レイチェル・カーソンさんの世界的名著。詩人のような表現で環境について警告している。 一部、思想が強いというか表現が強すぎないかと思う箇所もあったが、全体では全然今でも通ずる内容と言われるのも納得の内容

レイチェル・カーソンさんの世界的名著。詩人のような表現で環境について警告している。 一部、思想が強いというか表現が強すぎないかと思う箇所もあったが、全体では全然今でも通ずる内容と言われるのも納得の内容

量子脳理論との関連があったので読んでみた。全体的に筆者の説明が足りないなとと思った。ゼロポイントフィールドに繋がるとのことだが、ユング心理学とかを持ち出すなら、ゼロポイントフィールドは我々の意識の根底であり、自我などによる阻害が少なくなると表面意識へとその影響が現れる、では駄目なのかな。また、量子脳理論は意識の発生過程にはORなどの量子作用が関わっているという理論（私の認識が違ってたらごめん）であって、それが意識はゼロポイントフィールド（量子の場）に通じている根拠になりうるのかなと疑問に思う。

現代にも通ずる愛についての考え方には感動した−尤も考え方に感動していてはだめなのだが

ゲーデルの不完全性定理についてわかりやすく説明している。ただ数記号を列挙するのではなく、小説やパラドックスなどを踏まえて、理解しやすいような構成になっている点が良き。完全版（わざわざ改訂ではなく完全としていることに遊び心を感じる）とやらも読んでみたい