『山田さんのこと』『参列者』『やきかんごふ』←めちゃくちゃ意味不明笑 『蜃気楼』広島のはなしはもっと聞きたい。『言えない話』こういうの間接的に呪いを飛ばすとかありそう。『カンボジアの骨』写真に写らない骨のはなし。『怪しい来客・1』霊に真実を教える。『二十五階』横を通り過ぎる霊のはなし。見えないだけでそこにいるのかも。
『ハロウィンパーティ』『清滝トンネル』『青い光』『通過するもの』『くせいけ』『五つの生首』『ぬりかべ』『ふすま』『子孫』『録画エラー』『ペロと黒猫』が面白かったです。他にも面白い話は盛りだくさん。小さいおじさんのはなしとか。怖さは強くないので誰でも読めると思う。
住倉カオス『予言に関する体験二篇』身体の悪いところが自分も痛くなるのとか別の仕事になりそうですよね。頭の上に文字が見えるひとも同じく。占い師になったら絶対儲かりそう。 田中俊行『鳥居さんの話』青い☓印。ここにも青が出てきました。 松岡真事『ひだりうしろ』もうすぐ亡くなるのがわかるって死神はいなくて自分自身が死期を感じてひだりうしろに立つとしたら右はどうなってるのかなと思う。
郷内心瞳『アサクラ』からはじまる全部がつながっててやはりこの方のはなしは面白いなと思う。もっと読みたくなる。 夜馬裕『天女の願い事』あまりにも理不尽。隣に元彼が元親友と結婚して住むとか、天女はひどい。山から離れるべきだったのでは?どうしてもそう思う。
月を見上げること。 私はあんなに近くにあるのに行けない場所なんだなぁと思うタイプです。 月の呼称が日本語にはたくさんあり、月を見て月と暮らすくらい闇が近くてそれが普通だったんだよなぁと思ってしまいます。 金色夜叉の章には、日本人がいつ月と別れたかを考察されていて、作者曰く関東大震災以降、電灯が復旧したことで日本人の生活が徐々に月と訣別していき、日本人は電気と結婚したと書かれていてめちゃくちゃ納得しました。
今年の夏も暑そうです。この本を読んで今こそ闇に回帰するときなんじゃないかと思ったわけです。 闇だって楽しんじゃえばいいんですよね。 この本はそのための指南書になること間違いないと思いました!
こっちに引っ越します。たぶん。
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