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2024年5月の読書メーターまとめ

クラゲ
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感想・レビュー
20
ナイス
80ナイス

2024年5月に読んだ本
24

2024年5月のお気に入り登録
1

  • いのうえかずね

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

クラゲ
ネタバレ入院中に看護師さんから勧められた本。ドラマは見てない。 ノンキャリアでは異例の昇進で27歳で警部補となった姫川玲子シリーズ一作目。17歳のときにレイプされたトラウマを抱えながらも、支えてくれた女性警官を心にのし上がってきた姫川。直感で捜査を進めがち=犯人の思考と同調しやすく危なっかしいところも。 ガンテツは嫌な奴だけど捜査に全ブッコミだった。周りのキャラクターたちとの関係が今後変わっていくのかもしれないが、警察小説そんな好きじゃないし、あんまり話の進め方がうまくないなと感じたので続きを読むかは……
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
20

クラゲ
ネタバレやられた!少し前に2人を3人に見せかける話に当たったとこだったので、逆か〜〜〜!になった(2人を1人に見せかける)。確かにんん?と思ったとこがいくつかあったし、館の説明はすごく詳かくて丁寧なのに視点人物の描写は少ないなとは思ったんだけど、あまり深く考えずに読み進めたのでしっかり驚けました。しかし、3人の会話が2人の会話として読んでも特に不自然な所がなく、さすがだなぁと感じた。電書でも振り返り時に該当箇所にリンクで飛べ親切。有名作品なのに前情報なしで読めて良かった。
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クラゲ
ネタバレ殺し屋.com――オークションで殺し屋が案件を受注、そんな繋がりの四編かと思いきや、最後に繋がる連作短編集。一、連続ホームレス殺人犯が我が息子と知った刑事兼殺し屋の決断は?二、ひっそり殺し屋を継いだヘルパーの女は競合する殺し屋が邪魔になったが相手も同じだった!三、暗殺に失敗し組織の随意契約を専門に請け負うようになったジャッカル。見せしめの拷問を愛する女の息子に託すことで安寧な暮らしを手に入れる。四、十歳の少女から情報屋を探すように頼まれた探偵が戸倉日名子と組織の謎に迫るも、刑事に殺される。おもしろかった!
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クラゲ
ネタバレ楡家旧当主の法要で起きた毒殺事件。長女はコーヒーに、またその養子で旧当主の孫でもある少年はチョコレートに同じ亜ヒ酸を混入され死亡。長女の夫の上着からチョコの包み紙の切れ端が発見され逮捕に至るも、本人は犯行を否定。果たして本当の犯人は……? 逮捕された夫が仮出所して旧当主の二女橙子と手紙をやり取りしながら犯人を推理するも、本当は自分が愛したその二女こそが犯人と確信した夫の策略で、復讐する話。二女を殺し、手紙をすり替え、時間差トリックで心中に見せかけたその真意は?やはり見破られたかったのかもしれない。
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クラゲ
ネタバレ蜘蛛手探偵事務所の現在・大学の演劇サークルが館で合宿する過去1・OLがタクシーで誘拐される過去2と計3つのパートが並行して物語が進む。 過去1で使われている名前を使った人数誤認トリックはわりとわかりやすく途中でなんとなく予想がつくかもしれないが、第一の殺人での凶器&密室トリックはおもしろい。オクトパスマンは混乱要員かとおもいきやしっかり話に関わっており、麻美孝裕=過去2のタクシー運転手を救助していて、現在まで記録を残す役割をしていたとは。犯人=麻美祐子=誘拐されたOLが現在まで魔の手を伸ばすラストが怖い。
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クラゲ
ネタバレオーディブルで聴読。おとなしかった1と比べると急に怖くなった。特にナルがいない中主人公が井戸に引きずり込まれそうになるシーン!ポルターガイストが起こるという家に調査に行くと、坊さんに巫女さんといつもの顔ぶれ。人形が怪しそうだが、人形に取り憑く子供たちを操る本体がなかなかわからず、祓ってもすぐ集まってきて対抗しようがないところが怖い。本体の正体は昔その家で子供を亡くした母で、亡くした子を求めて8歳前後の子を取り殺していたのだった。ジョンとまさこも加わって何とか解決。全部終わった後のわちゃわちゃ具合は楽しい。
