カラフルな世界に、 なんで自分が自分でいなければならないか。 性格や行動、自分だからこそ他人事みたいに軽く受け止められない。 そんな葛藤をどう言葉にして表せばいいか分からずにいたけど、この本の面白い表現や描写に惹き込まれて...。 自分と違う自分だったらって思うことあるけど、本人である意味が必ずあるし、明日は今日の続きじゃないのは毎日いろんな発見の連続だからだと改めて感じられた！ まだまだ未熟だけど、辛い目にあってきたからこそ分かる、中学校時代に読んでおきたかったなあ。

夏子に「お前の居場所は、俺が作るから。泣くな」と言ってくれた月島。自分が本当に望んでいることは居場所を作ってくれた彼との同じ夢を追いかけることだったと主人公と同じ視点で感じさせられたのが一番の『ふたご」魅力だ。さらに、小説の魅力は、この本を読み終わった解説を読んでから実感させられた。改めて私が小説や本が好きな理由をわかった気がした。本を読んで自分と同じ存在なのではないかと錯覚することで初めて本の魅力に気づかされているのだと。私が本が好きなのは、好きなものを好きだと語る材料が欲しかったからなのかもしれない。

カラフルな世界に、 なんで自分が自分でいなければならないか。 性格や行動、自分だからこそ他人事みたいに軽く受け止められない。 そんな葛藤をどう言葉にして表せばいいか分からずにいたけど、この本の面白い表現や描写に惹き込まれて...。 自分と違う自分だったらって思うことあるけど、本人である意味が必ずあるし、明日は今日の続きじゃないのは毎日いろんな発見の連続だからだと改めて感じられた！ まだまだ未熟だけど、辛い目にあってきたからこそ分かる、中学校時代に読んでおきたかったなあ。