現代の小説はあまり読まないが、本屋でよく見る為手に取った。 のっけから登場人物が多く、名前が韓国人で分かりづらい。文章はすらすら読めるが文学的に良いとは思えず。 育児、会社員の場面が大部分を占め、会社員に興味がない私は半分から興味を失い、斜め読みした。 フェミニズム小説で、訴えがはっきりしているので「学ぶ読書」であり、味わう本ではない。 何のメリットがあった為に、韓国が女性を虐げるような社会であったのかが気になった。 ナレーターが突然医師だと分かり、構成に失敗していると感じた。終わり方も不自然。

他の方が、訳者の仕事が良いと評価していたが、その通り。 長い本だが、それを感じさせない。 黒人への差別、暴力、麻薬、暮らしぶりなどを知る事が出来た。 内容に興味がなくとも、文章が良いのでスラスラ読める。 ただ、8割を過ぎた辺りから、変化もあまりないので慣れてきてあまり興味をそそられなくなった。 生まれる場所や、家族、環境がいかに大事か、またそこから逃れる事がいかに困難で本人の意志や努力が必要か分かる。

悪魔の項目が特に面白い！どれも、短く読み易い物語。

素敵な絵と、かもし出す雰囲気が気になり購入した。 二人の暮しや、お話しが素敵で、何回も読みたくなる。どこか、シーンとした感じや悲しさを伴っている所も良い。 絵本なので、ボリュームが少ない。もう少しこの世界に浸かりたい。 最後も、その後を考えて楽しめるような終わり方で好き。

カエル好きなので、前から読みたかった本。 登場人物の二人の名前がモートンとウォートンで名前が似ていて、どっちがどっちか分からなくなりがちだが、すぐに慣れた。いい人しか出てこない、ほのぼの系のお話し。大人だと1時間弱で読める。 話し相手をバカにした表現がちらほらあり、気になった。意図があるのか？ないなら不必要な表現だと感じた。 出てくる料理が虫の料理で、興味津々だった。 本の最後、終わり方がスマートでお洒落だと思った。 何回もは読まないが、まあ楽しめた。

語りかけるような文は読み易い。しかし同じ事を繰り返しこねくりまわして書いている。中学生に向けてなので、分かりやすく付いてこられるように丁寧にとの意図かな？大人もやや楽しめる本。いくつか学びがあったし、テスト以外でも見通しを持ったり全体を把握する働きかけを子どもにするきっかけになった。電話番号を載せている所に本気を感じて、感動してしまった。しかし結局は段取りが出来ても、その先の勉強をやるのは難しいと感じた。

児童書コーナーでよく見る著者なので、いつかは読もうと思っていた本。中2の娘は物語に入り込めて楽しかったようだが、私は子ども心を忘れてしまったようで、途中興味を失いかけ斜め読みした。後半は一気に流れが出てまあ楽しめたかな。最後が切ない。読み終えると、「本当に二分間だったんだな…。」としみじみ浸ってしまった。大人にはすすめないが、子どもは楽しめそうな本である。

現代の小説はあまり読まないが、本屋でよく見る為手に取った。 のっけから登場人物が多く、名前が韓国人で分かりづらい。文章はすらすら読めるが文学的に良いとは思えず。 育児、会社員の場面が大部分を占め、会社員に興味がない私は半分から興味を失い、斜め読みした。 フェミニズム小説で、訴えがはっきりしているので「学ぶ読書」であり、味わう本ではない。 何のメリットがあった為に、韓国が女性を虐げるような社会であったのかが気になった。 ナレーターが突然医師だと分かり、構成に失敗していると感じた。終わり方も不自然。

生きる意味は「生きている」事にあるのだと思っていたので、他の答えがあるなら読んでみたいと手に取った一冊。 ロシアのお話調ですんなり読む事が出来ます。 しかし、しっかりした根拠が欲しかった私向きではありませんでした。 そうかもしれないけど、それだけで生きられない人もいるのよ。何か納得いかない。でも、思い起こしながら日々を歩めば何か変わって来るかな？という感想です。 キリスト教信者向き。神を信じられない私のような人にも人生の支えとなる教えが欲しかったです。本で言われている事が真理であるのか疑問が残りました。

1時間程度で読める、イラスト付きハルムスの本。 ハルムスを読むのは「ハルムスの世界」に続き、２冊目です。 「ハルムスの世界」と被る作品も何篇かありますが、訳者が違う為、内容は同じでも再読しました。 私はイラストなしで、淡々と読みたかったですね。 絵本か漫画のようにイラストが多くて、気が散りました。 最後のお話しは、どうなるかな〜しかしハルムスだから、期待には応えないだろうな〜なんて、わくわくソワソワしながら楽しみました。 「ハルムスの世界」の方が、シンプルで良かったですが、こちらもそれなりに楽しみました。

こんな本は初めて。 皆に愛されるのも分かる。 マンガの「ふうらい姉妹」「チャチャ・チャー子」のようなとんでも分からなさ。 「これは頭の中の考えをそのまま出しちゃったやつ！」とか、「うん、それで？そっからが知りたいのよ。」とツッコミが止まらない。 文章は優しい言葉で、読み易いです。 ハルムスに出会えた事に感謝。 途中の解説も、ハルムス初心者には大変有難く、理解するのに役立ちました。 中２の娘も気に入って、ハルムス風の文章を書いて楽しんでいます。 誰でも書けそうで、その匙加減が難しいんだろうなと感じました。

3回目の読了。 なんだか読みたくなるヤングアダルト本。 訳は、スラスラと読みやすく、登場人物達も活き活きと描かれています。 幸せに関して、主人公のプリムローズが足の指を失って病室で気づく場面は、私の生き方に影響を与えました。 主人公が、物事を客観的に捉えて分析し、周りの環境や人びとから学んで自分の人生を構築していくので、本当に子どもなんだろうか、と思いながら読みました。 大人も楽しめる本です。

子どもの時から知っていたのは、小人の国に行くという事でした。他にも、様々な変わった国に行く物語だったとは、初めて知りました。訳者が「ロビンソン・クルーソー」の坂井晴彦さんだったので、読み易いだろうと手に取りました。 なにせ分厚すぎて、寝転んで読むには不向きでした。 政治のことになると、途端に退屈でしたが、他はまずまずでした。再読はないでしょう。子どもに勧めたいかというと、否でしょうね。「ロビンソン・クルーソー」の方をお勧めします。