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2026年6月の読書メーターまとめ

nob
読んだ本
9
読んだページ
2799ページ
感想・レビュー
9
ナイス
65ナイス
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2026年6月に読んだ本
9

2026年6月のお気に入られ登録
1

  • カツ丼

2026年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

nob
群馬県警の捜査第1課の葛警部が主人公の短編警察ミステリ集。主人公を始め登場人物の感情面にはほとんど触れられることなく、粛々と起こっている事実を追っているので、比較的濃いめの話も50ページほどの短編におさまっている感じがします。登場人物の感情がほぼ描かれていないので、感情移入することなくシンプルに各話の謎解きに集中できる。こういうやり方もあるのかと思った。なんか新しい感覚です。表題作よりも最後に収録されている『本物か?』の方が意外性があって面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。

2026年6月の感想・レビュー一覧
9

nob
ネタバレクローズドサークルの典型的作品。目的はお金と最初から明確。本作では登場人物が12名とやや多めなので、途中で分からなくなって、各人の設定を何度も読み返しました。同じくクローズドサークル現場の設定説明にもページが割かれています。さらに各事件も状況が丁寧に説明されてあり、犯人探しはとても楽しめます。ミステリーの王道とも言える作品と思います。クローズドサークルの場合、現場は誰が何のために作ったのか、というのも見どころの一つになりますが、本作は結構直球でした。参加者の目的である「お金」の重要性が明らかになりました。
が「ナイス!」と言っています。
nob
群馬県警の捜査第1課の葛警部が主人公の短編警察ミステリ集。主人公を始め登場人物の感情面にはほとんど触れられることなく、粛々と起こっている事実を追っているので、比較的濃いめの話も50ページほどの短編におさまっている感じがします。登場人物の感情がほぼ描かれていないので、感情移入することなくシンプルに各話の謎解きに集中できる。こういうやり方もあるのかと思った。なんか新しい感覚です。表題作よりも最後に収録されている『本物か?』の方が意外性があって面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
nob
この作家にしてはライトタッチな文面。事件は起こっているのだけど、シリアスな感じもしない。どこかコミカルな感じもする。そんな前半に対して、後半は一転して道尾秀介の世界に浸っていきます。その対比がこの小説の醍醐味のような気がします。再読して前半に貼られた仕掛けを確認したくなりました。単なるバーの常連さんの集まりにしか思えなかった「if」の仲間たち。妙な連帯感がある繋がりにも、そんな背景があったなんて気が付かなかった。切ないエンディングながらも、やられた感で中和された読後でした。
が「ナイス!」と言っています。
nob
フランス在住の日本人による漢詩を題材としたエッセイ。というので身構えたけど、普通のエッセイとして読めるものでした。漢詩を分かりやすい日本語で解説頂いているので、詩に込められた風景が浮かぶようです。
が「ナイス!」と言っています。
nob
ネタバレ不思議なタイトル、そして作者が中島京子とくれば期待高まります。そしてその期待に十分応えてくれる短編集でした。普通の日常なんだけど、何かどこか別世界を感じさせる雰囲気。「偏愛」と評している書評もあったが、私は「別世界に迷い込んだ5人の物語」というふうに感じました。最後の『ハクビシンを飼う』はハクビシンが何かの化身に思えるし、表題作の『妻が椎茸だった頃』は椎茸は「思い出」のモチーフに思える。2作目の『ラフレシアナ』が一番のお気に入り。食虫植物のラフレシアは「恋」の象徴で、それに囚われた登場人物が面白い。
が「ナイス!」と言っています。
nob
ネタバレ中島京子さんの直木賞受賞作品。この頃から表現の硬軟使い分けが上手い。この小説も一見したら思い出話なのだけど、主人である奥様の不倫とその扱いを微妙な感情移入で表現されていて、読んでいて嫌な感じは全くなく、とは言っても鋭い切り口の文章だったりします。この小説のメインは最終章。深読みしたり、そのままの内容で受け取ったり、読む人によって感想は違うような気がします。私は最後の奥様の板倉宛の手紙の内容は予想通りだったし、奥様への深い愛情がある故にタキの長年の想いに胸が痛みました。けど読後の深い余韻は心地良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
nob
ネタバレ誕生日に瞬間移動する双子の物語。伊坂幸太郎作品特有の伏線がそこにあるのだろうと思っていたが、そこは捻りの効いたところでした。ただし児童虐待や誘拐などの暴力シーンが続くので、読んでいて楽しめる内容では無かったし、スッキリした終わりでもなく全編を暗さが覆っています。個人的には好きでない系統の伊坂作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
nob
私も末期がんの患者です。「急に具合が悪くなる」事に怯えながらも、ある種の諦念を持って日々穏やかに過ごしています。映画を観るのがつらいかな、と思って原作で様子を見ようと読みました。癌患者で哲学者の宮野さんの感じている事にとても共感します。明日には居なくなるかもしれないのに、将来の仕事や約束をしていいのか。などといった感覚は毎日感じています。偶然性については哲学的なもので一度では頭に入ってこなかったので、後日改めて再読確認してみたいと思います。この往復書簡をどう映像化するのか気になるので映画も観てみよう。
が「ナイス!」と言っています。
nob
ネタバレ日経新聞に「館もの」ミステリーの新しい時代についての記事があった。その中で本作品の名前があったので読んでみた。本作はAIが探偵という設定がまず新しい。シリーズもののようでしたが、意識しなくても読めました。最後に探偵が皆を集めて解答を語るのは、王道中の王道だったのでニヤッとしてしまった。しかし、その種明かしがもはやSFの世界だったので、意外性も驚きも無かった。これが「館もの」の新たなる地平というなら反則のような気がした。やはりシリーズでお気に入りになってから読まないとダメだったのかな?
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/01/22(544日経過)
記録初日
2025/01/12(554日経過)
読んだ本
129冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
45624ページ(1日平均82ページ)
感想・レビュー
120件(投稿率93.0%)
本棚
0棚
自己紹介

お気に入りの作家は三島由紀夫、伊坂幸太郎、宮城谷昌光、北方謙三など偏りがあるので、もっと幅広く本を読もうと読書メーターに登録しました。

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