最終巻。ぬるっと終わった。特に好きなキャラがいたわけではないけども、思春期に限らず人間が持つ普遍的な悩みを柔らかに映し出す展開が好きだった。話が壮大になりがちなSF要素も、当人たちにとっては一大事でも、世間的にはあってもなくてもどうで良いくらいのスケール感に纏まってるのが良い。関係者の皆様もお疲れ様でした。

漫画もアニメも読んでるが、原作小説は読んだことなかったので読んだ。小説で読んでも改めて面白い。よく考えたら当たり前だが、一人称が九郎ではなく琴子なのに最初驚いた。続きも小説で読もうと思う。

最終巻。ぬるっと終わった。特に好きなキャラがいたわけではないけども、思春期に限らず人間が持つ普遍的な悩みを柔らかに映し出す展開が好きだった。話が壮大になりがちなSF要素も、当人たちにとっては一大事でも、世間的にはあってもなくてもどうで良いくらいのスケール感に纏まってるのが良い。関係者の皆様もお疲れ様でした。

以前コミカライズ版を少しだけ読んで面白そうだからと小説を買いしばらく積んでた。読んだらやはり面白かった。 寄生虫という一見恋愛とは結びつきづらいモチーフを上手く使っていて、雑学的に提供される情報も多すぎず少なすぎず丁度よい。正直、物語終盤で明かされる寄生虫に関する設定はご都合主義的で冷めてしまうところもあるけれど、登場人物の心の動きが丁寧に描写されていて、納得感もちゃんとあった。

シリーズ2作目。1作目とは打って変わって短編集といった感じになった。様々な鬼がいて、様々な登場人物がいて面白い。怖いのは鬼ばかりでもない。淡々としていているようで人の機微をきれいに描いて良い。