小説としては破綻しているように思える。部分的に面白い箇所もあるが、全体的にとりとめない感じ。集大成なのか、書きたかったものの寄せ集めなのか、どちらとも判断がつかないが、寄せ集めのように思える。ちょっと肩透かしをくった感じ。こういうのが読みたかったわけじゃないんだけどな。

前半は多少分かったが、後半はさっぱり分からなかった。前提知識がかなり必要。初級者向けではない。

身近な実験例での説明があり、非常に分かりやすい。流れは、いろいろ興味深い。

ダイアローグ形式で書かれてはいるが、内容的にはモノローグであり、そのように読んでも構わないと思う。プラトンが小説でないのであれば、これも小説ではないだろう。小説としては不満が残る。エッセー集にすれば良かったのではないか。あと、ユーモアのセンスが私とは合わなかった。

小説としては破綻しているように思える。部分的に面白い箇所もあるが、全体的にとりとめない感じ。集大成なのか、書きたかったものの寄せ集めなのか、どちらとも判断がつかないが、寄せ集めのように思える。ちょっと肩透かしをくった感じ。こういうのが読みたかったわけじゃないんだけどな。