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2024年11月の読書メーターまとめ
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7
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7
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2024年11月に読んだ本
7
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2024/11/30
翻訳とパラテクスト: ユングマン、アイスネル…
阿部 賢一
346
登録
19
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2024/11/29
大地と星々のあいだで 生き延びるための人類学…
橋爪太作
320
登録
17
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2024/11/28
最近のウェブ、広告で読みにくくないですか? …
鈴木 聖也
192
登録
41
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2024/11/27
救出の距離
サマンタ・シュウェブリン
192
登録
168
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2024/11/26
言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか …
今井 むつみ,秋田 喜美
304
登録
4978
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2024/11/25
アルコールで走る車が地球を救う 脱炭素の救世…
本間正義,横山伸也,三石誠司,小島正美
248
登録
3
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2024/11/24
土と脂: 微生物が回すフードシステム
デイビッド・モントゴメリー,アン・ビクレー
416
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58
2024年11月のお気に入り登録
2
2024年11月のお気に入られ登録
3
2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー
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2024/11/26
ネタバレ
大澤真幸『生成AI時代の言語論』から遡って本書。記号接地問題のOSとしてのオノマトペ論が新鮮だった。敷衍して多言語習得に活かせないかと思ったが、オノマトペは言語の基本原理を学ぶために欠かせないが、恣意性が低く、類似しているために体系化には向かないと。アブダクション推論による飛躍も初めて言語に触れる場合は指数関数的だが、すでに第一言語を持っているとどうしても紐付けになってしまう。新しい言語習得には言葉のシャワーを浴びて紐付けに追いつかれなくするのが最適な気がする。
言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか (中公新書 2756)
今井 むつみ,秋田 喜美
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2024年11月の感想・レビュー一覧
7
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2024/11/30
ネタバレ
チェコは1918独立1968プラハの春1989ビロード革命1993スロバキアと分離という激動の歴史を持つ中欧では得意な国家。チェコ語の翻訳、特にパラテクスト(序文やあとがき)をヒントにユングマン、アイスネル、クンデラがいかにチェコ語の普及、翻訳に取り組んだかを書いている。常々ジョークや謎々、言葉のリズムなどは翻訳不可能、もしくは翻訳によって切れ味を失っているなと感じている。(いわゆる)マイナー言語話者の苦悩が垣間見える。
翻訳とパラテクスト: ユングマン、アイスネル、クンデラ
阿部 賢一
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2024/11/29
とにかく『マツタケ』が読みたくなった。高度経済成長期に木が乱伐されたからこそ生えてきたマツタケを今はアメリカに住む東南アジアンが一攫千金のために採集している。ソロモン諸島の人たちは資本主義の中で海岸沿いに流出してきたが、気候変動で棲み家を追われ父祖の地である内陸へ回帰する。人類学のフィールドはローカルなのに思考はダイナミックにグローバル化する感じ、読み応えあり。
大地と星々のあいだで 生き延びるための人類学的思考
橋爪太作
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2024/11/28
ネタバレ
タイトルからして「マジそれな」と思って読み始めたが、筆者も「あちら側」の人間で、いかにして注意を引くかという戦略について語っている。結果、タイトルに惹かれた事自体が筆者の戦略にハマったとも言える訳で。昨今の某知事選や市長選でのSNSの活用が、ケンブリッジ・アナリティカに始まる米大統領選やブレグジットにおける思考操作の系譜のように感じる。専制君主を望む社会になったのかと思いきや、もっと悪い、掌の上で踊っているだけなのだなと。
最近のウェブ、広告で読みにくくないですか? (星海社新書 312)
鈴木 聖也
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2024/11/27
ネタバレ
まず目を惹くのは装丁の美しさ。救出の距離とは子を持つ親なら誰しも感じる間合い。ラテンアメリカの作家らしくマジックリアリズムを駆使して、実態が掴めないもの、目に見えないものへの恐怖が掻き立てられる。死因となった中毒は農薬らしいが、放射能やウィルスに置き換えてもしっくり来る。残された男たちが未だに有害な男らしさ(マチスモ)を保っている事もある意味恐怖なのだが。
救出の距離
サマンタ・シュウェブリン
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2024/11/26
ネタバレ
大澤真幸『生成AI時代の言語論』から遡って本書。記号接地問題のOSとしてのオノマトペ論が新鮮だった。敷衍して多言語習得に活かせないかと思ったが、オノマトペは言語の基本原理を学ぶために欠かせないが、恣意性が低く、類似しているために体系化には向かないと。アブダクション推論による飛躍も初めて言語に触れる場合は指数関数的だが、すでに第一言語を持っているとどうしても紐付けになってしまう。新しい言語習得には言葉のシャワーを浴びて紐付けに追いつかれなくするのが最適な気がする。
言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか (中公新書 2756)
今井 むつみ,秋田 喜美
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あらすじ・内容
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2024/11/25
ネタバレ
エタノールを米から作ってエネルギー戦略に含めようという提言。米国やブラジルでは余剰なトウモロコシ、サトウキビを使ってエタノールで走る車が普及している。日本はETBEという贅沢なエタノールはあるが高コストで普及していない。筆者によると耕作放棄地で米を作れば、E10を全車両に適応した場合の40%を賄えると言う。とは言うが、実質全燃料の4%がエタノールになるだけで、真のGXをするならE85を導入した方がいいように見える。ただ、そうするとエタノールを自給できず輸入する事になるのであくまで環境保護のためと。
アルコールで走る車が地球を救う 脱炭素の救世主・バイオエタノール
本間正義,横山伸也,三石誠司,小島正美
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2024/11/24
ネタバレ
モントゴメリーの土三部作に風穴を空ける四作目。『土と内臓』と同じく妻との共著で、表紙も類似しているため(並べて綺麗という意味でも)購入。『土と内臓』と違って妻の存在が感じられないのは残念。タイトルの『土と脂』は土壌から得た栄養が食肉に影響するという意味。不耕起、被覆、輪作(混作)を行う事は、食べるものの栄養価を高め、ヒトの健康に寄与する。文献のエビデンスレベルにばらつきがあるけれども、慣行農業を改良する事で、医療費が削減されたり、アレルギーの発生が減ったりするのは面白い。土への情熱、再び。
土と脂: 微生物が回すフードシステム
デイビッド・モントゴメリー,アン・ビクレー
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2人
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ユーザーデータ
ILBooks
4
お気に入られ
11月の読書メーターまとめ
読書データ
読んだ本
14
冊
読んでる本
2
冊
積読本
0
冊
読みたい本
4
冊
プロフィール
登録日
2024/11/22(27日経過)
記録初日
2024/11/24(25日経過)
読んだ本
14冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
4152ページ(1日平均166ページ)
感想・レビュー
14件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
お気に入り
2人
お気に入られ
4人
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