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2024年9月の読書メーターまとめ

あまいちろう
読んだ本
7
読んだページ
2920ページ
感想・レビュー
7
ナイス
47ナイス

2024年9月に読んだ本
7

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あまいちろう
米澤穂信の警察小説。全5話からなり、県捜査第一課の葛警部の推理に沿ってストーが展開される。有力と思われる情報があっても、盲従することなく、常に冷静沈着。データや証言を様々な角度から分析し、真実に迫る姿には頭が下がる。捜査が佳境に入ると、菓子パンとカフェオレの食事には血糖値が急上昇しないか心配だか、理想論ばかりで、実行力が伴わない我が国の政治家にも見習って欲しいものだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
7

あまいちろう
大河ドラマファンである。今回は平安時代の紫式部が主人公とのことで、どうかなと思ったが、脚本が良いからかとっても面白い。ドラマで時代考証を担当する倉本先生の一次資料をもとにした歴史解説本であり、ドラマでも随所にこの本の中のエビソードが描かれている。もっと早い段階で読んでおけば、より一層楽しめたのにと少々残念であるが、ドラマはこれから佳境。歴史好きにはお勧めである。
が「ナイス!」と言っています。
あまいちろう
米澤穂信の警察小説。全5話からなり、県捜査第一課の葛警部の推理に沿ってストーが展開される。有力と思われる情報があっても、盲従することなく、常に冷静沈着。データや証言を様々な角度から分析し、真実に迫る姿には頭が下がる。捜査が佳境に入ると、菓子パンとカフェオレの食事には血糖値が急上昇しないか心配だか、理想論ばかりで、実行力が伴わない我が国の政治家にも見習って欲しいものだ。
が「ナイス!」と言っています。
あまいちろう
引き籠りの家族を持つ家庭を描いた作品。5話からなり、埼玉県警の熱血刑事と法医学教室の若手医師が登場して、事件の真相に迫る。子育てを一生懸命やっているつもりでも、どこかで軌道を外れて、修正が困難になっていく。誰にでも、どこの家庭にも起こりうる問題で、切なく、やりきれない思いにしばらくは捕らわれそうだ。
が「ナイス!」と言っています。
あまいちろう
鎖国が続いていた江戸時代、幕府は大型船の建造を禁じ、外洋を巡る航海術も衰退する中、事件が起きた。一団の長である船頭を信頼し、一致団結し、一旦は危機を乗り越えたに見えるが、帰国にあたり様々な問題が生じてくる。果たして乗組員の運命やいかに。困難の中でも希望を見いだそうとする愛と涙の冒険小説で、読後感の爽やかな作品。当時の廻船の構造、航海術を綿密に調べあげ、作品をものにした作者の努力も凄いと思った。
が「ナイス!」と言っています。
あまいちろう
平安時代に起こった富士山の噴火という大事件を一庶民の目線から時代背景とともに捉えた作品。いつもながら作者のたゆまない周辺資料の収集と読み込み、物語の展開力に脱帽である。現在とはやや異なる地名も登場し、時間がかかったが、当時を生きた人々の息づかいが聞こえてくる名作と言えよう。
が「ナイス!」と言っています。
あまいちろう
織田信長が天下統一の途上にある時代、中国地方で、権謀術数を尽くしてまで独立を保とうと生き抜いた宇喜多直家の後半生の物語。戦国期の三大悪人と言われ、その評価は必ずしも芳しいものではないが、身内には優しく、誠実性であったことが丁寧に描かれており、作者の物語の展開力に、一気に読了しました。歴史好きの方にはお勧めの作品です。
あまいちろう
大小の土豪が群雄割拠する中国地方が舞台。主人公は没落した宇喜多家の再興を託された宇喜多家長男。生き残るための判断を次々に迫られるハードな時代で、とてもこの時代に生きたいとは思えないが、常に先々を見据え、信念を持って行動することが成功の条件であることは現在にも通じると感じた。下巻が楽しみ。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/07/15(84日経過)
記録初日
2024/04/01(189日経過)
読んだ本
76冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
29827ページ(1日平均157ページ)
感想・レビュー
9件(投稿率11.8%)
本棚
0棚
性別
血液型
AB型
職業
自営業
現住所
東京都
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