ただの短編集かと思ったら、終盤に全部繋がるのお見事。人生は出会いと別れの繰り返し。Audible

単行本版と文庫版では内容が変わっていると聞いて、読了。私は文庫本版の方が好き。起きている怪異自体は変わらないのに、登場人物達の立場や見方、ラストの追記だけで、こんなにも読後感が変わるのかとびっくりした。お見事。図書館本

映画のウィキッド後編公開に向けて。原作の内容をちゃんと知らなかったので、今更ながら。Audible専用の脚本っぽい？効果音とか沢山入っていて、子ども向けのテレビ番組を流し聞きしてる様な印象。わちゃわちゃ楽しく分かりやすいので、読み聞かせに良い。子ども用にかなり端折られている様に感じられたので、今度改めて書籍で読んでみようと思った。

ただの短編集かと思ったら、終盤に全部繋がるのお見事。人生は出会いと別れの繰り返し。Audible

『くますけのことは、裕子、全く気にしてなかった』など、助詞を使わない超個性的な文章が印象的な小説。途中までは不穏な感じで楽しかった。怖くはない。図書館本

私に芥川賞はまだ早いようだ。物事の受け止め方が、なんか色々生きづらそうだなって思った。本の内容には関係ないが、Audibleの朗読が凄い特徴的で癖になる。

珈琲怪談と似たようなコンセプトの短編集だけど、各話毎に主人公が異なり、よりコンパクトな印象に。怪談というより不思議な話。ノスタルジックでエモい。『昭和94年の横丁』『歌うカステラ』が好き。図書館本

設定や世界観は面白いと思うんだけど、文章や登場人物がラノベ感強すぎてハマれなかったので、続きは多分読まない。スケールの大きな話なので、コミックやアニメ化したら楽しそうだし観ると思う。Audible

『もしかして、私たち入れ替わってる!?』モノは数あれど、15年間入れ替わったままお互いの人生を歩むストーリーは、なかなか斬新。他人の、しかも異性の身体で生きていくという経験を通して描かれる、変化球な成長譚。鮮やかで、物悲しい、でも前向きになれるような本だった。図書館本