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クラゲ
ネタバレイニラブ読者を意識してか、叙述トリック含めどんでん返し系たっぷりの短編集。七篇中二編既読。 印象的だったのは「カフカ的」と「数学科の女」。前者は交換殺人を先に実行した女が、相手の依頼遂行の有無に関わらず破滅に陥れる罠を仕掛けてるのがすごい。後者は財産を目的に結婚した女が四股をかけていて、妊娠確率を上げる&夫を殺させるよう男達を仕向けていたことに気づいても、なおそれを手に入れようとする主人公が怖い。
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クラゲ
ネタバレ前作より展開の遅さは改善されたものの、全体的な話の流れやキャラクターの言動の大げさな感じはあまり 変わらず(単に文章が好みじゃないだけかも)。 12年ぶりの故郷で旧友と再会、その夜亡者と怪異が出現。亡者はトンネルで亡くなった人たち、怪異は霧絵かと思いきやその母雫子で、旧友の宮本が雫子を操り御神体の力であの世から霧絵を復活させようとしていた。主人公は生き延びた霧絵と結婚して子供を授かっていて、宮本の告白から父への誤解も晴れ、那々木の機転で雫子を浄化、自分も父になる決意を固めたという話。霧絵の話先しとけよ……
クラゲ
ネタバレ各話冒頭の怪奇ファイルの裏ではこんなことが起こっていました〜という幽霊たちのものがたり。 キリンという美幽霊が子どもの幽霊アオバを生き返らせるために、コンビニで幽霊たちの便利屋を開いている。未練を残した幽霊を助けることで欠片を集めているのだ。 後半には、欠片を集めて幽霊から生まれ変わった人間=「見える」人という事実が明かされる(見えないのは自分自身)。キリンに協力しながら怪奇ファイルのネタを集めていたイツキこそがアオバの生まれ変わりだった。 基本的には穏やかな幽霊が多いが、トンネルの女だけやたら怖い!
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クラゲ
ネタバレミステリの人だと思って読み始めたら災害救助の話でどうなるのかなと思ってたら最後しっかり驚かされた。 地下に設計されたユニバーサルデザインの街で大地震が起き、ひとり取り残された「三重苦」の障害者をドローンで安全な地帯へ誘導するストーリー。昔亡くした兄の「無理だと思ったら、そこが限界」ということばを胸に必死にドローンを操作する主人公、事故で陸上を諦めた中学の同級生の妹は失声症で話せないのに迷子になり、また目も見えず耳も聞こえず話せないはずの要救助者にはある疑惑が……? 心温まるエンドでよかった
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クラゲ
ネタバレ一編目。リストラされクマの着ぐるみでバイトに励む主人公が妻と息子を見かけ……?クマになって暴走するかと思いきや、自分を取り戻して妻に真実を告げる。前向きなラスト。 二編目。おそ松さん二次創作。嘘をついたイヤミを真犯人に仕立てるエンド。 三編目。幽霊の通り道となる屋敷で家政婦をすることになった主人公。すぐ誰かと良い展開を妄想しがちなおとぼけキャラだが、伏線回収が綺麗でラストはしっかり怖い。 四編目。星野源『フィルム』とのコラボ。 五編目。心霊写真に写りたい霊と仲良くなって合成写真を作る話。手のお礼が優しい。
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クラゲ
ネタバレ入院中に看護師さんから勧められた本。ドラマは見てない。 ノンキャリアでは異例の昇進で27歳で警部補となった姫川玲子シリーズ一作目。17歳のときにレイプされたトラウマを抱えながらも、支えてくれた女性警官を心にのし上がってきた姫川。直感で捜査を進めがち=犯人の思考と同調しやすく危なっかしいところも。 ガンテツは嫌な奴だけど捜査に全ブッコミだった。周りのキャラクターたちとの関係が今後変わっていくのかもしれないが、警察小説そんな好きじゃないし、あんまり話の進め方がうまくないなと感じたので続きを読むかは……
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クラゲ
ネタバレ澤村伊智目当てで購入。 一編目はミステリ?話題になりがちなLGBT問題への作者のスタンス的な感じ。 二編目。浮気した配偶者の不貞の証拠を掴むため探偵に依頼したと思ったら逆に罠でした!展開が読めるのが難。 三編目。インクリボン詐欺に嵌められた頂き女子とその貢ぎ先のホストを取り締まる刑事。その妻もやられてた! 四編目。空白恐怖症の女が使ったトリック。結構な物理トリックだが伏線がわかりやすい。 五編目。政治家の娘が誘拐→選挙妨害が目的かと思ったら犬で、親に構ってほしい娘も乗った。 六編目。覆面作家は三人いた!
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クラゲ
