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2024年3月の読書メーターまとめ

やん
読んだ本
8
読んだページ
2052ページ
感想・レビュー
8
ナイス
132ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やん
これも図書館で見かけた掘り出し物。初犯者を主に収容している男性刑務所で管理栄養士として働く著者。刑務所の食事ってこんなふうに作られているのか。思いもよらなかった未知の世界。読み応えがありながら勢いのある文章で一気に読んでしまった。受刑者の言った「ムネ肉でいいんで」の「で」に突如爆発的反応をする箇所が好き。食事を作らない男が言う「そうめんでいい」とかの「で」。「このクソが」は私なら声に出して言ったかも。あまりの剣幕にそばにいた刑務官が「ご指導ありがとうございました」と言うところまでがセットで面白かった。
やん
2024/03/20 19:27

炊事担当になれるのはエリート受刑者。食事、それも自分で食事を作ることはセルフケアの第一歩。そのことが更生にも繋がるのかなと思う。真面目な啓蒙的な本なんだけど、爆発コロッケとかペラペラのメロンとか出てくるエピソードがいちいち面白い。被害者のことを考えると笑い事ではないんだけど、受刑者達はちゃんと更生して2度と刑務所に戻らないで欲しい。そのためには彼らが社会に受け入れられることも必要で、それが新たな被害者を生まないことにもつながる。

やん
2024/03/20 19:28

小麦粉がダマにならない方法。刑務所人気レシピも。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

やん

疲れているとじっくり読書に取り組めず軽いものばかり読んでしまう。『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本が出たそうだが読んでみるか。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
8

やん
ロシアのアネクドートが読みたくて。2008年刊。今のロシアでも新たなジョークが生まれているのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
やん
これも図書館で見かけた掘り出し物。初犯者を主に収容している男性刑務所で管理栄養士として働く著者。刑務所の食事ってこんなふうに作られているのか。思いもよらなかった未知の世界。読み応えがありながら勢いのある文章で一気に読んでしまった。受刑者の言った「ムネ肉でいいんで」の「で」に突如爆発的反応をする箇所が好き。食事を作らない男が言う「そうめんでいい」とかの「で」。「このクソが」は私なら声に出して言ったかも。あまりの剣幕にそばにいた刑務官が「ご指導ありがとうございました」と言うところまでがセットで面白かった。
やん
2024/03/20 19:27

炊事担当になれるのはエリート受刑者。食事、それも自分で食事を作ることはセルフケアの第一歩。そのことが更生にも繋がるのかなと思う。真面目な啓蒙的な本なんだけど、爆発コロッケとかペラペラのメロンとか出てくるエピソードがいちいち面白い。被害者のことを考えると笑い事ではないんだけど、受刑者達はちゃんと更生して2度と刑務所に戻らないで欲しい。そのためには彼らが社会に受け入れられることも必要で、それが新たな被害者を生まないことにもつながる。

やん
2024/03/20 19:28

小麦粉がダマにならない方法。刑務所人気レシピも。

が「ナイス!」と言っています。
やん
図書館で見かけて。久しぶりに読むアウシュヴィッツ生存者の本。1920年生まれ2021年10月没。波乱に満ちすぎた生涯をこんなふうに肯定できるのはさすがと言おうか。父親が身につけさせてくれた教育が身を助けたのは間違いない。裏表紙にある「Life can be beautiful if you make it beautiful.It is up to you.」は本文の導入部にある「幸せは選ぶことができる。選ぶかどうかは自分次第だ。」の原文だろうか。先日読んだ元イスラエル空軍兵士の本にも同様の文言があった。
が「ナイス!」と言っています。
やん
ネタバレ「エンジェルフライト」以降佐々さんの本を読んできた。情緒に流れがちな筆致が気になることもあったが、自分の力だけでは知り得ないことを彼女の丹念な取材により知ることができた。本書は長年色んな媒体に掲載されてきたエッセイをまとめたもの。若くして結婚・出産し生活に苦しんだ時期もあったそう。アジア各地の僧院を巡ったのは何を求めてのことだったのだろう。できればノンフィクション作品レベルの詳細さで彼女の胸の内を読んでみたかった。病を抱えているとのことで本書が絶筆になるのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
やん
図書館で見かけて。時勢的にも実に読み応えがあり説得力のある本だった。著者はイスラエル空軍で兵役を務め、その後日本に移住した。パレスチナとの戦争を長らく見つめるうちに武力による平和実現を根底から疑うようになったそう。イスラエルがパレスチナ人にやっていることに対してイスラエルの人たちがどう思っているのかを知ることができて勉強になった。遠く離れた場所から故国の批判をすると総スカンを喰らうようだ。「人権」という言葉の価値が昨今随分目減りしているように感じていたが、著者がその大切さを唱えていたのが心強い。
が「ナイス!」と言っています。
やん
近年起きたいくつかの雪崩遭難について丹念に取材し解説している。救助され生還した人が被害に遭ったときに感じたことや救助者の心境まで書かれているので読み応えがある。同行者に救助されたり付近にいたグループの助けを借りて救出されたケースでも、助かったのは偶然の要素も少なくないと感じた。十分な装備や準備があっても雪崩に巻き込まれることがあるので、無装備や十分な訓練も受けずに雪山に入るのがどれほど無謀なことなのかがよくわかる。埋もれた人を無事助け出すことは遭難者はもとより救助者自身の心をも救うことになる。
が「ナイス!」と言っています。
やん
何冊か読んだ著者の本と比べたら漫談・放談感が幾分少なめ。身近な精神疾患についてその対処法も含めわかりやすく書かれている。自らをさらけ出す春日氏の血の通った文章は相変わらず読んでいて面白い。それにしてもパーソナリティ障害の項に出てくるクレーマーの話は読んでいるだけで(仕事とかを思い出して)辛かった。あと、認知症老人と家族の関係について、家族に余裕があると本人の症状も落ち着くという説明が身に沁みた。生き辛さを感じる人が少なくなるといいなと思いつつ、人を生き辛くさせる人にはどうしても辟易しちゃうよね。
が「ナイス!」と言っています。
やん
2003年から2023年にかけて雑誌に掲載された12件の対談をまとめたもの。もっと新しい記事が多いとよかったかな。日本人の起源や戦国武将の養生訓の話、鎖国と開国の話が特に興味深かった。何より今は亡き半藤一利さんと磯田さんの貴重な対談が読めたのはありがたい。今の世の中と地続きで歴史を考える視点は大切だと思うしそういったものは読んでいて面白い。一方、私は新選組や坂本龍馬にはそれほど興味がないんだなと自覚した。磯田さんと半藤さんの話をもっともっと読みたかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/10(4553日経過)
記録初日
2011/11/08(4555日経過)
読んだ本
1313冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
361467ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
792件(投稿率60.3%)
本棚
0棚
外部サイト
URL/ブログ
http://laurus.cocolog-nifty.com/
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