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2024年5月の読書メーターまとめ

tanigawaaaaaaaaaaa
読んだ本
2
読んだページ
486ページ
感想・レビュー
2
ナイス
4ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tanigawaaaaaaaaaaa
ずっと積読していた安部公房の短編集。作中で人間が自由自在に変形し、安部公房の思想の実験に立ち会っているような感覚になる。1つ1つが短くまとまっている分、他人に勧める際の安部公房の入門書として、良い気がした。 特に気に入った話をコメントに書いていく。
tanigawaaaaaaaaaaa
2024/05/20 18:33

(『鏡と呼子』の続き) http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/17522/ktk034-05.pdf   最後に卓見の息子が現れて、Kが”殴りつけてやりたくなる” のが、なんで??って思っていたけど、共同体の体制を崩すきっかけが”家出”であり、”家出”経験者(息子ではあるが...)は、窮地に追い込まれていたKにとって救世主に見えたのか...。最後あたりの文章を見る限りそりゃそうか・・。あと『飢餓同盟』が似たような題材を扱ってたりするのね。読む。

tanigawaaaaaaaaaaa
2024/05/21 00:48

『棒』・・・主人公の”私”が棒になる話。資本主義下で道具的に生きる人間のあり方への批判。死者を裁くことが存在理由である3人衆が、”私”をあえて裁かない根拠を、棒であり続けることが”一番の罰”であるとしており(=”私”は道具的存在である以上、既に罰を受け続けている状態なので裁く必要がそもそもない)、道具的な存在に対する安部公房の確固たる姿勢を感じた。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
2

tanigawaaaaaaaaaaa
ざっくりとインプット。苦しみの存在の根拠と性関連に対する立場はもうちょっと知りたいかな。
tanigawaaaaaaaaaaa
ずっと積読していた安部公房の短編集。作中で人間が自由自在に変形し、安部公房の思想の実験に立ち会っているような感覚になる。1つ1つが短くまとまっている分、他人に勧める際の安部公房の入門書として、良い気がした。 特に気に入った話をコメントに書いていく。
tanigawaaaaaaaaaaa
2024/05/20 18:33

(『鏡と呼子』の続き) http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/17522/ktk034-05.pdf   最後に卓見の息子が現れて、Kが”殴りつけてやりたくなる” のが、なんで??って思っていたけど、共同体の体制を崩すきっかけが”家出”であり、”家出”経験者(息子ではあるが...)は、窮地に追い込まれていたKにとって救世主に見えたのか...。最後あたりの文章を見る限りそりゃそうか・・。あと『飢餓同盟』が似たような題材を扱ってたりするのね。読む。

tanigawaaaaaaaaaaa
2024/05/21 00:48

『棒』・・・主人公の”私”が棒になる話。資本主義下で道具的に生きる人間のあり方への批判。死者を裁くことが存在理由である3人衆が、”私”をあえて裁かない根拠を、棒であり続けることが”一番の罰”であるとしており(=”私”は道具的存在である以上、既に罰を受け続けている状態なので裁く必要がそもそもない)、道具的な存在に対する安部公房の確固たる姿勢を感じた。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/03/17(105日経過)
記録初日
2024/03/21(101日経過)
読んだ本
5冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
1282ページ(1日平均12ページ)
感想・レビュー
5件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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