
「迷える羊を導けるのは、迷える羊だった人間だけ」このフレーズに衝撃を受けた。やはり著者も迷える羊だったのだと。 本みくじで引いた本は、読み切るまで次の本みくじを引かない。とマイルールを決めているので、意を決して読み始めたはずなのに読む手が止まらず、一気に読み終えてしまった。 了読後、迷える羊の読者である私は、転職しなくて良かったと導かれた気がした。一度転職をして今の会社で働いている。直属の上司が嫌で転職を考えていたが、なんだかんた今の会社が好きだ。もう12年働いている。
運が良いのか悪いのか、転職しようか考えてた矢先、嫌な上司の上に社内だけではなく社外の人達からも信頼を得ていると人事から聞いた人が異動してきたからだ。飲み会の席で話す機会があったので、話してみたら噂通りの人だった。状況が一気に変わった訳では無いが、希望が見えた気がしたので転職せずに働いている。こんな気持ちになれる本に出会えるだから、やはり読書は最高だ!本作を産み出してくれた著者に感謝と、もし本当に著者が自らの手で心を攻撃しながら執筆していたのであれば、もう著者の心は癒えているのだろうか?癒えていて欲しい。
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