ネタバレ途中まで展開が遅いなと思っていたが、8割くらいまできてようやく話がおもしろくなった。まとめ方はよかったかな 23年に一度のお祭りを行うことに必死になる村で、夜な夜な彷徨い村人の両目を抉る怪異がナキメサマを宿した小夜子本人であり、それを鎮めるために久美がルームメイトになりすまして小夜子の想い人倉坂を騙して村まで連れてきた……と思わせて、実は倉坂は既に殺されており、倉坂と思われてたのは小夜子の元ストーカーで倉坂に成りすました人物だった!というストーリー。作家の那々木がシリーズ主人公かな?
クラゲ
ネタバレコンパクトな中で仕掛けが凝らされていて楽しかった。あまり考えずに読んでしまうので、仕掛けの度におぉ!と驚いて読んだ。 最初の事件がどうつながるのかと思ったら、癖の強い「名探偵」がまさかの犯人で、それを嵌めるために原稿を依頼、「迷宮牢の殺人」でしっぽを出すのを待ちながら筆跡やら証拠固めを進めていた展開は予想外だった。鏡の迷宮やら左右識別障害やらがちりばめられた原稿は意外と成立してたように見えた
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クラゲ
ネタバレ作中作が抜群に怖くておもしろい!家シリーズ既読だと前置きが少し助長に感じるかも。 6割くらい読んで、マトリョーシカが終わらない……!と思ったらループした。読んだ人間が怪異に遭う展開はほかのシリーズでもよく見たが、やはり怖い。
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クラゲ
闇の世界につながった不思議な窓。「透明な壺」を対価に、闇の商品を取引する女。現実世界で生きる術を手放すのは良くないからとパートは続けるものの、闇の商品を使うことからも逃れられない彼女は、今後どう生きていくんだろうか?
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クラゲ
ネタバレ姉がわりのいとこの死に疑問を持って事故かどうか調べだした主人公と、主人公に恋する殺人者の視点。主人公と探偵活動をする相棒が殺人者なのかと見せかけて、実はそのルームメイトが犯人でした!といういわゆる叙述トリックを使った作品。個人的にはイマイチかなぁ。
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クラゲ
ネタバレこの人の作品はいくつか読んだけど、すごく美形な人物が出てくることが多いのかな。この作品では美形であることに意味がある怪異が出てきて、BL要素が結構濃い。人魚伝説が取り入れられていて、「繰り返し」を行う不穏な村で少年が怪異に魅入られ、10年後戻ってくる。実はそれには手引きした人間と怪異を利用して村を滅ぼそうとする人物の思惑が絡んでいて……というストーリー。助かったように見えて、滅びが約束されていそうなラストが良いです。
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クラゲ
ネタバレシリーズ2作目らしいのだが、うっかりこちらから読んでしまった(特に問題なし)。 密室が解けなければいくら犯人と目される人物でも無罪とされる世界。奇矯な推理作家が住んでいた島を買い取った大富豪が密室クイズを行おうと客を招待したら『そして誰もいなくなった』をオマージュした連続殺人が本当に始まった――というクローズドサークルもの。登場人物が役柄に沿った名前になっていて親切(笑) たくさんの密室が出てきてバカミスっぽい要素もあり読んでいて楽しかった。 外泊里の名前とかもう笑かしにきてるやろ!
が「ナイス!」と言っています。
クラゲ
ネタバレこんな設定にしたらこんな謎解きできちゃうね?を詰め込みましたといった感じの短編集。 よかったのは、推理小説にコーヒーをこぼしてしまい判読不能になった部分を考える「フーダニット・リセプション」。パズル要素とロジックで可能性を絞り込んでいくのがおもしろかった。次点で「悪運が来たりて笛を吹く」かな?悪運で絶対に捕まらない犯罪男が最後にどうなるか。ブギーマンのも何かおもしろそうなことをしてる感はあるのだけど、部屋の説明がわかりにくく評価しづらい。3篇目の叙述トリックはなんというか、脱力系。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/06(4611日経過)
記録初日
2011/01/07(4914日経過)
読んだ本
501冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
154847ページ(1日平均31ページ)
感想・レビュー
64件(投稿率12.8%)
本棚
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