『受け手の文脈に依存する笑い』だからこそ、インターネットにおける文字のコミュニケーション(twitter)での対立が多く現れるようになったのではないか?Twitterでの口論でよく見かける文言として「書いていない事を読み取る」や「読解力がない」という批判をよく目にする。この本の冒頭部分には「作者に仮に風刺の精神がなかったとしても、読者がその作品なり挿絵に風刺性を感じだったからこそ評判が高まり、異様な売れ行きになったのであろう。(p10)」と述べられている
ここから察するに、「作者の意図は関係なく読者が風刺を感じ取る」という読み方が江戸時代からされていたと考えるのが妥当だ。つまり、Twitterでの投稿者の「書いていない事を読むな」という批判は、心情としてはとてもよく分けるが、江戸時代の日本人の読み方として、読者自体が風刺性を感じることを重要視していた名残りがあり、その為に「書き手」と「読者」の認識の違いが起こり、俗に言う「クソリプ」というのが乱立するのではないだろうか? 「クソリプ」の系譜はもしかしたら、「江戸時代の風刺画」から始まっているのかもしれない
大学図書館にある吉川弘文館の『歴史文化ライブラリー』421巻と2チャンネル2008年頃から流行っていた
『10代で読むべき必読書』のコピペにある141冊を読んでいこうと思います
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