ネタバレアニメ視聴済なので、すんなりと読むことができた。ガンアクションがメインなのかなと思っていたけど、喫茶リコリコを中心とした人間ドラマがメインだった。個人的には『Takina's Cooking』が一番好き。1話でも全話でもアニメーションとして観てみたくなった。

ネタバレ2学期編。康貴と愛沙が付き合い始めた中、康貴にとって第3の幼馴染の有紀が登場。昔の容姿や性格から康貴は有紀のことを男子と思っていたが、実は女子だったという展開。しかも、引っ込み思案に。ただ、有紀は康貴から歌が上手だと褒められたのをきっかけに歌い手として動画を上げたり、自身の家のカフェで接客したり、球技大会で大活躍したりして自信を取り戻す。最終的には文化祭のミスコンで優勝し、康貴をキャンプファイヤーで誘うほど。愛沙とまなみと温泉旅行エピソードもあったけど、本巻は有紀がメインヒロインだったと思う。面白かった。

ネタバレ夏編。調理実習、バイト、花火大会を通じて夏臣とユイの距離が縮まっていく。面白い。慶繋がりで知り合った湊はあまり愛想は良くないけど、音楽に真剣すぎるが故というのが分かってからは印象は良くなった。ただ、慶はともかく、夏臣とユイも先輩なのだから少しは敬語を使った方がいいんじゃないかと。1巻から変わらず、三人称と一人称が混在している文章で読みづらさがあるけど、花火大会のときに夏臣とユイがそれぞれ恋を自覚するシーンを読んだら、こういう文章の書き方がこの作品には合っているのかなとも思えるようになった。

ネタバレ真理愛メイン。真理愛とドラマに出演することを通じて、末晴は進路について考えていく。その結果、末晴は大学には進学せずに芸能界に入ることを決断。そのことを生放送の情報番組で宣言。また、生放送中に真理愛が末晴のことが好きだと告白。このことで真理愛が一気にラブコメ戦線のトップに躍り出た印象。芸能人の利をフルに活かした感じ。ただ、黒羽も卒業までには告白の答えを聞かせてほしいと言っているし、何よりも哲彦がショートムーピー制作を通じて何か黒いことを企んでいる感じもする。続きが非常に気になる。

ネタバレアニメ視聴済なので、すんなりと読むことができた。ガンアクションがメインなのかなと思っていたけど、喫茶リコリコを中心とした人間ドラマがメインだった。個人的には『Takina's Cooking』が一番好き。1話でも全話でもアニメーションとして観てみたくなった。

ネタバレ文化祭編。演劇部存続のために晶とひなたが出演を頼まれるところから始まる。演目はロミオとジュリエットと王道。ロミオ役の晶はセリフを覚えたり、演技したりすること、そもそも体力がないことに苦労する。が、体力作りのジョギングをしたり、実の父親からのアドバイスを聞いたりしてメキメキ上達していくのは父親からの遺伝だろうか。しかし、ジュリエット役のひなたが事故に遭い、晶がジュリエット、涼太がロミオを演じる流れになるとは思わなかった。あと、ひなたは涼太に気があるのかと思ったけど、実は兄の光瑆でした……なのだろうか。

ネタバレ夏休み編。昔の聖良をよく知る椿が登場。ボーリング、海水浴、バイト、花火大会といった夏らしいイベントを通じて大和は聖良だけでなく椿との距離を縮めていく。3巻にもなったし、椿という女の子の存在もあって聖良の抱く大和への感情がだいぶ出てきたような気がする。また、椿もこれまで聖良をライバルと思っていたけど、今回のことを通じて友達になった。途中から大和のことを名前で呼ぶようになったし、大和を気にしているかなと思ったけど、それ以上に聖良のことを気にしているような感じ。帰省で聖良に何があったのか。次巻が気になる。