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2024年5月の読書メーターまとめ

Lemonade77
読んだ本
7
読んだページ
2621ページ
感想・レビュー
7
ナイス
112ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • ぴなもん

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Lemonade77
ネタバレ普段は読まないジャンルで、構えてみたがそんな構えとかいらず一気に読了。F県警強行犯シリーズ全六篇の連作短篇集、第一弾と全く予備知識がなかったにも関わらず横山秀夫さんの文体、情景描写に引き込まれた。刑事たちの逮捕への執念や、上司部下、他班や、仲間内での確執、そして捜査第一課の三班の各班長の切れ。その三班の各班長が冷酷なのかというとそうでもない部分が、退官間近の三班の主任のために花を持たそうとしたり、一班の朽木が三班の村瀬にネタを渡した理由に人間らしさが垣間見れたのが救われた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

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最近のお気に入りのブックカバー 気分があがる :)

最近のお気に入りのブックカバー

気分があがる :)
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2024年5月の感想・レビュー一覧
7

Lemonade77
正反対な二人の女性が、同じ誕生日の同じ病院で生まれ、45歳の誕生日を祝うために同じ場所を選んだことでたまたま出会う。ポッドキャストやNetflixの媒体をうまく使いながら、話はテンポよく進み、読みだしてあっという間に読了。サイコスリラーで重めな内容だが、登場人物たちの心理描写がとても臨場感があふれ本のタイトル通り最後の最後まで鳥肌ものだった。
Lemonade77
タイトルの「月光の東」とはと疑問を抱き読み始める。読み進めるごとに謎の言葉を残した塔屋米花の生い立ちが、彼女と何等かの関係をもった人物たちから分かり始め、どうなるのか気になり一気に読んでしまった。語り手は塔屋よねかに翻弄された男と女。読者にその後どうなったのか、幸せになれたのか等色々な疑問を残して話が終わる。 ストーリーの中ででてくる骨董品、山、カウンセラーの話とか、北海道や新潟の地名など、普段あまり関わりのないことを本の登場人物を通してその世界を垣間見れるのもまた読書の楽しいところだなと思う。
Lemonade77
脊髄破裂に脳水腫を合併した生後6ヶ月で重度の障害を持って数年生きられるかどうかの命を救いたい脳外科医と、その子どもの両親との間で起こる確執や葛藤、医者、親としての立場それぞれからみる命、ヒューマニズムについて深く考えさせられた。 少しでも長く生きてほしい願い、危険を冒しても難易度の高い手術をして少しでも回復を見込みたい願い、それは親のエゴなのか、何が正しいのか。 著者が医大卒で緊迫した手術の情景描写に納得し、札幌の季節の移り変わりを儚く描写している点も小説として楽しめた。最近読んだ本の中で一番心に残った本
Lemonade77
2024/05/17 19:46

現代では当たり前にあるインフォームドコンセントが、この小説が書かれた頃には存在していなかったのは時代を少し感じさせられたが、その点以外は現代にも通ずる命題を問いていると思う。

が「ナイス!」と言っています。
Lemonade77
「あなたには帰る家がある」、このタイトル通り家はあるが本当にみんな幸せなのか?と最後まで問いながら読み進めた。それぞれの結婚、家族の形が現実的に存在しえるし、そんな登場人物の中でも嫌悪さえ感じていた人物が最後にはそうでなくなっていたりもして不思議と最後まで楽しめた。普段手に取らないジャンルも読んでみると意外に面白い。
が「ナイス!」と言っています。
Lemonade77
ネタバレ普段は読まないジャンルで、構えてみたがそんな構えとかいらず一気に読了。F県警強行犯シリーズ全六篇の連作短篇集、第一弾と全く予備知識がなかったにも関わらず横山秀夫さんの文体、情景描写に引き込まれた。刑事たちの逮捕への執念や、上司部下、他班や、仲間内での確執、そして捜査第一課の三班の各班長の切れ。その三班の各班長が冷酷なのかというとそうでもない部分が、退官間近の三班の主任のために花を持たそうとしたり、一班の朽木が三班の村瀬にネタを渡した理由に人間らしさが垣間見れたのが救われた。
が「ナイス!」と言っています。
Lemonade77
木暮壮のおんぼろアパートの大家や住人の人間関係、現実味があるような奇妙なような不思議とくせになる物語。三浦しをんさんの文体は読みやすく、どの作品も性について書かれているがいやらしさはなく、切っても切り離せない部分があるなと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
Lemonade77
久々のエッセイ。著者の田舎暮らしを始める様子、苦労話、動物への愛情、旅についての考え方、ゆとり教育についてなど、色々な点に共感を覚える。 フィクションの小説とはまた違った楽しみがエッセイにはあり、著者の人柄をも表す文体にひかれながら、読み終える。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/04/17(72日経過)
記録初日
2022/05/01(789日経過)
読んだ本
34冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
13102ページ(1日平均16ページ)
感想・レビュー
26件(投稿率76.5%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

2024年4月より使い始めました。

読書ノートに主に書き綴ってきましたが、本の検索はじめ、読了後にみなさんの感想を読み、色々な気づきがあるのも楽しく、併用していこうと思います。

子どもの頃から、図書館は好きな場所の一つ。旅先の図書館へ行くのも好き。

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