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2024年6月の読書メーターまとめ

ただの、まる
読んだ本
3
読んだページ
671ページ
感想・レビュー
3
ナイス
25ナイス

2024年6月に読んだ本
3

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ただの、まる
5話収録。どの話も最後でひっくり返るどんでん返し系で、知らずに読んだ自分はとても楽しめた。 1番身近に感じた作品は2話目の『目撃者はいなかった』。主人公が小さな嘘を重ねていって、どんどん事が大きくなり、引き返せなくなる話が目が離せなかった。ここで正直に言えばいいのに!って思いながらも、いや、このまま行けるとこまで行ってみよう!って思ったり…読み手のこちらも巻き込んでハラハラさせられた。他作品も読んでる最中も読後もモヤモヤ引きずるような良い作品だと思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
3

ただの、まる
七編の短編集。以前読んだ時は『花虫』が印象的で、しばらく本の中の不思議な空間から抜け出せなかった。今回も独特の世界観にやられた。頭の中で映像化してみるけど、妖艶で、甘美的で、見てみたいけど難しそう。思い描いてるのがちょうど良いかもしれない。 1番好きな話は『茄子とゴーヤ』。不倫相手と事故死した夫との思い出から再生していく主人公の話。茄子色に髪を染めるっていうところから、新しい人間関係が繋がって、自分自身も少しづつ変わっていく。中年の女主人公が自分みたいで、なんか勇気もらった気になった。今夜はゴーヤ食べよ。
が「ナイス!」と言っています。
ただの、まる
ネタバレ金原ひとみさんの本を読むのはいつも注意が必要だとわかってるのに、ついつい求めてしまう。ハッピーエンドなんかないとわかっているのにやめられない。まるでこの本の『彼』以外の登場人物みんなのようだ。人たらしの『彼』に好かれようと必死な私と、男性の恋人。その2人の間を行ったり来たりしてる『彼』こそ、こちらから見たら全然スマートじゃない。『彼』を巡る2人はこんなにも好きな相手を見つける事ができて、幸せで、不幸で、もう自分を傷つけることしか出来なくなって、辞めたいのに辞められない。私の元彼だけは解放されたのが救い。
が「ナイス!」と言っています。
ただの、まる
5話収録。どの話も最後でひっくり返るどんでん返し系で、知らずに読んだ自分はとても楽しめた。 1番身近に感じた作品は2話目の『目撃者はいなかった』。主人公が小さな嘘を重ねていって、どんどん事が大きくなり、引き返せなくなる話が目が離せなかった。ここで正直に言えばいいのに!って思いながらも、いや、このまま行けるとこまで行ってみよう!って思ったり…読み手のこちらも巻き込んでハラハラさせられた。他作品も読んでる最中も読後もモヤモヤ引きずるような良い作品だと思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/06/23(36日経過)
記録初日
2024/06/22(37日経過)
読んだ本
16冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
3525ページ(1日平均95ページ)
感想・レビュー
9件(投稿率56.3%)
本棚
0棚
自己紹介

映画、音楽、園芸が趣味。読書もやりたい。

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