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2024年5月の読書メーターまとめ

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18ナイス

2024年5月に読んだ本
4

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2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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3回目くらいの読了。表題作より、「ムーンライトシャドウ」が好きで印象に残っている。セーラー服を着たり一人称がワタシだったりと少し独特だが、誠実に悲しみと向き合う柊の存在に救われる。 大切な人を亡くして、ぽっかり心に穴が空いたようなときの表現が丁寧で綺麗で、何度でも読みたくなる。早朝や、冬の夜の静かな時間にぴったりの作品。 「キッチン」よりも、雄一とのぐっと近くなる関係が描かれる「満月」の方が好き。単なる恋愛には収まらない、心と心が通い合う関係性なのが良い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
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源氏物語やその他平安文学に出てくる唐物や、朝廷の唐物について。「光る君へ」に合わせて何か読みたかったが期待以上で、中関白家、清少納言、為時と越前国、宣孝の御嶽詣などにまで言及されていて、しかも読みやすい。多くページが割かれていた「薫物」は、写真や現物を見ても香りまでは想像するしかなく、興味を惹かれた。香料全てが舶来品のため大変な贅沢品だったらしく、雅な世界だなと。
が「ナイス!」と言っています。
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現代語訳は一読済み。解説が多すぎず少なすぎずのこちらを選んだ。地の文に和歌の用語が使われていたり、主語目的語の省略が多いなど、やはり原文ならではの味わいがある。 長恨歌をイメージさせる桐壺帝と更衣、源氏の登場と将来の予言など、短い中に詰まった「桐壺」巻が断然面白く、ここだけでも読んで良かった。 藤壺と源氏の密通は、短く曖昧ではっきり書かれていないので、流れで呼んでいると読み飛ばしてしまって何回か読み直した。藤壺に限らず、女性と共寝した場面はどれも具体的には書かれていなくて、それが逆に想像を掻き立てられる。
が「ナイス!」と言っています。
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3回目くらいの読了。表題作より、「ムーンライトシャドウ」が好きで印象に残っている。セーラー服を着たり一人称がワタシだったりと少し独特だが、誠実に悲しみと向き合う柊の存在に救われる。 大切な人を亡くして、ぽっかり心に穴が空いたようなときの表現が丁寧で綺麗で、何度でも読みたくなる。早朝や、冬の夜の静かな時間にぴったりの作品。 「キッチン」よりも、雄一とのぐっと近くなる関係が描かれる「満月」の方が好き。単なる恋愛には収まらない、心と心が通い合う関係性なのが良い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/04/02(77日経過)
記録初日
2024/01/31(139日経過)
読んだ本
14冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
4634ページ(1日平均33ページ)
感想・レビュー
11件(投稿率78.6%)
本棚
0棚
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