ネタバレ映画が気になって読み始めた。フィクションとはいえ終始スズキにイラつく。取調室・現場・一般人とそれぞれの視点で書かれており確かに映像化しやすいかもなと思った。スズキに対峙する類家の性格もなかなかなもので、清宮のような不甲斐ない思いをする刑事の方が読み手としては現実味がある。人が強い欲望や犯罪を踏みとどまっていられるのは理性や人情があるからなのかなと改めて思わされる。等々力の立場がどっちつかずで最後はそっちかよ！って落胆してしまった…警察という職業は誘惑が多いよね。長く勤めている人は強いなと改めて思う。

ネタバレ「方舟」を読んですぐこちらも読了。これ生存シリーズと化してほしいｗ推理小説は退屈でトリックも放棄してるよくない読者だけど、犯人や真実が分かる瞬間は好きなので読み応え抜群でした。一人称で書かれると主人公の周りで起きていることや認知していることしか読者はわからない、という読者の認識をうまく利用しているなと思う。前回もだけど犯人の回りくどい工作ができるバイタリティが凄い。計画犯罪あらまだしも突発的な殺人に文章を作ったり動機を固めたり、探偵役になってみたり…彼女が生に執着する理由を知りたい。

ネタバレ謎の地下施設に閉じ込められた7人グループ+3人家族。誰か一人がギミックを解除するため中に残ったら脱出できるという中殺人事件が起こり、犯人探しが始まる。探偵役の翔太郎さんが自身でも言っていたけど全員食堂かどこか同じ場所で過ごせば事件起こらなかったんでは？と思うｗ彼にもまた正常性バイアスが働いていたのかな？悠々とタイムリミットを待っていた時間が悔やまれる。最初のミスリードがどんでん返しの伏線になってる作品で個人的に思い出させるのはSAW（無印）だけど、匹敵するくらい面白かった。読んだ時間を返してほしいほどに笑

ネタバレ映画が気になって読み始めた。フィクションとはいえ終始スズキにイラつく。取調室・現場・一般人とそれぞれの視点で書かれており確かに映像化しやすいかもなと思った。スズキに対峙する類家の性格もなかなかなもので、清宮のような不甲斐ない思いをする刑事の方が読み手としては現実味がある。人が強い欲望や犯罪を踏みとどまっていられるのは理性や人情があるからなのかなと改めて思わされる。等々力の立場がどっちつかずで最後はそっちかよ！って落胆してしまった…警察という職業は誘惑が多いよね。長く勤めている人は強いなと改めて思う。