個人的には「獅子のたてがみ」のタイトル。それのこと(笑 なユーモア感。「国のしきたり」有能であり、職務に忠実な下士官だからこそのトリックと、それが事件だけではなく、人間と物語にも関わってくるのがとてもよい。他3編のノンシリーズ。最初の2つはヘンリースレッサー?みたいな感。悪くはないけれど。最後の「玉を懐いて罪あり」これはテナント少佐ものと同じくらいよい。特に文盲で話す事だできない証人への、尋問シーン! これがまたすべて伏線になっているのがよい。あと、オチ。お前ならそうするか(笑
なんか面白い?(笑 「けがれ」は、もっとも現代に近い発表年。翻訳本とほぼ同時期。なので、話の雰囲気がちょっと違う。インスマンスのオマージュだが、彼らへの優生思想的な部分をのらりくらりとポリコレ的に躱していく様! でも、ジェフの哀しさへのまなざしや、義父の奇妙な愛情など、わりとしみじみなところがあり、変わったクトゥルフ物だな……と、おもったけれど、残念、やっぱり、コズミックホラーでした! 感情移入させていた視点の医師が一番外道なのかーーい!(笑
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個人的には「獅子のたてがみ」のタイトル。それのこと(笑 なユーモア感。「国のしきたり」有能であり、職務に忠実な下士官だからこそのトリックと、それが事件だけではなく、人間と物語にも関わってくるのがとてもよい。他3編のノンシリーズ。最初の2つはヘンリースレッサー?みたいな感。悪くはないけれど。最後の「玉を懐いて罪あり」これはテナント少佐ものと同じくらいよい。特に文盲で話す事だできない証人への、尋問シーン! これがまたすべて伏線になっているのがよい。あと、オチ。お前ならそうするか(笑