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2024年7月の読書メーターまとめ

あやは
読んだ本
7
読んだページ
2108ページ
感想・レビュー
7
ナイス
299ナイス

2024年7月に読んだ本
7

2024年7月のお気に入り登録
2

  • 轟直人
  • りん

2024年7月のお気に入られ登録
4

  • coffee
  • オシャレ度0%人間
  • りん
  • 轟直人

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あやは
ネタバレマコンドが消えてなくなってしまいました。これら全てメルキアデスが書いた物語だったということで良いのでしょうか。それとも許されない愛に走ったアウレリャノが心を壊して妄想の世界に閉じ込められたと考えるべきでしょうか。「孤独」という言葉を今一度考えさせられる物語でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
7

あやは
ネタバレ心の悩みを持つ人たちの短編集でした。最初の三つは対人恐怖、虚言癖、終末思考の持ち主達で、なんとか乗り越えたようで安心しました。 自分より相手の気持ちを大切にするムーミンとスナフキン、子ども達に優しいヘムレンさん、ずっと傷つけられていた少女が自分を取り戻すお話と、真ん中三つのお話は感動的で大好きです。 最後の三つはパパを惑わすニョロニョロ、飾りをなくしてもセドリックを愛し続けたスニフ、冬の住人の為にクリスマスを準備するムーミンたちでした。 クリスマスに頑張りすぎる彼らとムーミン達の温度差が可笑しかったです。
が「ナイス!」と言っています。
あやは
ネタバレ冬の住人、つまりは他人との関わりが不器用な人達のお話でした。愛されて育ったムーミンにもそんな時期が来たのでしょうか。冬に目が覚めてしまったのです。あちらこちらの冬の住人はジャムを求めてムーミン谷に集まり、春を前に去って行きました。今回のヘムルは空気が読めない体育会系で、リトルミイの無茶な性格は相変わらずで、トゥーティッキは冬の賢者でした。変だけどみんなどこか憎めません。そしてママ達が目覚めて、春の素晴らしさをムーミンは心から噛み締めました。冬の経験は彼を少し自立した大人に変えてくれたようです。
が「ナイス!」と言っています。
あやは
ネタバレ洪水から離れ離れになるお話でした。見どころは24人の子どもたちを世話するスナフキンでしょうか、さすがの彼も大変そうでした。前回のヘムルはしつけや教育だったけど、今回のヘムルは規則や束縛の象徴のようでした。けれど小さなヘムルが機転をきかしてくれたのが救いでした。パパの書いた脚本で上映された劇でみんなが再会するクライマックスが楽しいです。それに出会った新しい仲間たちがそれぞれの居場所を見つけるところが本当に良かったと思えました。最後にムーミン一家みんなが駆け足で我が家に向かう場面が好きです。ほっとしました。
が「ナイス!」と言っています。
あやは
ネタバレわくわくするお話でした。三人のパパたちの若かりし頃の冒険譚です。紙袋に包まれて捨てられていたパパは孤児院から飛び出して海を目指しました。発明家のフレドリクソンや竜、仲間たちに出会います。王様の園遊会で空想家であることを誇りに思うシーンが大好きです。ママとの出会いがやはり海であることも象徴的で嬉しくなりました。そして旅の仲間、スナフキンやスニフの両親たちとの再会。パパの思い出が本当だった事の喜び。海のオーケストラ号の旅立ち。ためらわなければ可能性は広がっているのだと教えられる素敵なラストでした。
が「ナイス!」と言っています。
あやは
ネタバレ本全体に優しさにあふれています。ムーミンのスノークお嬢さんへの思いやり。スニフのモランへの弁護。パパのママへの気遣い。読んでいてとても癒されます。その中でもやっぱりムーミンママはすごいと思います。姿の変わったムーミンを見抜くし、閉じ込められたパパを斧で掬い出すし、飛行おにには美味しいパンケーキをも振る舞うのです。それでみんなは彼から願いを叶えてもらえることになるのですが、ママはその願いもムーミンの事でした。そして、それ以上に小悪魔に思えた双子たちの願いが素晴らしすぎて、もうずっと胸に残る気がします。
が「ナイス!」と言っています。
あやは
ネタバレムーミン谷に彗星が落ちてくる⁉︎詳しく調べるためにムーミンとスニフは天文台を探す旅に出ました。旅の途中で出会う仲間たち。スナフキンといると安心感が湧くのは子どもの頃に観たアニメの刷り込みでしょうか。ヘムルが一人じゃなかったり、スノークが仕切り屋さんだったり、こっちが本家なのに「はじめまして」な感じが可笑しいです。彗星は結局時間通りに来て去っていきました。大騒ぎをしながら危機を乗り越えた仲間たちは一緒にムーミンの家に帰ります。これから楽しいことがいっぱい起こりそうな素敵な終わりで始まりでした。
が「ナイス!」と言っています。
あやは
ネタバレマコンドが消えてなくなってしまいました。これら全てメルキアデスが書いた物語だったということで良いのでしょうか。それとも許されない愛に走ったアウレリャノが心を壊して妄想の世界に閉じ込められたと考えるべきでしょうか。「孤独」という言葉を今一度考えさせられる物語でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/07/02(36日経過)
記録初日
2024/07/10(28日経過)
読んだ本
24冊(1日平均0.86冊)
読んだページ
8192ページ(1日平均292ページ)
感想・レビュー
24件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
自己紹介

難しい事は考えないで、今まで読んで印象深かった本たちを感じたままに、書いてみようと思いました。気分に任せておかしな事を書いてしまうかもしれません。でもこんな読み方をする人もいるんだって、寛容に受け止めてもらえたら嬉しいです。

※ほとんど【ネタバレ】です。未読の方はご注意ください。

【読書計画】
ムーミン谷でのんびり過ごしながら、その都度気になる本を読んでいます。

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