳、お待ちしてます。
が「ナイス!」と言っています。
よね
ネタバレ読了。カーの作品よろしく雪の中の密室殺人に加えて、監視の目の光る中の連続毒殺事件。2つの不可能犯罪がどう繋がってくるのか。3人目の被害者の名前が"カレン"なのはたまたまなのか、昨今のネット事情に詳しそうなクレイヴンの粋なはからい(?)なのでしょうか。相変わらずティリーの無意識な不器用さにほっこりします。今までのシリーズの中ではゆったりとした展開の中下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
よね
ネタバレ読了。バジリスクに幻覚を見せられている描写があまりにも真に迫っていて、なかなかつらかったです。特に呼吸を意識するようにガラス越しにホリーに訴えかけるジャン…。ついつい自分も呼吸を止めてしまうほどのめり込みました。パシパエ号を徘徊するアステリオスとの邂逅も怖すぎて、ドキドキでした。最後には母とも決別でき、無事(?)惑星に着陸できたところで完。真の知性を持つロボットのラプスカリオンの不器用で従順な感じが愛くるしい。すでに本国では三部作の2作目Revenant-Xが刊行されているらしいので、気長に待ちます。
が「ナイス!」と言っています。
よね
ネタバレ読了。面白い!AIにも人間にも感染しうる正体不明の生命体「バジリスク」に感染した者の様子の描写がリアルで、終始ワクワクしながら読み終えました。感染したAIのホログラムがあまりに狂気じみてて、ゾクゾクしながら、筆者の力量に脱帽していました。サシャの救出シーンがアクション映画さながらでアツかったです。ラプスカリオンのキャラめちゃくちゃいいですね。シリアスな雰囲気の中の少ない和みポイントでした。下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
よね
読了。とても静謐でどこか異質なショートショート25編。現実にはない無機質さ、一種の孤独さが癖になります。生活に疲れた時に逃げ込みたい世界が編み込まれています。差し込まれている写真も、日常にありふれるものばかりかと思えば、視点を変えると思わずクスリとしてしまうものが時々。都馬のビジュアルも素敵。
が「ナイス!」と言っています。
よね
ネタバレ読了。多様な「ファーストコンタクト」SFアンソロジー。アホらし…コミカルなものからホラーチックなものまで。不気味さが終始漂うシオドア・スタージョン「タンディの物語」、シンプルで味わい深いディックの「ウーブ身重く横たわる」、自由意志を攻めた飛浩隆「はるかな響き」あたりが好みでした。
が「ナイス!」と言っています。
よね
ネタバレ読了。『巨星』に収録されているSunflower cycleシリーズの中長編と、ボーナストラック的短編『ヒッチハイカー』の二篇。この短編が凄まじい。«エリオフォラ»のすべてを管轄するAIチンプに対する、数千年に1度のみ解凍される人間の叛乱の物語かと思いきや、どちらも「創られた」存在であり、さらにはその「上」の存在もラスト、及び「ヒッチハイカー」で示唆される。わたしはきみたち以上に人間だよ、痺れました。サンデイとチンプの歪んだ共依存のような関係がなんとも絶妙で、宙吊りかつ緊張感を帯びてました。
が「ナイス!」と言っています。
よね
ネタバレ読了。今回は政府の陰謀の絡んだスリラーもの。毎作雰囲気の変わったものをよく書けるなと思ってたのですが、あとがきでよく考えられていると納得。大胆に広げに広げた大風呂敷が、最後には綺麗に畳まれ、私の心にストンと収まってくれました。よくよくみたら、表紙のラットの腕にもちゃんと赤い印がありましたね。次作も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
よね
ネタバレ読了。最高にハードでクールな短編集でした。一貫して知性・意識の意義について問いながらも、機械に垣間見える人間性(不確定性)にも触れ、淡々と"SF"していく。全編好きだったのですが、『天使』のドローンが知性を獲得して命令に背いて行くシーン、『帰郷』のトラウマを顧みるシーン(走馬灯にも、ドラッグによるトリップにも似た描写)が衝撃的だったり、Sunflowers cycleシリーズ3作の宇宙の静謐さと乗員の人間ぽさの対比がいかにもだったり(太陽ダイブによる自由意志の体験シーンも衝撃)、総じて大満足でした。
が「ナイス!」と言っています。
よね
ネタバレ読了。まずあらすじからワクワクが止まらず、1つ謎が解けたら次の謎とスイスイ展開が(不自然なくらい)進み、ハートリー=グラハムの取り調べシーンで、ん?まさかな?と思ってたら、そのまさかの衝撃の結末。痺れました。実際にある自殺チャレンジを題材にしているところがフィクションとリアルのいい塩梅を保っていると感じました。上質なミステリからしか得られない栄養と衝撃がありました。ティリーとの相性もますます良くなっており(変にロマンス展開にならないのがすごく好印象です)、次作も期待大です。【今年100冊目!】
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/02/04(319日経過)
記録初日
2024/02/04(319日経過)
読んだ本
112冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
44182ページ(1日平均138ページ)
感想・レビュー
112件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
血液型
AB型
職業
大学生
自己紹介

つい最近はじめました。某大学の理系大学生。
海外ミステリ、SF、ホラーを好んで読みます。
森博嗣さん、澤村伊智さん、アガサ・クリスティ、ピーター・ワッツの作品が特に好きです。
重厚なストーリーを好みます。

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