読み終わったあと「こんなことって…」という言葉しか出てきませんでした。 山火事という物理的なタイムリミットに追われる館で起きる殺人事件。 作中の火に急き立てられるようにページをめくり、読み終わった今は茫然と…。 探偵は真実を暴く者、暴かずにはいられない者。 全てが暴かれたどり着く結末に、胸が締め付けられます。

読み終わったあと「こんなことって…」という言葉しか出てきませんでした。 山火事という物理的なタイムリミットに追われる館で起きる殺人事件。 作中の火に急き立てられるようにページをめくり、読み終わった今は茫然と…。 探偵は真実を暴く者、暴かずにはいられない者。 全てが暴かれたどり着く結末に、胸が締め付けられます。

本を読んでると、「あぁこの人に会ってみたい」と思う事がある。 私にとってその一人が、この本に登場する「シャールさん」です。 生きてる限りしんどい事もあるし、今の自分に悩むこともある。足を止めて下を向いてしまう時、顔を上げて前を向くことを思い出させてくれる人。 何だか心が寂しい時に読みたくなる、暖かい本です。

全員「黒猫を飼い始めた」から始まるショートショート集。 とにかく作家陣が豪華すぎてどう考えても値段があってない。安すぎる。えぇんか…？ たった10頁程度の長さなのに読み応え抜群、しかも同じ書き出しとは思えないほど展開が多様。 背筋がゾッとする話から「いやそれはありなんか？！」とツッコミたくなる話まで、サッと読めてどこから読んでも面白い1冊です

ファンタジー＆ミステリーのバディものなんてハマらんわけがなかった！ こんなんハンバーグオムライスチーズのせみたいなもの…好物しかない。 ファンタジーなんだし～ってこちらが思いつく無茶推理を丁寧に潰された上で綺麗に伏線回収されるという、完敗感を味わいました……。 ライトに読めるのに読み応えは抜群。 主人公二人のやり取りも可愛くて大好きです