ネタバレ変わらぬ作風。1年に1冊なのでマンネリではなく安定の印象。面白い。若松にフルコースの食べ方を相談してきた女の子が可愛いので、若松をめぐる結月のライバル的なポジションになったら面白そうな気もするけど。あれでもう登場しないのだろうか。前巻で瀬尾兄とゆかりがカップルで、ここで一気にカップルが増えるのではと思ったけどそんなことはなかったか。まあ、それもこの作品らしい感じがする。

ネタバレ高2の冬（バレンタインデーまで）編。本巻も甘い雰囲気。周と真昼の仲が盤石なのもあってか、周辺の人物に焦点が当てられたエピソードもある。特に樹と千歳。樹が千歳を理由に父親との仲が悪いのはこれまでにも語られてきたけど、年末年始の一件があって少し進んだ感じがする。バレンタインデーでは周が調理実習の一件に関わっていた小西というクラスメイトからチョコレートをもらい、告白される。気持ちを伝えただけなのもあり、真昼との仲を揺るがすこともなく、むしろ深まった感じになるのがこの作品らしい。

ネタバレ変わらぬ作風。1年に1冊なのでマンネリではなく安定の印象。面白い。若松にフルコースの食べ方を相談してきた女の子が可愛いので、若松をめぐる結月のライバル的なポジションになったら面白そうな気もするけど。あれでもう登場しないのだろうか。前巻で瀬尾兄とゆかりがカップルで、ここで一気にカップルが増えるのではと思ったけどそんなことはなかったか。まあ、それもこの作品らしい感じがする。

ネタバレ周防家メインの巻。名家に生まれることの辛さや窮屈さを感じられる。ただ、政近の母親や母方の祖父のエピソードもあり、単に冷たい人なのではないのが分かる。有希が実の妹であるとアーリャに話したりと、自分が周防家の当主になる資格がほしいと祖父に直談判したりと政近の覚悟と決意を感じられる巻だった。重めなテイストが多い中で、久世家のカレーエピソードやアーリャの誕生日プレゼントのエピソードは面白かった。

ネタバレ罰ゲームの一件を乗り越え、本物の恋人同士でリスタートしたことで新章開幕といった感じ。ただ、罰ゲームについて七海の友人達や家族、友人達の恋人が謝ったり、陽信の方も罰ゲームと知っていながら過ごしていたことを家族で謝ったりときっちりと清算しているのがいい。イチャイチャしたり、トランポリンデートしたり、ナイトプールに遊びに行ったりと着実に交際を進めてるな。まさか、ウェディングドレスとタキシードを着て結婚式のようなことをする展開になるとは思わなかった。ラストの展開もあり、まだまだ罰ゲーム絡みで一騒動がありそうだ。

ネタバレ文化祭編。由美子の成績が下がってきたことで声優の仕事をセーブしたのもあり、学校生活がメインに描かれる。文化祭準備もあって由美子が学校生活を楽しむ中、夕陽が自分も受けたオーディションに受かっていたのを知ったら焦ったり、嫉妬したりするのも仕方ないかなと。それでも本音でぶつかったり、文化祭でのトラブルも由美子と夕陽の2人で乗り越えたりする展開は熱くて、まさに青春だなと思う。高校生の佐藤由美子としても、声優の歌種やすみとしても今後の目標ができて、これからどうなっていくのか楽しみ。

ネタバレ短編集第2弾。個人的には前のよりも読みやすくて好印象。特に千束が体調を崩してたきなが看病する『Cough』が面白かった。あと、スパルたきなが本巻最大のインパクトワード。