ネタバレ序盤は登場人物が多く、人物に関する情報や次々と切り替わる場面に頭の中で整理できず、読むのに苦労した。しかし、読み進めてくいくうちにバラバラであったピースが繋がり始め、面白さが加速度的に増していった。非常に多い登場人物であったが、中でも加藤えり子とぴざーやの店長のコンビが最高だった。『in 上海』も同一人物が登場するようなので、ぜひ読みたい。

ネタバレ義雄の女性に対して身勝手な部分というのは読んでいて苛々し通しの上巻であった。昭和42年に描かれた作品ということで、タクシー代など様々な代金や義雄の女性に対する言葉遣いや行動に時代を感じる。同時に、当時の社会的世相を学ぶことができ、民俗学好きとしては資料として読んでも面白い。一介のサラリーマンに過ぎない義雄が経済的にここまで援助できるものであろうか。それとも、この時代だからこそできたこなのであろうか。この先、ただでは終わらないと思うのだが、さて下巻でどのような結末を迎えるのであろうか。

ネタバレ東城大医学部剣道部が舞台で主要登場人物は速水。速水が学生だった頃、東城大剣道部在籍中の物語である。医学部剣道大会「医鷲旗」制覇を巡り、速水の好敵手・清川吾郎を中心にストーリーが展開される。速水よりも清川にキャラ的に魅力を感じた。高階の狸ぶりがこの頃すでに発揮されていて笑えた。速水の他にも、田口、島津、世良、渡海といった医師がチラッと登場するところが、バチスタシリーズのファンとしては嬉しい限りである。

ネタバレ序盤は登場人物が多く、人物に関する情報や次々と切り替わる場面に頭の中で整理できず、読むのに苦労した。しかし、読み進めてくいくうちにバラバラであったピースが繋がり始め、面白さが加速度的に増していった。非常に多い登場人物であったが、中でも加藤えり子とぴざーやの店長のコンビが最高だった。『in 上海』も同一人物が登場するようなので、ぜひ読みたい。

ネタバレ今更ながら人それぞれ様々な性癖や性的嗜好があることに驚かされる。従業員の方々の苦労が偲ばれる。一般的なホテルでも予想を超える使い方をしている人がいるのではなかろうか。

ネタバレ北海道警察シリーズ第三弾。本作でシリーズ完結かと思いきや、まだシリーズは続いついるようなので、引き続き追いかけたいです。

ネタバレそもそも「世界のシワ」とは何か？著者によると、先進国がアイロンの効いた清潔な所とすると、その逆は辺境の地でシワだらけという表現になるそうだ。つまり、この本は世界各地での辺境の地での出来事が書かれたものである。私なら絶対行けないであろうアジア、アフリカ、南アメリカ、日本国内と様々なシワでのエピソードが面白おかしく紹介されている。実際に経験した時には死に直面しそうな場面もあったであろうが、それを自虐的な笑いに変えてしまう筆力はさすがだ。

ネタバレ生き物が厳しい自然界で生き残る為の体の構造について書かれたものである。非常に興味深い内容であったが、非常に専門的でもあった。筆者も難しくならないように出来るだけ平易な文章で書いていることは痛いほど伝わってくるのだが、いかんせん生物に関しては高校の理科I以上の知識がない私には難しく、途中で挫折する。

ネタバレこの試合から既に30数年が経過しているが、本書を読んで良かったと思う。この試合の様子はニュース番組で観ただけであったが、嫌悪感を感じたのは確かだ。同時に、清原のいたときのPLには通用しない作戦だとも思った。清原の後には、黒木・桑田とまだまだ強打者が続くからだ。星稜の総合力の低さを攻めた作戦であり、弱いところを突くことは勝負においては鉄則だと思ったからだ。しかし、ランナーのいない状態での敬遠はいかがなものかと思った。※コメント欄へ続く。