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2025年12月の読書メーターまとめ

てるみ
読んだ本
23
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感想・レビュー
19
ナイス
81ナイス
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2025年12月に読んだ本
23

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

てるみ
800頁を超える大作だけれど、一気読みしちゃうくらい面白い。本当に有名なミステリー作品と登場人物名がどんどん出てきて、ミステリーファンは何かワクワクしちゃうしね。 往年の作品へのオマージュでありながら、それを逆手に取ったような展開で、久しぶりに「そうきたか…」と思ったわ。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
19

てるみ
ネタバレ想像していたのと違った。 子供部屋おじさんは、引きこもりもいるらしいが、大半は実家住まいで独身のおじさんというだけ。だから、盗聴器や小型カメラも仕掛けられるし、ドローン操縦をしにも行ける。 そうやって集めたデータをネットに晒したり会社に送り付けたりして、加害者を社会的に抹殺するんだけれど、達成感も爽快感もあまり無くて。最後に解散するので、おじさんたちも同様だったんじゃないか?
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
俳句から着想を得た物語で、ミステリーでも時代小説でもない宮部みゆきだが、怪しかったりヤバかったり、ズレている人たちがたくさん出てくる。
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
主人公は50代だけれど、老害と呼ばれる人だよね。根拠のない無暗に高い自己評価、己の正義を1ミリも疑わず他人を糾弾し、忠告に耳を貸さず、結果、まるっきり言葉が通じない人。当然、周囲からも家族からも疎まれるので、自己防衛のため、益々自分だけの正義感と高い自己評価を膨らませていくという悪循環。こういう人に絡まれたくないわー。 数人の顔が思い浮かんでしまう、今の日本が一番こわいかも。
てるみ
主人公・光の視点から、一人の女性が10代から70代へと歩みを重ねる中で、ライフステージの移ろいとともに心の在り方も変わっていく様が描かれている。思春期の戸惑い、新婚生活のときめき、子育ての喜び、仕事への葛藤、老いゆく伴侶への想い…。 作品中には、幾度となく、身体の描写が出てくる。光自身の、夫の、マネキンの身体へのこだわりも。 そして、レスにならない夫婦。光にとってセックスは、痛みを伴う、楽しいだけの行為じゃないのに。そこが少し不思議だったな。
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
ネタバレあれから5年。別れた夫を亡くした江子は少し浮上してきたところで、夫が売れっ子になった麻津子は結婚前のような不安定な気持ちに戻り、郁子は一人に慣れてきた。3人は、同年配のじいさんに絡まれたり、立退き問題に直面したり。 勅使河原の胡散臭さが面白い。恫喝要員?と男性のBL臭が気になる。江子が、久しぶりのときめきを手放せないのに共感する。 結局、「ここ家」は他県で営業再開することにし、2人と夫婦はその地へ移住し、ブラック企業を辞めた進もそこで仕事を探し、「ここ家」に下宿するようだ。また彼女ら彼らに会えるといいな。
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てるみ
せどりとは「価値ある商品を安く見つけること」で利益を生み、転売ヤーは「人気商品を買い占めて高く売りつけること」で利益を得るそうだ。 大黒柱の夫が心の病で休職し、時給で働く翠の給与で生活している。夫は高額な買い物を続け、少しでも収入が欲しくてフリマサイトを利用する翠に嫌悪感を示す。金が無い原因である夫は節約する気なし。でも、心の病の夫を責めてはいけない。いやあ、これは辛い。 せどり仲間との爆仕入れに疲れた翠は、仲間の2人が険悪になったのを機に、1人でフリマサイトに出品する生活に戻る。夫とはどうするのかな?
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てるみ
記憶力にすぐれて頭がいい「いずみ」は、捜査資料を覚えていて、未解決になっていた過去の事件を24時間で解決してしまう。憑依した署長は、事なかれ主義だったり、パワハラ気質だったり、能無しだったり、昭和なら「さもありなん」て感じのオッサンたち。現在に戻って、署長を始めとした「いずみ」が関わった警察関係者の履歴を確認しても、誰も不幸になっていないのがいいね。
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てるみ
消防隊長だった主人公・秋月は、5年前の水害で、義理の両親たちが救助に間に合わず流されるのを目の当たりにし、水恐怖症になった。誰にも言っていないし、仕事に問題ないはずなのに、指令室に異動になる。電話を受けるだけの仕事だと思っていた秋月だが、緊急事案以外の通報の多さに驚き、的確に通報をさばいていく部下3人に圧倒される。徐々に距離が縮まっていく4人だが、樋口と立石にも癒えない傷があった。 小さい町では顔見知りも親しい人も多いから、助けられなかった時の辛さは…ねえ。消防士のメンタルケア、ちゃんとしているのかな?
てるみ
ネタバレ大正時代の場末感のあるカフェ「西行」で、そこがふさわしい程度の女給たちと周囲の人々の話。関東大震災の2年後からスタートしている話なので、最初は大正時代のお洒落な雰囲気があったのに、女給たちの恋人や息子が戦地に送られたり、徐々に第二次世界大戦の影が落ちてくる。 最終章では、元女給たちが戦後の純喫茶「西行」に集まるが、話の中心は「西行」のウエイトレス。戦後復興の若い力を感じさせる。 100年前に較べ、現代は女性の権利が法的に守られているのに、社会や家族との問題や葛藤が変わっていない気がするのは何故だろう。
てるみ
