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2024年5月の読書メーターまとめ

えだまめ
読んだ本
3
読んだページ
767ページ
感想・レビュー
3
ナイス
62ナイス

2024年5月に読んだ本
3

2024年5月のお気に入り登録
2

  • 轟直人
  • 愛の伝道師カロン@イケメンは疲れますよっ

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • 愛の伝道師カロン@イケメンは疲れますよっ
  • 轟直人

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えだまめ
主人公の葉蔵がもがき苦しみながら破滅していく物語である。 本書の特徴が「葉蔵と自分が同じ」と感じてしまうことだ。 葉蔵は人の負の部分に苦しみ続けるが、 その姿を見て、私は同じ苦しみを持った仲間がいたと思えた。 人の機嫌を伺い、「嫌われたらどうしよう」と考えてばかりいた経験はないだろうか。 周囲への同調のために自分を偽る事に疲れ、自己嫌悪に陥った経験は? その時の自分の気持ちを理解し、寄り添ってくれる人はいただろうか。 本書はそんな傷ついた過去の自分の心に寄り添い、癒やしてくれる、優しい本であると思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

えだまめ

〜第三章までの要約? 序論 人間の生命についてを理解するための議論がおかしい方向に行ってしまっているため、生命について全く分かっていない!と訴えてる。 一章 人は自分の幸せのために生きてると言われがちだが、結局は死ぬことでその幸せは失われてしまう。 それなのに自分の幸せを追い求めるのは矛盾していると述べている。だから死ぬ等では左右されない幸せを追い求めるべきと述べている。 二章 キリスト等によって昔から正しい方向(一章のような生き方で生命の矛盾を解消する)に生きれるように教えられてきた。

えだまめ
2024/06/02 00:18

第5章:かつての賢人(キリストなど)の生命の矛盾を解消する教えを間違えて解釈した人々や第四章で述べたような学者によって、生命の矛盾に気付けない人々が増えている。かつそんな人々からできた集団の中で人間は流されて生きている。生命にとって本当は幸福ではない、伝統的な事業なども「自分には理由はわからないが、続いていたり、みんながやっているから自分にとって良い事」という風に肯定され、続いていってしまっている。芸術、戦争などたくさんの人間活動は思考停止の群衆のひしめき合いにすぎず、生きていながら死んでいると述べている

えだまめ
2024/06/04 13:10

第六章:周りの間違った教え(学者や過去の教えを間違った解釈によって歪めたもの)が多いが、それらにもかかわらず、生命の矛盾に気付ける人が多くなっている。でも、周りの人は気づいていないため自分が狂ったか他の人が狂ったかで苦しむことになる。その時に自分の理性が「生きていけない」と言って、本能が「生きろ」と言う。本来、理性とは人間が生存競争で勝つために進化して得たものであるが、理性が人間を苦しめている。その苦しみに耐えられないとき、人は自殺をすると述べられいた。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
3

えだまめ
1章は哲学の独白、2章は物語という構成。 1章は「人間は天邪鬼で非合理」と主張。難しくて読みにくかった。。 2章からは「自意識によって暴走」→「自意識による苦しみを周囲に責任転換し、攻撃or馬鹿にする」→「後悔して自責に苦しむ」→「最初に戻る」というような無限ループに苦しみ続ける物語だった。筆者程ではないが、自分も同じ状態になることがあるため、他人事とは思えなかった。この状態から救われるにはどうしたらよいのだろう。「罪と罰」のような愛による救済が本書ではなされなかったため、深く考えてこんでしまう、、、
えだまめ
2024/05/29 14:25

読んでてきっついけど、面白かった!! こんなにも内容の質量がある本は中々ない。

が「ナイス!」と言っています。
えだまめ
ネタバレ「大人の余裕をもち、一途で恋愛に対して少し重く、イケメンでモテる理想の男」と偶然同棲し、植物を通して次第に両思いになっていくというストーリーである。 少女漫画のような甘酸っぱく、きれいな恋愛が描かれているため、ドキドキしてしまった。 変にひねくれた部分なども無いため、読んだ後は爽やかな気分で終わること間違いなしである。 恋人に対して興味が薄れてきたタイミングでまた本書を読み、付き合いたての気分を思い出したい
が「ナイス!」と言っています。
えだまめ
主人公の葉蔵がもがき苦しみながら破滅していく物語である。 本書の特徴が「葉蔵と自分が同じ」と感じてしまうことだ。 葉蔵は人の負の部分に苦しみ続けるが、 その姿を見て、私は同じ苦しみを持った仲間がいたと思えた。 人の機嫌を伺い、「嫌われたらどうしよう」と考えてばかりいた経験はないだろうか。 周囲への同調のために自分を偽る事に疲れ、自己嫌悪に陥った経験は? その時の自分の気持ちを理解し、寄り添ってくれる人はいただろうか。 本書はそんな傷ついた過去の自分の心に寄り添い、癒やしてくれる、優しい本であると思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/05/18(37日経過)
記録初日
2023/10/11(257日経過)
読んだ本
29冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
11180ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
5件(投稿率17.2%)
本棚
6棚
自己紹介

理系大学生です。
細かな心理描写を描いている作品と
鬱屈とした気持ちの中から救ってくれるような作品が好きです。

好きな作家
・有川浩
・中村文則
・太宰治
・ドストエフスキー

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