2024年9月の読書メーターまとめ

読んだ本: 2冊

読んだページ: 703ページ

感想・レビュー: 2件

ナイス: 68ナイス

2024年9月に読んだ本
2

本を登録する
2024/09/27
スピノザの診察室
- 夏川草介
287
登録
5725
本を登録する
2024/09/05
傲慢と善良
- 辻村深月
416
登録
13797

2024年9月のお気に入り登録
2

2024年9月のお気に入られ登録
1

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

祐太

2024/09/27

派手さはないけれど、味はもちろんのこと見た目も神経細やかにしつらえた和食のお膳をいただくような作品だった。舞台が京都ということもあるかもしれないが、主人公の佇まいや言動と何より見事な地の文。時折、アクセントのように馴染みのない熟語や漢字。いつもであれば物語の展開ファーストで読み飛ばしがちな地の文を丁寧に読み進めたくなる作品。目でも舌でも五感のすべでを使い、ゆっくりとした時間を楽しめる作品だと思う。慈愛のある味わいに、最後に知らずとあたたかい涙が流れた。おすすめです。

2024/09/27 10:06

はじめまして。京都訪問したいですし、シリーズ化も希望します！（笑）

祐太

2024/09/27 11:33

コメント、ありがとうございます。京都は修学旅行以来なので私も久しぶりに訪れてみたくなりました。そして、死ぬまでに食べたいお餅シリーズも食べたくなりました。せめて、今週末は地元の和菓子店に行くとします　笑

が「ナイス！」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
2

祐太

2024/09/27

派手さはないけれど、味はもちろんのこと見た目も神経細やかにしつらえた和食のお膳をいただくような作品だった。舞台が京都ということもあるかもしれないが、主人公の佇まいや言動と何より見事な地の文。時折、アクセントのように馴染みのない熟語や漢字。いつもであれば物語の展開ファーストで読み飛ばしがちな地の文を丁寧に読み進めたくなる作品。目でも舌でも五感のすべでを使い、ゆっくりとした時間を楽しめる作品だと思う。慈愛のある味わいに、最後に知らずとあたたかい涙が流れた。おすすめです。

2024/09/27 10:06

はじめまして。京都訪問したいですし、シリーズ化も希望します！（笑）

祐太

2024/09/27 11:33

コメント、ありがとうございます。京都は修学旅行以来なので私も久しぶりに訪れてみたくなりました。そして、死ぬまでに食べたいお餅シリーズも食べたくなりました。せめて、今週末は地元の和菓子店に行くとします　笑

が「ナイス！」と言っています。

祐太

2024/09/05

ネタバレ登場人物の描き方において、そのまま読むと「女って怖い」となるのかもしれないが、前半の主役の男の女友達も、女ではなくても男でもあの手の下衆なタイプはいるし、後半の主人公の女（婚約者）もこういう自己愛の強いタイプは男にもいる。そういう意味では、世間一般の女性や男性の「あるある」のイメージどおりに、キャラの性別を設定しているところは、読者の共感は得やすいだろうとは思うが、むしろキャラの性別をすべて入れ替えたバージョンを読みたかったかも。物語の展開としては、先がいくつもの可能性が考えられて楽しめた。

傲慢と善良

辻村深月

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。