ネタバレ異能の人の話かと思ったらフツーの男子大学生たちの話で、「まあ、子供や若い子たちが欲しい言葉って、大体決まっているし、見ていれば何となく分かることも多いしな」と納得したところに、異能者じゃん!となった。 何事にも平均値なのがコンプレックスの梨木だが、河野さんも常盤さんも「秋音」のことを話しても否定しないし、嫌われ者の大竹店長とも付き合えるし、コミュ力(弟力)と人間性がスゴイのに。 個性、個性と声高に論じられるようになって、特技も特別好きなこともない子供が自信を喪失しちゃうなんて、本末転倒のような気がする。
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
図書館で“リターンズ”の予約をしたので、読んでみた。 江子の物語が痛すぎる。50歳で10歳ほど下の女性と共同で惣菜屋を開いたら、ずっと一緒にいてくれると思っていた大好きな夫が、江子の共同経営者と結婚したいから、離婚してくれと言ってくるって…。10年経って、少しだけ心持が変わったようで、良かったよ。郁子が抱える行き場のない哀しみも、少しずつ癒えていくようだったし。二人の傷の深さが辛すぎて、麻津子の片思いが楽しそうに見えたわ。米屋の若い店員「進」が少し変わっている気がするが、今の若い子ってこんな感じなの?
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
800頁を超える大作だけれど、一気読みしちゃうくらい面白い。本当に有名なミステリー作品と登場人物名がどんどん出てきて、ミステリーファンは何かワクワクしちゃうしね。 往年の作品へのオマージュでありながら、それを逆手に取ったような展開で、久しぶりに「そうきたか…」と思ったわ。
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
ネタバレ八百長というか、江戸の頃から、興行の面が勝ると、「拵え相撲」というのが仕込まれていたらしい。強すぎてつまらないって愚痴、北の湖でよく耳にしたな。 大名家、相撲部屋の親方、興行等、周囲の思惑と事情で、ガチンコ勝負をさせてもらえない力士たち。彼らは何も言わないが、多平太は吠える。そんな多平太が、大名家の意地の張合いで雷電に横綱が授与されることはないと知るや、世論を味方に雷電を横綱にしようと、雷電の娘の死を利用し、雷電とも溝が出来る。雷電は横綱になることなく急逝。勝率9割6分2厘という稀代の大関が誕生したのだ。
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
ネタバレどれも青春って感じの小説で、面白かった。最後の脱出トリックは「おい…」だったが、女子高生の無敵感が表現されているのかもしれない。もちろん、大学生で交通事故死した事実と対比させてもいるわけだが。 「重力と飛翔」の小原と佐々は、読んでいて痛かったなあ。
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
推理を披露する探偵はポンコツで、事件解決に導くのは助手というパターンは、名探偵コナンや鴨乃橋ロンやテレビドラマ・ネメシス等、特に珍しくはない。ポンコツ名探偵は、打たれ弱いというか、メンヘラっぽい。「出来損ないだから名探偵になるしかないんだ」というセリフに、おまえバカだろ?だよ。でも、そういうトコが愛されキャラかなあ。
てるみ
死後の世界に居る塔子の父母と生きている塔子の仕事や恋人との日常が描かれる。 死んでもなお悔い続けるほどの深い傷って…。加害者は償って終わりにできるが、被害者は後悔と痛みに苛まれ続ける無間地獄を生きなければならないのか。死後の世界に来たからこそ、2歳で逝った息子・輝之を探し求める晶枝。そして、息子を亡くして閉じこもった妻や母と一緒に過ごさなければならなかった夫と娘も、辛くて苦しかった。死後の世界で夫婦が分かり合えたっぽいのと、大切な人と話し合っていこうと決める塔子に少し救われるが、重い作品だったわあ。
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
珈琲が無いカフェでもいいじゃん。 性的マイノリティがたくさん登場し、彼らの生きづらさを丁寧に描いている。反対に、「派手な服を着て、奇抜な髪の色にして、女装する男の浮気相手になっても、普通の女の子にしかなれない自分が好きになれない」中二病の24歳・コトリもいて。 主人公の姉は、弟が秘密を抱えていて、それが恋愛や結婚をしないことに繋がっていることは察している。でも、我が子には、女の子らしく、男の子らしくと、思っちゃう。 主人公の「命をかけて産んでもらい、人生をかけて育ててもらったのに、申し訳ない」が辛いね。
が「ナイス!」と言っています。
てるみ
文庫化されたので、読んでみた。期待通りだったし、3話目の安武さくらのように、常連になっても、傍目には代わり映えしない毎日を送っている登場人物がいるのがいい。 個人的には、大手出版社に勤める助川を「きっと自分では”美魔女“のつもりなのだろうけれど、五十近いらしい年齢は、完璧に施された化粧の下から意地悪いほど滲み出る」と評するのが好き。美魔女って、若作りした小綺麗なオバサンでしかないって、ちゃんと言ってくれてありがとう。
てるみ
私は子供を育てたことが無いので、希海が抱える夫と一人息子への鬱屈や罪悪感は全く分からない。ま、癇癪持ちで聞き分けの無い男の子を育てるストレスや「たかが趣味だろ」と言われる苛立ちは想像できるし、義妹・絢子の言い草に、妹って、こんなに意地悪なんだ…と驚いたし。共感するような出来ないような部分が多いのに、すごく面白かった。 一緒に競技かるたをしている主婦たちにも、趣味に没頭できる家庭環境ではない人もいて、励まし合い助け合い、時には傷をなめ合って、大会に挑戦する姿も良かったな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/08/04(165日経過)
記録初日
2023/04/26(996日経過)
読んだ本
536冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
166342ページ(1日平均167ページ)
感想・レビュー
369件(投稿率68.8%)
本棚
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