あすみも30代。派遣も副業も順調だし豊加にプロポーズされる。あすみの中にも仕事観も芽生えて、どんどん成長していく。豊加は成長していくあすみとは、だんだん合わなくなってきたのかな。特に釣書きの当たりから。今どき？って思ったけど。最後のレボリューションで、一度豊加から電話が来た時にはもう次に向かっている、あすみが逞しい。次巻が楽しみ。

「翻訳ガール」を読んでから読みました。翻訳は一人でやるものだと思っていたけど、テクニカルライター、リライター、コーディネーター等、様々な役割の人達が関わって出来上がるものなんだと知りました。とても興味深かった。可南さんの今後の恋が楽しみ。 サクサク読めました。

あすみも30代。派遣も副業も順調だし豊加にプロポーズされる。あすみの中にも仕事観も芽生えて、どんどん成長していく。豊加は成長していくあすみとは、だんだん合わなくなってきたのかな。特に釣書きの当たりから。今どき？って思ったけど。最後のレボリューションで、一度豊加から電話が来た時にはもう次に向かっている、あすみが逞しい。次巻が楽しみ。

主人公、泉子は静かで人との距離を慎重に取る人だなぁと思っていたけど、出会って数カ月で鴨居と同棲。2人の家に一花が転がり込んで来て対抗意識を出す泉子が意外だった。引きこもりの楽子が、自分の影に溺れながらも、もう一度外に出て泉子のアシスタントをする。その選択を泉子もタナカ家の社員も静かに受け止める。一花の行動も許されるものではないけど、それでも泉子は拒絶をしなかった。壊されても揺さぶられても、翻訳の締め切りを守り切る。芯が強い、素敵な主人公だった。